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仮面ライダーセイバー30「彼女を、助けたい。」

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翔琉:真の敵は…マスターロゴスだった…

○○:これで戦うべき相手がハッキリしたな。ありがとう、翔琉。

ユーリ:やはり、組織に正義はなかったな。

○○:マスターロゴスが敵ってことは組織そのものが相手だ。でもソフィアさんが帰ってきた。

叶芽:そうね、剣は常に万全の状態に保っておくわ。

ひかる:みんなでマスターロゴスを止めよう!

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天:次こそは倒したいな〜水の剣士には借りがあるし〜

由依:でも、今は聖剣よ。この世界とワンダーワールドを一つにして私達の世界を創る。

天:いいよ〜私が進めてあげる。

天の目の前にシャボン玉が現れ、その中には夏鈴が写っていた。

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夏鈴:……!な、なにあれ…

夏鈴の目の前にはワンダーワールドが広がっていた。

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○○:マスターロゴス側には関有美子、関雷牙、2人の剣士がいます。有美子は煙の剣士で、物理的な攻撃が効きません。

保乃:厄介な相手やったな。

翔琉:関雷牙、デュランダルは瞬間移動を使って攻撃してきます。その攻撃で○○は背後から斬られました。ごめん…○○。

○○:大丈夫だ。ユーリさんのおかけでもう平気だ。

ユーリ:あいつの技はよく分からん。俺の知らない剣だ。

叶芽:おそらく時の剣ね。

颯:時の剣?時間を自由に操れるってことか?

叶芽:話を聞く限り違うようだけど…私にもよく分からないわ。

ソフィア:マスターロゴスは全知全能の書の一部を持っています。代々受け継がれてきたその力はとても強大です。

○○:由依姉…メギド達も全知全能の書に近づいている筈です。

叶芽:行方不明者も大勢出てるしね。

○○:本にされてしまった人たちも必ず救います。

叶芽:うん、今、ユーリでしか人とメギドを分離出来ないけど○○は分離しかけたし!

○○:あの時は救いたい一心で無我夢中で…

叶芽:○○の思いに烈火が反応したのね。いずれにしろ、○○と烈火ならきっと救えるわ。

ユーリ:タッセルと連絡が取れなくなった。俺は様子を見てくる。

颯:待てよ。お前じゃなきゃメギドを分離出来ないぞ!

ユーリ:あいつはこの戦いに勝つために重要な存在だ。それに今、○○なら救えると言っただろう?

ユーリは行ってしまった。

ソフィア:全知全能の書の復活は必ず止めなければなりません。ここにいるあなた達こそが世界を守る真の剣士です。

一同:はい!

ソフィア:!メギドが現れたようです。

恭太郎:久しぶりに、俺たちで行くか?

○○:そうだな!

翔琉:行くぞ!

○○達は現場に急行すると街でネコメギドが暴れていた。

○○&恭太郎&翔琉:変身!

火炎剣烈火:烈火抜刀!エレメンタルドラゴン!

水勢剣流水:流水抜刀!キングライオン大戦記!

雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!ゴールデンアランジーナ!

○○はセイバー エレメンタルプリミティブドラゴンに、恭太郎はブレイズ キングライオン大戦記に、翔琉はエスパーダ ゴールデンアランジーナに変身した。

ネコメギド:私の邪魔をするな。

ネコメギドはセイバー達に衝撃波を放ったがセイバーはスラッシュの技を使い跳ね返した。

セイバー:ハアッ!

ネコメギド:クッ!

ブレイズ:○○すげぇな…俺だって!

ブレイズとエスパーダはネコメギドを押さえつけた。

ブレイズ:今だ!○○!斬れ!

セイバー:あぁ!分離して中の人を救い出す!

セイバーの持つ火炎剣烈火が赤く光った。

エスパーダ:光った!今だ!

セイバー:ハアァァーーッ!

セイバーがネコメギドに斬りかかろうとするとネコメギドの胸にアクセサリーにされた人間がいた。

セイバー:危ねっ!

セイバーはネコメギドに攻撃できなかった。

ネコメギド:そうよ、これは私が人間で作ったもの。攻撃したらどうなるかしら?

ブレイズ:卑怯だろ!

ネコメギド:卑怯?だからどうしたの?

ブレイズ:ふざけるなぁァァッ!

ブレイズがネコメギドに攻撃を仕掛けたが寸前でネコメギドが姿を人間に戻すとその正体は○○達のクラスメイト、藤吉夏鈴だった。

ブレイズ:!藤吉!?

ネコメギド:ハッ!

ブレイズ:グァァァッ!

ネコメギド:フフフッ ど・う・す・る・?

ブレイズ:よくも…藤吉を…!

ブレイズは怒りに燃え思わず斬りかかるがセイバーとエスパーダが静止した。

エスパーダ:待て!お前が斬ったら、藤吉が助からないぞ!

ネコメギド:そういう事!

それでも攻撃しようとするブレイズだったがズオスが出現した。

ズオス:あの子は助けられないよ!

ブレイズ:黙れッ!!

ズオス:特に…君にはね!!

恭太郎:グアァァァァァッ!

ズオスの攻撃で変身解除してしまった。

ズオス:聖剣は私が貰う!ハアーーッ!

セイバーとエスパーダはズオスの攻撃を受け止めた。

ズオス:じっくり痛ぶってからね!

ズオスとネコメギドはその場から撤退した。

恭太郎:クソッ!!

ソフィア📞:○○君達のクラスメイトがメギドに…大変な事になりましたね。

叶芽📞:メギドが現れた場所では大勢の人が消えてるわ。

○○📞:メギドが人をアクセサリーにしています。

恭太郎📞:ユーリはどこですか!?

叶芽📞:まだまだ戻ってないわ。連絡もつかないし。

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ユーリ:おかしいな。何かあったのか?

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恭太郎:こんな時に一体何処で何をやってんだよっ!?

○○:どうしたんだよ恭太郎。落ち着けよ。

翔琉:その通りだ。1回深呼吸しろ。

恭太郎:○○と翔琉こそ、なんでそんなに落ち着いていられるんだ?藤吉は俺たちのクラスメイトだぞ!早く助けないと!

翔琉:だから落ち着けって!

恭太郎:そうだ!○○なら藤吉を救えるんだよな?

○○:いや、まだ完全には分離できない…

恭太郎:だったら俺がやる!

恭太郎は一人走り去って行った。

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由依:どうしてトドメを刺さなかったの?

天:もう少し楽しませて欲しいな〜私の血が叫んでいるの、剣士たちを徹底的に踏みつけてからってね!

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一人で恐怖に怯える夏鈴。

夏鈴:私…人を襲ったの…?これからどうなっちゃうんだろう…

恭太郎:藤吉!

夏鈴:恭太郎君…助けて…

恭太郎:あぁっ!

天:君には無理だって言ったでしょ?

そこに天が現れた。

恭太郎:どうして藤吉を…!

天:さぁね…運が悪かったんじゃない?

天はズオスに変貌した。

恭太郎:変身!

水勢剣流水:流水抜刀!キングライオン大戦記!

ブレイズ:ハアッ!

ズオス:ホッ!

ネコメギド:ハッ!

ブレイズとズオスの交戦に夏鈴がネコメギドとなり、ブレイズに襲いかかった。

ブレイズ:絶対に…絶対に藤吉を救う!

ブレイズ:なんで光らないんだ!

セイバーの烈火のように発光しない流水。

ズオス:ハッ!

ブレイズ:グハッ

ブレイズ:気持ちが足りないのか…!?

ブレイズ:ハアァァァーッ!

ネコメギドに攻撃したブレイズだったがそれでも発光しない流水。

ブレイズ:なんで!?なんでだよ!?

ネコメギド:あんた一人じゃ無理だって私の中の子は思ってるみたいよ。

ズオス:君の相手は私!

ブレイズ:邪魔すんなっ!!

ブレイズの水流攻撃をずオスは二刀の剣であっさりとかき消した。

ズオス:一度見た攻撃は通用しないの!

ズオス:私は君たち人間とは根本的に違うの!強い奴と戦う度に強くなる!今も、そしてこれからも!

ズオス:君と戦う度に私は強くなる!君に、勝ち目は1ミリもない!

ブレイズは変身解除した。

恭太郎:グァァァァァッ!

ズオスは恭太郎の腹部に数発のパンチをくらわした。

恭太郎:ガハッ!

ズオス:トドメだぁ!

恭太郎にトドメを刺そうと襲いかかったズオスの剣を火炎剣烈火で受け止めた○○。

恭太郎:○○…

○○:藤吉を助けるんだろ! 変身!

○○はセイバー エレメンタルプリミティブドラゴンに変身し、ズオスと交戦。

セイバー:絶対に救う!

セイバー:ハァァァァァーーッ!

セイバーは烈火を発光させ、ネコメギドから夏鈴を分離しようと斬りかかり夏鈴が分離しかけるがネコメギドへ戻ってしまう。

セイバー:ダメか…いや!もう一度だ!

ズオス:そうはさせないよ! ハアッ!

セイバー:グァァァァァッ!

恭太郎:変身!

水勢剣流水:流水抜刀!キングライオン大戦記!

恭太郎も再度変身し、ズオスに応戦するブレイズだが圧倒されてしまう。

ズオス:私を倒すんじゃなかったの!?

ネコメギド:弱すぎ。この子も言ってるよ。「期待したのがバカだった…ガッカリ。」ってね!

ブレイズ:……

ズオス:立て!

ブレイズ:俺は…弱い…

ズオス:ちょっとちょっと〜

ブレイズ:俺じゃ…何も救えないのかっ!……ウォォォーッ!

ブレイズは身を挺してズオスを抑え込む。

ブレイズ:○○!藤吉を頼む!

セイバー:恭太郎…今度こそ!

再度セイバーは烈火を発光させネコメギドへ走り込み斬りかかった。

セイバー:行ける!今なら出来る!

恭太郎:グァァァァァ!

その時、恭太郎は変身を解除し、ズオスがトドメを刺そうとする。

セイバー:恭太郎っ!

恭太郎の危機に気づいたセイバーは夏鈴とネコメギドの分離を中断し、恭太郎を守ることを優先したがズオスの一撃を止めたセイバーは変身解除に追い込まれた。

○○:グハッ!

ズオス:やっぱり、君たちとやるのは楽しいね。いいよ、仕切り直てあげる。

ネコメギド:ばいばーい

ズオスとネコメギドはその場から立ち去った。

○○:大丈夫か?恭太郎…!

恭太郎:うぁぁぁぁぁぁぁぁッ!

Fin.

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