見出し画像

"三川華月誕生日記念コンプリートセット"購入者限定お話会に行った備忘録


それは突然の出来事だった。


当選した。


OPENRECで大繁盛放送中の『三川華月の開店!はるちゃん食堂』で販売された『三川華月誕生日記念コンプリートセット』。

その特典で、お話会に参加できる抽選に申し込めた。
こんなフラツイた気持ちの人間が行っていいのか?
応援するという、自分の気持ちをあしらっている私がいっていいものか?

数秒だけ悩んで、当たったし行くかってなった。

用意もした。
”おみずうまい”でしかない名札にした。

名札はあったほうがいい。
こないだお渡し会で身にしみたので、百均で名札入れを手に入れ、ゴシック体で作った。


・当日


早く着きすぎて一番乗りしてしまった。

前から詰めて座ってください、という案内だったので、つめて端っこに座った。誰もいないけど。

とてつもなく眠くなってきて少し席で寝た。
渋谷で吉井和哉の展示を見て、良さ疲れしていた。9番の紙だけ取り忘れていた。


そして、全く何をしゃべるのか、ちゃんと決めてない。


いくつかはある。
ライブよかったとか、メルヘンパーティーよかったとか。
一応、塊(ワンセンテンス)で言うべきことを考えてはいた。風呂で何度も考えた。

でもいいかな、となった。

そもそも頭の回転が凄まじく遅く、話すことが得意でないのに、そんな長文言えるわけない。緊張してるとなおさら。

考えた”いうべきこと”をスマートウォッチで測って、練習もしてみたが、会話じゃない。

お話会が何なのか、いまいちよくわかっていないが、お話っていうんだから、キャッチボールしたい。たぶん、そうしたい。


マストで言う事、やることを決めて、あとは会話の流れとか、自分が何言うのかを楽しむことにした。


まどろみの中、方向性ができて緊張がほぐれた。

「それでは三川さんに入っていただきまーす」


黒い幕が貼ってある、つい立ての向こうから来た。


内部。
黒い棒がつい立てと幕。
四角いのは机。
前にある四角いのが、三川さんが始まる前の挨拶で立ったとこ。



最前だったから、めちゃくちゃな近さ。

衣装水色の肩出しワンピース。

わ、わあ〜〜……。

よ、よ〜〜〜。


始まる前の挨拶で、めちゃくちゃ喋ってくださった。


・今日のためにラーメン何週間前からか食べないできた。
・だから今日はニンニクくさくない。
・いい匂いするボディーソープ?塗りたくってきたから、空気いっぱい吸ってもらって。
・お話会の夢見た。
・菅沼さんのサポートみたいなのでお話会はやったけど、単独は初めて。

・話すの長くしてくれるために、「皆さん、何かありますか?」 とふってくれた。

・回ってほしい! で、反対側で回って、わざわざこっち側にも来て回ってくれた。

・できれば名乗ってほしい、感謝を伝えたい。
・つたえたいことあったらいってほしい。

など。

・私も緊張させる立場になったんだ、すごいな、みたいなやつがよかった。

近すぎて、目が合うとかどうでもよいというか、それが普通だった。

三川さんが緊張をほぐすために、上記のことなど話してくれたが、私は正直、終わりが近づく度に緊張が増していった。

三川さんがつい立てに消えて、(普通に後ろの席の人と目があってるくらい見えてたっぽいけど)じゃあ、ここに並んでくださーい。

どっちからですか? で、私のちょうど反対側が先頭になった。
座ったところが順番って、カイジかなんかの生き残りゲームの導入か。

しかしセーフ。
初めてのお話会がトップバッターだったら、トラウマもんだった。

こんな感じの配置。

前の人のやつ丸見えだった。ワクチンの順番待ちも前の人見えなかったのに、もうそこで話してるの普通に見られるし。

楽しいやつなのに、閻魔大王の順番待ちとかこんなんかもしれない。

少しずつ、だが確実にお話していく。

もう数秒で数分もしないで私になった。


話した。


・名札あったおかげでスムーズだった。

・顔ちっさすぎた。
・お洋服が、とにかく似合ってて、めっちゃ可愛かった。

・おみずうまいさん、と言われてスミマセンっていったの自分でも面白かった。

・変なメール送ってとか言うつもりなかったのに、そうなるんだな。笑ってもらってとかも。

・ひさびさに背が高くてよかったと思った。見上げられる角度がいいから。

・カニの話した。
「どれくらいあったんですか?」の私の問に、三川さんが手で表してくれたカニの大きさがちょっとした大型犬くらいあって、デカい声だしてしまった。

・終わりの音がしたから、両手サムズアップして行こうとしたら、気を付けて帰ってくださいとか、なんかもう緊張で覚えてない何かをいってくださった。

・段差あるから気をつけてください、といってくださって、全然気がついてなかったからセーフだった。

・サムズアップしたままの指が固定されて、私は退場した。



後ろからのってきた人に、エレベーターで話しかけてしまった。
胸に手を当ててらして、めっちゃよかった。


まとめ

お話会とかはじめてだったけど良かった。

発声練習二週間くらいしたけど、もう全然だめだった。
モゴモゴのモゴ。やっぱりその場のノリに合わせてよかった。

人の目を見てしゃべると集中できないから、レジとかで練習してた成果は出ていたとおもう。

会話して色々伝えられたり、できなかったりするの、いい。

30秒、短いようで長かった。



このポストが投稿された時、When the Levee Breaksがちょうどイヤホンから流れてきた。

””応援するという、自分の気持ちをあしらっている私がいっていいものか?””

When the Levee Breaks。


堤防が決壊するとき。





【おまけ】たった一回だけお話会に参加した学び

(お見送りは3回くらい行ってるからその経験もある)

・名札あったほうがいい

名乗る時間がなくなるからいい。
そもそもうまく喋れる方じゃないので、文字情報は重要だった。

こちらが恥ずかしいとか関係ない。

『おみずうまい』という名前がこの場に来ただけで、相手の糧になってる可能性に賭けた。
そこに行っただけで応援になった可能性に賭けた。
相手がどう思ってるかはわからないので、良い可能性に賭けた。

副産物で色々なことを言ってもらえる。


・話したいことをいくつか考えておいて、その場の思いつきとか流れで話すのがあってた

マストで伝えること一つ。
あとは余ったら伝えることの手札を持っといたのがよかった。

私は入った瞬間に名前をたまたま知ってもらえていたから、色々言ってもらえた。逆に言えばあんまガチガチに固めてったら、もっと無理だったなと思った。

流れに身を任せた結果、なんとなくお話に”なれた”。

たぶんもっとこうすればよかったとかは絶対になるから、それも楽しむのがいい。後悔しすぎてネガティブになるの、もったいないし。

・残身を覚えるべき

アポカリプスサウンドが鳴って、持ち時間がゼロになっても、退場するまでは、自分の持ち時間はまだ残っている。

ある日のお見送り会でもやった。声をかけたあとに、顔を伏せてサッといくやつ。手を振ってくれてたりするから、ずっと顔見ておくこと大事。カニ歩きとかで。このアディショナルタイムで、単語でちょっとだけ言うならありかもな。

・できれば番組とかにメールとか送っておくといい。

たまたま覚えててもらえると、ちょっとだけ話のネタになる可能性があるから。おみずうまいは、自分でも何だこの名前はと思っているから、結構覚えられやすいんじゃないかって思える自身を持ってのぞんでいる。

・しゃべるのムズイならジェスチャーとかいいかも。

私は三川さんのサムズアップ好きだから、終わり際にダブルサムズアップした。やってくれる可能性がある。ジェスチャーも会話だからな。ボディーランゲージ。


チケット代として使わせていただきます