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仮面ライダーセイバー45「開く、最後のページ。」

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由依は4つの棺桶を前にしてWRBを開くと、棺桶の上蓋が開き、そこから手が出てきた。

由依:さあ、始めましょう

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地上ではワンダーワールドと世界の境界線に築いていた防御壁が破壊され、街で巨大な本が次々と現れた。

ソフィア:皆さん!ワンダーワールドの侵食が始まりました!

一同は慌てて街へと向かう。

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澤部:見てください!街に巨大な本が!

土田:何言ってるんですか?澤部先生。何も見えないですよ。

澤部:えっ?

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マミ:怖いよ、レミ。

レミ:マミ、早く逃げなきゃ!

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現場に○○達が到着する。

颯:ワンダーワールドに飛ばされた人達を助けるぞ!

ブックゲートを使いワンダーワールドに入ろうとするが何故か入れない。

○○:!多くの人が助けを求めてる!

○○の瞳に大量のシミーに襲われている人々が映る。

ユーリの体が透明になりかける。

○○:ユーリさん…体が…!?

ユーリ:ワンダーワールドが崩壊しかけている影響だ。

恭太郎:そんな…早く何とかしないと!

ユーリ:俺は光の剣があるから心配ない。それより、問題は○○の姉だ。奴は目次録と始まりの5人の力を全て集め全知全能の書に匹敵する力を手に入れた。

○○:この異変を止めるには由依姉の持つあの本を…

由依:まもなく…終わりの時…

そこに由依が現れた。

○○:由依姉!もうこんなことは止めてくれ!

由依:そうですね…"この体"はもう用済みです…

○○:何言ってんだよ…

すると由依の体からWRBが飛び出し、由依はその場に倒れた。

○○:由依姉!由依姉!

○○は由依のもとへ駆け寄る。

○○:由依姉!由依姉!目を覚まして!

由依:ん〜…○○?私…何してたんだっけ…

○○:覚えてないの?

由依:うん…○○が初めて櫻坂高校に行ったあとから記憶が無いの…

??:それもそのはずです…

WRBから人が出てきた。

○○:お前は…?

ストリウス:私はストリウス。

○○:お前が由依姉を操ってたのか?

ストリウス:えぇ。

するとストリウスはWRBを取り出した。

グリモワールWRB:『グリモワール!』『WHEN THE HOLY SWORD AND THE BOOK INTERSECT REWRITE THE WORLD』

ストリウスはドゥームズドライバーバックルへグリモワールWRBを装填した。

ストリウス:この世界の終焉は、荘厳で、美しくなければなりません……変…身

グリモワールWRB:『OPEN THE GRIMOIRE THE END OF THE STORY!
KAMENRIDER STORIUS!』

ストリウスは仮面ライダーストリウスへと変身した。

ストリウス:"物語"の結末は……私が決めます……!

○○:ひかる…由依姉を連れて逃げろ!

由依:何言ってるの、○○!早く逃げよ!

○○:大丈夫、早くひかると逃げて。

ひかる:由依さん、早く逃げましょう。

ひかるは由依を連れて撤退した。

一同:変身!

刃王剣十聖刃:クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー!

タテガミ氷獣戦記WRB:『全てを率いし、タテガミ!氷獣戦記〜!』

『ガオーッ! LONG GET!』

月光雷鳴剣黄雷:月光黄雷抜刀!
アラビアーナナイト!
SPARKLE NIGHT!

土豪剣激土:玄武神話!ブッた斬れ!土豪剣激土!

風双剣翠風:猿飛忍者伝!双刀分断!風双剣翠風!

音銃剣錫音:ヘンゼルナッツとグレーテル!銃剣撃弾!音銃剣錫音!

サイコウドライバー:最光発光!
Get all Colors!エックスソードマン!

一同はそれぞれ変身した。

グリモワールWRB:『OPEN THE STORY OF THE END!』

ストリウスの前に4人の老人が出現し、セイバー達を囲んだ。

スラッシュ:もしかして…四賢神!?

剣斬:とんでもねぇ奴、呼び出しやがって。冗談じゃねぇぞ!

ストリウス:マスターロゴスに排除されたようですが、全盛期以上の力を持って蘇らせました。

四賢神はそれぞれ、ロード・オブ・ワイズスパルタン

ワイズハイランダー

ワイズディアゴ

ワイズクオン

に姿を変えた。

ロード・オブ・ワイズ達はセイバーらに襲いかかる。

ワイズスパルタン:……

ブレイズ:グハッ!

剣斬:グッ!

ワイズスパルタンが戦斧と大剣で攻撃し、ブレイズと剣斬は苦戦する。

最光:ハッ!

ワイズディアゴ:……

最光:グッ!

ワイズディアゴはツインレイピアで最光を攻撃する。

エスパーダ:ハアァァーーッ!ハアッ!

ワイズディアゴの背後を突き、エスパーダが攻撃をするが避けられた。

ワイズディアゴ:……

エスパーダ:グハッ!

ワイズディアゴ:……

エスパーダ:グァァァァァァァァァッ!

逆に同じような動きと技て反撃を受ける。

エスパーダ:嘘だろ!?同じ攻撃で返された…!

スラッシュ:当たり前よ!剣技は全て賢神達が創ったものだから!

ワイズハイランダー:……

スラッシュ&バスター:ウァァァッ!

ワイズハイランダーの大鎌での攻撃にスラッシュとバスターの2人がかりでも苦戦する。

バスター:オリャァ!

バスターが攻撃するが鎌で受け流し、それを竜巻に変換させて反撃されてしまう。

バスター&スラッシュ:ウァァァァァァァァァァッ!

セイバー:ハアッ!

ワイズクオン:……

ワイズクオンは二刀流でセイバーと互角の戦いをする。

刃王剣十聖刃:刃王必殺リード!既読十聖剣!
刃王必殺読破!刃王クロス星烈斬!

セイバー:刃王クロス星烈斬!

セイバーはエンブレムを押し込んだ後にスライド操作で十聖剣の力を読み込んで発動し、ワイズクオンに放ったが、セイバーの必殺技を吸収し、同じ技で反撃した。

セイバー:グァァァァァァァァァッ!

ブレイズ:○○!

ストリウス:どうです?堪能して頂けましたか?私からも1つ、差し上げましょう!!

グリモワールWRB:『OPEN THE STORY OF THE END!』

ストリウスは空中に浮かび、セイバー達に必殺技を放った。

セイバー:ヤバい!

セイバーは刃王クロス星烈斬でバリアを貼るが…

ドゴーーーンッ!!!

一同:ウァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

セイバーのバリアもあっさり破られセイバー達全員が変身解除に追い込まれる。

ストリウス:2000年かけて創り上げてきたこの文明、そしてこの世界も壊れる時は、ほんの一瞬です。ああ…なんて美しい…!

○○:俺たちで…必ず止めてみせる…

ストリウス:それでは…こう言うのはどうでしょうか?

ストリウスの後ろに巨大な剣のようなものが召喚され、地中から不気味な塔が現れた。

ストリウス:待っていますよ。私の英雄。

そう言うとストリウスは四賢神と共に去っていく。

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颯:○○のお姉さんに取り付いてたヤツと四賢神に手も足も出なかった…!

ユーリ:しかもワンダーワールドの崩壊はその力によって生み出されたのも、全てに影響を及ぼす。いずれ、ワンダーワールドもその力を失うだろう。

叶芽:このままじゃ…世界も人々も消えてしまう…

翔琉:未来は変えられる。俺は○○を、みんなを、人の強さを信じる。人の思いがこの世界、未来を創るんだと…そうだろ?○○。

○○:あぁ!

恭太郎:ストリウスの手に入れた力はかなりヤバい。残された時間は少ないかもしれない…でも俺には守りたい大切な人たちがいる!

○○:ああ…ここにいるみんなだって、仲間や…家族、これからもずっと一緒にこの未来を生きていたい人がいる。俺たちだけじゃない。この世界に生きる、全ての人にもそういう大切な人がいて、それぞれの物語を紡いでいる。その物語を終わらせちゃダメだ!

○○:必ず守ろう。俺たちの力で!

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サウザンベースのリベラシオンで鍛錬する関兄妹。そこへ…翔琉がやってくる。

有美子:何の用ですか?

翔琉:お願いします。

雷牙:いつだ?

翔琉:明日の夜明けです。

何も言わずとも察する雷牙。そして翔琉は一礼して去って行く。

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保乃:何処におるんやろ?デザスト…

保乃はデザストを探していた。

保乃:デザスト〜!!

デザスト:呼んだか?

すると保乃の後ろからデザストが現れた。

保乃:うおっ!びっくりした〜!

デザスト:それで?何の用だ?

保乃:明日の夜明け、私たちと一緒に戦ってくれへん?

デザスト:一緒に戦う?

保乃:そう。ストリウスとか言うやつを早く止めんと世界が滅ぶねん。それはデザストも嫌やろ?

デザスト:……分かった。一緒に戦ってやる。

保乃:ほんと!?やったー!!

デザスト:ただし!全て終わったら俺と戦え!

保乃:分かった!それじゃあ私に着いてきて。

保乃とデザストは何処かへと向かった。

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○○:やっぱり落ち着くな〜

○○は自室にいた。

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ルナ:(私…どうしたらいいの?)

ルナは思い悩みながら歩を進めるルナがたどり着いた場所は○○と由依そしてルナが住んでいた家だった。

ルナ:(懐かしい…)

ルナは家に入り、家の中を散策する。

一通り散策し終えたルナは○○の部屋のドアノブに手をかけ、扉を開いた。

○○:ルナ?

○○と会ってはいけないと悩むルナは踵を返し走り出し去ろうとする。

○○:待って!ルナ!

○○はルナの手を掴んだ。

するとルナの体が輝き、成長した。

○○:そうか…今頃はもう中学三年生か…

ルナの大きくなった姿を見て涙を流す○○。

ルナ:も〜泣かないでよ〜

泣く○○を優しく抱きしめるルナ。

○○:ごめん…やっと面と向かって…話せたのが嬉しくて…

優しく抱きしめ返す○○。

ルナ:ほら、落ち着くまでこうしてあげるから。落ち着いて?

……

……

……

ルナ:落ち着いた?

○○:うん。ありがとう。

ルナ:私ね、どうしたらいいか分からないの…○○に会いたいけど、会ったら○○はこの世界から消えて、由依姉ちゃんやみんなと離ればなれになっちゃう。でも、このままだと世界が終わっちゃう。止めるには○○が力を…

ルナ:それに…それに私…人間じゃないみたいなの!

○○:フフ…ハハハ…!

ルナ:何で?何で笑うの!?

○○:ルナはルナだよ。それにほら、俺は消えない。

ルナ:それじゃあ、約束しよ!これからはずっと一緒!

○○の前に小指を出すルナ。

○○:あぁ!

ルナの小指と自分の小指を結ぶ。

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ストリウス:小林○○。この物語を美しく終わらせるために、貴方が必要です。

グリモワールWRB:『グリモワール!』

地球を赤い紋章のようなものが覆い、塔を中心にたくさんのメギドやシミーが出現。

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それに連動するようにルナの体が消えかかる。

○○:ルナ!?どうした!?

ルナ:○○…

○○:ワンダーワールドの影響がルナにも出てるのか…ルナはここで待ってて。ストリウスを倒して、この異変を必ず止めるから。

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翔琉、保乃、デザスト、颯、叶芽、ユーリのもとへ○○とひかる、恭太郎が合流し、歩みを始める。

○○:デザスト!?なんでお前が!?

デザスト:保乃に頼まれてな…俺もまだ遊び足りないんだ。その前に世界を壊されてたまるか!

そこに雷牙と有美子も合流した。

ここに11人の剣士が集まり、剣士たちが目指すのは滅びの塔…

最後の決戦がついに始まる!

Fin.

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