モバマスコンプリートブック(仮)、カバーガール総選挙の是非を問いたい。

【注意。】
今回の記事は、ほぼ『アイドルマスターシンデレラガールズ・コンプリートブック(仮)』の制作に伴う『カバーガール総選挙』についての愚痴・批判しかありません。
いつも以上の駄文・雑文なうえに、感情的に書いている所が多いかもしれません。読み進められるうちに、気分を害されることもあるかと思います。
以上のことを理解された上で読み進めていただければ幸いです。

アイドルマスターシンデレラガールズ(以下デレマス)というコンテンツと、『総選挙』は切っては切れない関係にある。
ある者は担当にシンデレラガール(以下CG)の冠を戴かせるため。
ある者は担当にボイス付与を確約させるため。
またある者は、祭りの喧騒に身を委ねたいが為。
各々、『総選挙』に参加する目的や抱く感情は異なるだろう。

さて、前回の『総選挙』である『Stage for Cinderella 2022』が終わり10ヶ月。
デレマス―今回は『モバマス』運営と言うべきか―より、次なる『総選挙』のお知らせがあった。
『モバマスコンプリートブック(仮)』の表紙を飾る、『カバーガール』を決める総選挙を行うというのだ。

結論から申し上げさせていただく。
私あんこーるもちは、今回のこの『総選挙』には断固反対の立場を取る。

率直に言って、担当をカバーガールに据えるメリットよりも、
デメリットの方が大きいと考えた為である。

以下の文において、その理由を述べさせていただきたいと思う。



1.モバマスを牽引してきたユニットのメンバーが、万が一泣き別れしたらどうしますか問題。

ぶっちゃけ今回の『総選挙』に反対する理由の8割がこれである。
モバマスをこれまで牽引してきたユニットのメンバーが、投票結果次第では泣き別れとなってしまう可能性があるのだ。
代表的なところをあえて挙げさせてもらうと……

  • 言わずと知れたモバマス、そしてデレマスの顔役ユニット
    『ニュージェネレーション』(島村卯月・渋谷凛・本田未央)

  • 正統派Cuユニット『ピンクチェックスクール』
    (島村卯月・小日向美穂・五十嵐響子)

  • 切磋琢磨という言葉が似あうCoユニット『Triad Primus』
    (渋谷凛・北条加蓮・神谷奈緒)

  • 元気いっぱいPaユニット『ポジティブパッション』
    (本田未央・日野茜・高森藍子)

彼女たちが泣き別れになってしまう可能性があるということだ。
特にニュージェネが表紙に居ないモバマス総集編は想像しがたい……

無論、モバマスを引っ張ってきたユニットはまだまだある。
『フリルドスクエア』とか『ブルーナポレオン』とか。
特にブルナポのような同一属性4名以上のユニットに関しては
今回の投票の仕様上、全員入ることは絶対にない。
悲しすぎる。

例えば、の話である。
卯月ちゃんと凛ちゃんがCu・Co部門で無事上位3名入りを果たしたが、
未央ちゃんだけPa部門でランクインが叶わなかったとしよう。

そうなった場合、どうなるか。
本来未央ちゃんが入るべき場所に、他のアイドルが入ってしまうという状況が発生しうるのだ。
そうなってしまった場合、そのPaアイドルに対しヘイトが集まる可能性があるのは想像に難くない。
仮にCu・Co・Paの属性別だったとしても、同様のことは発生しうる。

モバマスを代表するユニットが泣き別れした挙句、
そこに他のアイドルが平然と入ってきてしまう。
そしてそれを見た者がそのアイドルに対するヘイトを高めてしまう……
そんな悲しい結果、私は見たいとは思わない。これが第1の理由である。

極端な話であるとは思うが、
ピンチェ・トラプリ・ポジパの9名をカバーガールにしたら
あまり文句が出ることは無いと思う。
【笑顔のカーテンコール】卯月ちゃん特訓前でもこの9名で揃ってたし。

かといってモバマスの代表ユニットのメンバーに入れる、もしくは投票自体しないと、今後自担に対して不利になるかもしれません

『カバーガール総選挙』投票画面の一番下をよく見てみると、
『投票内容は今後のデレマスの展開にあたって利用する可能性がある』という旨が見受けられた。

つまり、である。
モバマスの代表ユニットの泣き別れを嫌って担当ではないアイドルに投票したとすると、それが自担の展開の妨げになってくる可能性があるともとれる。
また、投票をしないと自ら今後の展開を潰すことにもなりかねないかもしれない……

今後の展開で後悔したくない場合は、いっそのこと『SfCと同じスタンスで投票する』ことを考えても良いかもしれない。
(カバーガールに選出された際に、自担にヘイトが向くリスクを受け入れられればの話だが……)

2.最後まで『戦争』がしたいんじゃないんだよ俺達は問題。

で、残り2割がこれである。
カバーガールを総選挙で決めるのは確かにモバマス的ではあるが、
(過去にも架空の雑誌のカバーガールを総選挙で決める、というイベントがあったらしい。今回の企画はその実在版なのやも)
最後の最後までそれを持ってこなくても、というお話である。

総選挙には常に『闇』があった

総選挙といえば、様々なユーザー主導型企画や秀逸なダイマの数々などといった『光』の部分が数多く見受けられるが、
その分『闇』も多い。

  • 出所不明の情報による疑心暗鬼、『まとめサイト』による煽り

  • 企画メンバーの不祥事による悪影響

  • 選挙疲れに端を発する『燃え尽き』によるコンテンツ熱の低下

  • 選挙結果を見ての失意、そして引退の決意

など。
これらはSfC2022にて私が見てきたこと、そして体験したことである。
総選挙は、決して綺麗なだけのコンテンツではない。
輝かしいCG戴冠の裏には、幾つもの血と汗と涙が流れているのだ。

担当の為に殴り合わざるを得ないんだよ

Xにおいて、せた様より秀逸なポストがあったので共有させていただく。

190名の超個性派アイドルが在籍するモバマスの世界で、
自担をアピールするにはどうするか?
その最も手っ取り早い手段が、『総選挙』での上位入賞。そしてCG戴冠であった。

担当の為に、望んでは無いが他Pと殴り合う。
(モバマスはデレステと違い、投票券を回収するためにPvPやランキング型PvEコンテンツを走る必要があった。プロダクションマッチフェスティバルとか)
必要とあれば、自分の資産をも削って自担への支援を行う。

総選挙は正しく、『戦争』であった。

【追記】
ピカ丸様が、私が言いたいことをそのまま代弁されていたので以下に引用させていただく。

デレマスPは争いを好んでるとか思われているかもしれませんが、好き好んで争っているのではなく。好きなアイドルがいるから、応援しているアイドルがいるから応援しているだけなんです。

ピカ丸様note記事
『【デレマス】コンプリートブックのカバーアイドル選挙お気持ち表明【お気持ち表明】』より

カバー絵、既存のものでも『全員』って訳にはいかなかったんですか。最後の最後に『戦争』を吹っ掛ける意味はあるんですか

せっかくのメモリアルブック、最後ぐらいはそんな暗い思い出とはオサラバして見たいもの。
だが、こういうことをされたら素直に見られなくなってしまうことを危惧している。

運営さん。
既存のものでも全員をカバー絵とする訳にはいかなかったんですか?

『誰もがシンデレラ』が、デレマスの考え方の根本であった筈。
最後の最後にそれを否定するような『戦争』を、
持ってきてほしくなかった。これが第2の理由である。

さいごに:綺麗な形で物語に終止符を打ちたかった。

『モバマス展』のレビュー記事にて、私は下記の通り記述した。

モバマスで語られる物語は、
各種イベントやエピソード等で語られる箇所もありましたが、
基本的には各プロデューサーの体験により創られたものと考えています。
ならば、物語に終止符を打つのもまた、プロデューサーであるべきです。

『モバマス展に行ったら、幕引きまでを自分ですることになったおはなし。』より

『モバマス展』にて、この願いは完全な形で叶った。
そのままであれば、綺麗な思い出で終わった筈なのに。

最後の最後にこういった形での『総選挙』をぶつけられて、
正直に言って憤りを強く感じている。
運営には当然意見は整理したうえで送るが、
先立ってnote記事という形で意見表明をさせて頂くこととする。

なお、私あんこーるもちは『カバーガール総選挙』には投票しないことを明言させていただく。
今後の展開には不利に働くかもしれないが、一時的にせよ自担がヘイトを向けられるリスクに比べれば些細なことであると判断した為である。

願わくば。今からでも運営が考えを改め、
(全員は無理だとしても)なるべく多くの元モバマス民が納得できる形で納めてくれればと願う。

【8/18追記】
デレステから意見を送りました。
何か動きがありましたら追記するかもしれません。
→デレステ側からはお答えできることは無いということです。そりゃそうだ。
ただ、担当部署にはお伝えしますとのご回答をいただきました。
ポータルサイトも見てみましたが、同様の記述が見受けられた為問い合わせについてはこれで終わろうと思います。
お忙しいところご対応いただきありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。


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