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仮面ライダーセイバー24「彼の暴走は、私が止める。」

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ひかる:なに、この本…。○○は暴走しちゃったし…

○○:本を読んだ瞬間に意識が無くなった…

ユーリ:すべてこの本の力か。俺も知らない力のようだ。

叶芽:この本、一体どこで…?

○○:マスターロゴスを探していたら、男の人に会って、着いて行ったらゲートが開いて、そこに本を持った由依姉が…

叶芽:禁書庫から盗み出したってこと!?

ひかる:禁書庫?

叶芽:危険な本の力を封印してる場所よ。あそこにはマスターロゴスしか入れないはず…

○○:その本、解析出来ますか?

叶芽:やってみよう。ノーザンベースの装置が使えるはずよ。

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天:なんなの!あの力!

由依:奪おうとした禁書の力よ。

天:炎の剣士に取られちゃ、意味ないじゃん!

由依:必ず取り返すわよ。あの力は私たちにこそ相応しいもの。

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有美子:申し訳ありません。奪われた禁書は小林○○に渡ったようです。すぐに回収を!

マスターロゴス:それには及びません。しばらく彼には持っていてもらいましょう。

有美子:……

マスターロゴスの言葉に戸惑いを見せる有美子。

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叶芽が書庫の本を数冊押すと電気がつき、装置が稼働すると奥から1人の人物が現れた。

??:○〜○〜…

○○:か、翔琉!?

翔琉:○○!!

翔琉は怒っている様子だった。

翔琉:おい、○○!お前勝手に何処か行きやがって!大変だったんだからな!

○○:本当にごめん!まじでごめんって〜!

翔琉は○○を追いかけ回していた。

翔琉:まぁ、収穫もあったからいいけど。

ひかる:収穫?

翔琉:これだ。

翔琉は奥から二冊の本と一本の聖剣を持ち出した。

叶芽:それって!?

○○:闇黒剣月闇とジャアクドラゴン、ジャオウドラゴン!?

翔琉:○○を探している時、たまたま入った部屋にあってな、取り返してきた。

叶芽:これは大切に保管しておきましょ。

叶芽は闇黒剣月闇と二冊のブックを保管しに行った。

叶芽:よしっ、解析を始めましょうか。

プリミティブドラゴンWRB:『プリミティブドラゴン!』

装置の上に置き、解析を始めた。

叶芽:○○君、マスターロゴスには会えた?

○○:いや、会えなかったです。

叶芽:そっか…

解析が終了した。

叶芽:やっぱり解析不能か〜

ユーリ:この本が危険なのはハッキリしている。しばらくは使わない方がいいだろう。

○○:……

ユーリ:どうした?

○○:あの本に書かれていた文を思い出してたんです。「忘却の果てに悲しみが…。それは破滅を求める手。」

ひかる:どういうこと?

○○:分からない…でも過去の文献を探せば何がヒントがあるかも…探してみるか。

ひかる:私も手伝う。

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有美子:メギドは禁書を盗み出そうとしたようですが、結果、小林○○がその力を手にし暴走しました。あの禁書は必ず回収しなければなりません。場合によっては、小林○○を斬ってでも…

颯:それもマスターロゴスの命令か?

有美子:……

颯:どうなんだ!!

有美子:……

颯は何処かへ行こうとした。

有美子:何処へ行くつもりですか?

颯:外の空気を吸いに行くだけだ。

颯は外へ出た。

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颯:……

??:颯さん…

颯:翔琉か…どうした?

翔琉:全部○○から聞きました。

颯:……

翔琉:颯さんは迷っているんじゃないですか?

颯:……

翔琉:組織が怪しいって事は分かっていても組織を裏切れない…

颯:あぁ、そうだ。

翔琉:それなら、○○と勝負してみては?

颯:…あいつと…勝負…

翔琉:まぁ、颯さんが勝負する、しないは颯さんの自由です。

翔琉はそう言って去って行った。

颯:勝負…か…

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天:禁書の力を手に入れてどうするつもり!?取り込まれかけたんでしょ?

由依:もし、私が使えなかったらカリュブディスにでもあげようと思ってね。

そこにプリミティブドラゴンの一撃に生き延びた瑞穂がボロボロの状態で戻ってきた。

天:生きてて良かったじゃん!

瑞穂:あああああーーーーーっ!!!

瑞穂はアルターブックを掴みながら絶叫した。

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ノーザンベースで文献を調べる○○とひかる

○○:これがそうなのか…?

ひかる:なにかあった?

○○:これ見てくれ。「悲しみの物語。」この本の内容を読み解くことが出来たら、何か分かるかもしれない。

ひかる:全然読めないんだけど…

そこへ颯が来た。

颯:俺と戦え!○○!

○○:颯さん…

颯:安心しろ、これが最後だ。

○○:分かりました。戦います。

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高架下に移動した○○達。

颯:お前の全てを見せてみろ!

○○&颯:変身!

火炎剣烈火:烈火抜刀!ブレイブドラゴン!

風双剣翠風:猿飛忍者伝!双刀分断!
壱の手、「手裏剣!」弐の手、「二刀流!」
「風双剣翠風!」

剣斬:そうじゃねぇ。お前の全ての力をぶつけろ!本も剣の全ての力だ!

セイバー:これでいいんです。

セイバー:ハアーッ!

剣斬:ハッ!

火炎剣烈火を風双剣翠風で受け止める剣斬。

剣斬:剣が重いな…強くなったか!だがな!

剣斬:ハッ!

セイバー:グッ!

セイバー:次!行きます!

火炎剣烈火:烈火抜刀!クリムゾンドラゴン!

セイバー:ハアッ!

剣斬:クッ!

火炎剣烈火:必殺読破!
烈火抜刀!ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!
ファ・ファ・ファ・ファイヤー!

セイバー:ハアッ!

剣斬:グッ!やるようだな!

こぶた3兄弟WRB:『こぶた3兄弟!』『とある三兄弟が繰り広げる、お家を守る戦いの物語…』

風双剣翠風:こぶた3兄弟!双刀分断!壱の手、手裏剣!弐の手、二刀流!風双剣翠風!
『翠風の巻!甲賀風遁の双剣が、神速の忍術で敵を討つ!』

剣斬は忍者ぶた3に姿を変えた。

剣斬は3人に分身してセイバーに襲いかかった。

剣斬1:ハッ!

剣斬2:ハアッ!

剣斬3:ハァ!

セイバー:グハッ

セイバー:なら!

火炎剣烈火:『ブレイブドラゴン!』ふむふむふーむ…習得三閃!

風双剣翠風:こぶた3兄弟!ニンニン!
翠風速読撃!ニンニン!

セイバーの習得三閃と剣斬の必殺技がぶつかり合った衝撃でセイバーのストームイーグル、西遊ジャーニー、剣斬のこぶた三兄弟WRBが転がり落ちた。

セイバー:まだまだ!俺の持てる力を全て颯さんに!

火炎剣烈火:烈火抜刀!ドラゴニックナイト!

セイバー:ハアッ!

剣斬:グッ!

セイバー:ハアーッ!

セイバーは火炎剣烈火の刀身に炎を纏い斬った。

剣斬:グハッ!

剣斬:火炎剣烈火の力を引き出し初めてやがる!だったら、これだ!

風双剣翠風:猿飛忍者伝!ニンニン!
翠風速読撃!ニンニンニニーン!

セイバー:それならこっちも!

火炎剣烈火:スペシャル!ふむふむふーむ…

剣斬:疾風剣舞!

セイバー:豪火大革命!!

セイバーの必殺技と剣斬の必殺技が互いに当たり両者変身解除した。

ひかる:○○!

颯:可能性…か!

叶芽:(○○君にその可能性を見出した!)

叶芽の言葉が脳裏をよぎった。

○○:颯さん…!迷いがあるんじゃないですか!

颯:こいつ……ちょっとはやるようになったが、剣士としてはまだまだだな。しょうがねぇ。俺が面倒見てやる!

○○:えっ…?

ひかる:どう言うこと?

颯:今日から俺はお前達と一緒に戦うって言ってんだよ!

○○:ありがとうございますございます…!

颯が仲間になった喜びのつかの間、急に煙が湧いた。

ひかる:何?この煙…

煙が晴れると○○と颯が落としたWRBが消えていた。

ひかる:あっ!?ブック消えてるよ!!

颯:何!?

有美子:……

遠くから驚く○○達を見つめる有美子の手には一本の聖剣と煙の中で消えたブックがあった。

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叶芽:颯も組織を離れるのね。

颯:俺もこいつの可能性に賭けてみることにした。だが…俺たちはブックを奪われた。

○○:あの煙…一体何なんだ?

叶芽:煙の力を持つ聖剣は確かに存在する。だけど、今の所有者は誰かは聞いたこともあったこともないわ。

ひかる:その人が組織の裏切り者!?

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傷だらけの瑞穂が街に現れ、絶叫しながらレジエルに変貌。

瑞穂:はぁ…はぁ…うわあああああああーーーっ!はぁっ!

瑞穂はレジエルに変貌し街を破壊していった。

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○○:ユーリさん、思い出した事があるんです。

ユーリ:思い出した事?

○○:俺が意識を失ったとき、夢を見ました。少年が俺に手を伸ばしていてとても悲しそうな顔をして…。まるで1人ボッチになった子供みたいに…

○○とユーリが話していると白い本を持ったひかるが駆け込んで来た。

ひかる:○○、ユーリ!メギド!メギドが出た!

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レジエル:うわぁぁぁぁーーーっ!!!

レジエルは暴れていた。

レジエル:出てきなよ!○○君!

そこに○○とユーリが駆けつけた。

○○:レジエル!

レジエル:やっと来た!

○○:へんしn…危ねっ!…変身!

変身体制に入ったが待ちきれなく○○に襲いかかったレジエル。

ユーリ:変身!

火炎剣烈火:ドラゴニックナイト!

サイコウドライバー:最光発光!
Get all Colors!エックスソードマン!

セイバー&最光:ハアッ!

レジエル:グッ!

レジエル:今度こそ倒してあげる!私の全てを賭けてっ!

レジエルは大量のアルターブックを自身に取り込む
とパワーアップし、全身から強烈なオーラを放った。

レジエル:ハアッ!

セイバー:グハッ

レジエル:ハァ!

最光:グッ!

レジエルはセイバーと最光を圧倒していった。

最光:この力、今までとは違うぞ!

セイバー:このままじゃ…!

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叶芽:ん?

ノーザンベースで解析中のプリミティブドラゴンWRBが突如叶芽の目の前に浮かび消えた。

叶芽:消えた!?

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レジエル:これで!最後!

レジエルはセイバーにトドメの一撃を放ったがそこへプリミティブドラゴンWRBが突如現れ、その一撃を防いだ。

セイバー:うぁぁぁぁ…あぁぁぁ…

プリミティブドラゴンWRBはセイバーの意識を乗っ取った。

最光:マズい!

プリミティブドラゴンWRB:『プリミティブドラゴン!』『ブレイブドラゴン! ゲット!』

火炎剣烈火:烈火抜刀!


『バキッ!ボキッ!ボーン!』

『ガキッ!ゴキッ!ボーン!』

『プリミティブ!………ドラゴン!』

セイバー:グゥゥゥ……グォオオオオ―――ッ! ウウ……ハァァ……ヴァァァァァァァァッ!!

セイバーはプリミティブドラゴンへと姿を変えた。

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有美子:一つよろしいでしょうか、あの禁書とは一体なんですか?

マスターロゴス:あれは、いずれ我らに栄光をもたらしてくれる本です。

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セイバー:ア"ァァァァァッ!

セイバーはレジエルを圧倒していった。

最光:○○!しっかりしろ!

セイバーは最光の声を聞き攻撃の矛先を最光へと変えた。

セイバー:ア"ァァァァァァッ!

最光:グハッ!

最光:○○、俺だ…!分からないのか?

翔琉:ユーリさん!

そこへ翔琉が駆け付けた。

最光:君か!気を付けろ!今の○○は意識がない!

翔琉:意識がない?暴走してるって事か!

翔琉:変身!

雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!ゴールデンアランジーナ!

翔琉はエスパーダに変身し、セイバーを相手取った。

エスパーダ:○○!落ち着け!

セイバー:ア"ァァァァァァッ!

セイバーはエスパーダに攻撃。

エスパーダ:グアァァァッ!

エスパーダ:○○!俺だ!分かるか?

エスパーダはセイバーに掴みかかった。

セイバー:ヴァァァァァァァッ!

セイバーはエスパーダに馬乗りになり攻撃した。

エスパーダ:グハッ!

恭太郎:○○!また暴走してんのか!

そこへ恭太郎も駆け付けた。

セイバー:ア"ァァァ…

恭太郎:変身…うぁぁぁっ!

恭太郎は変身しようとするとセイバーから骨のような手が伸びWRBを奪われた。

恭太郎:あっ!?

セイバーは奪ったライオン戦記WRBをセットした。

『ライオン戦記!』

セイバーの左胸の絵がライオン戦記の絵に変わった。

レジエル:うぅぅぅ…ハアッ!

レジエルは立ち上がり、セイバーに岩石を飛ばすがセイバーはそれを粉砕した。

プリミティブドラゴンWRB:『グラップ必殺読破!』

火炎剣烈火:烈火抜刀!クラッシュ必殺斬り!

セイバーはライオンセンキを呼び出し、レジエルは吹き飛ばされた。

レジエル:うぁぁぁぁぁぁぁっ!

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マスターロゴス:あれは悲哀の魂が宿る本。あの哀しみを理解する者はいないのかもしれません。理解されないが故に、破壊の限りを尽くす…

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??:辞めて○○!目を覚まして!

そこへひかるが現れ静止を呼びかけたがその声を聞き、セイバーはゆっくりと近づいて行った。

セイバー:ア"ァァァァァ…

セイバーの前に最光が立ち塞がった。

最光:ひかる!逃げろ!

ひかる:逃げない!○○は…私が止める!

ひかるはWRBと聖剣を取り出した。

ジャアクドラゴンWRB:『ジャアクドラゴン!』
『かつて、世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった1体の神獣だった…』

闇黒剣月闇:ジャアクリード!

ひかる:変身!

闇黒剣月闇:闇黒剣月闇!
Get go under conquer than get keen.(月光!暗黒!斬撃!)

ジャアクドラゴン!

『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』

ひかるは仮面ライダーカリバーに変身した。

セイバー:ア"ァァァァァァッ!

セイバーは最光とカリバーに向けて攻撃をしたが光の剣と闇の剣を共鳴させ、攻撃し変身解除させた。

最光&カリバー:ハアーーーーッ!

○○:ぐぁぁぁぁぁっ!カハッ!

○○:…カリ…バー…?

○○は気を失ってしまった。

Fin.

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