弧廻手形で銚子電鉄の全駅に訪問する
出発は銚子駅。電車の中で弧廻手形を購入し、出発する。
銚子
雲一つない快晴だ。銚子電鉄に乗るには、JR銚子駅の駅校内に入り、そこから銚子電鉄のホームへ行く必要がある。JR銚子駅のホームへ行くと、255系を見つけた。今年度いっぱいで引退してしまうという話なので、これで見るのも最後かもしれない。
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実は、255系は僕が人生で最もよく乗った特急車両である。なので、もう見られないのかと思うと結構寂しい。
さて、銚子電鉄ホームへ行くと、既に電車が待っていた。
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正月近くに乗ったので、まだ「迎光」というヘッドマークが飾ってある。
仲ノ町
一駅で降りる客なんてものは私以外だれもいなかった。
仲ノ町といえば車庫見学。駅の窓口に行って券を購入し、車庫にお邪魔した。
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デキ3、初めて見た。丁寧に真っ黒に塗られてきれい。横から見ると、やっぱり面白い形をしているなあ。奥には丸ノ内線の車両?が置いてあったり、あとは信号機や踏切装置など、様々なものが置いてあった。ふつうはこんなに近くで見られるものでもないので面白い。
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20分ほど見学をして、次の電車に乗った。30分に1本しか電車が来ないとはいっても、駅巡りをすると微妙な時間差である。
観音
またもや一駅区間だけ乗って降りる変な客をしてしまった。
観音駅は面白くて、下の写真から見て奥の方に行くと、なんと民家の庭の入口のようなところにつながっている。その家のポストもあって、なんともおもしろい構造をしているのである。
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観音駅にも駅員さんがいた。総武線や成田線は無人駅が多いのに、銚子電鉄には意外と人がいる。
本銚子
観音駅からは歩いていった。駅間距離はそんなに離れていないので、次の電車に余裕で間に合うくらいの時間で到着した。
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待合室で電車を待とうと思っていたのだが、あらゆる場所にカビが生えていたので退避。ハウスダストは無理じゃ
笠上黒生
乗った電車が、ちょうど行き違いをしていた。ホーム間を渡る道には踏切がなく、大きな車両を前にちょっと恐怖を覚えた。
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ここからはまたもや歩いて西海鹿島を目指す。途中、バーの無い小さな踏切を見つけた。電車が来るかどうかは完全に目視や耳で確認しなきゃいけないということだ。あぶな!!
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西海鹿島
写真を撮っていなかったが、結構とこじんまりとした駅だった。踏切の付け根の隙間から入る。ここ以外から入る手段はない。そして待合室と線路の間が狭くて、危なくて電車が往来している時は通路に出ることはできなかった。
駅のホームをよく見ると、民家の土地と地続きになっている。銚子電鉄は町に溶け込んでいる存在・・・というよりは町そのものなのだ。
海鹿島
ここから君ヶ浜までは徒歩で向かう。お昼になったので途中にある定食屋さんで昼食を食べようと思ったら、開店していなかった。仕方がないのでちょっと線路沿いに行ってみたところ、人がいっぱいいた。ここは有名な撮り鉄スポットみたいだ。
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確かに、銚子電鉄の線路にしては視界が広い場所だ。キャベツも美味しそう。そろそろ電車が来る時刻なので、少し待ってみた。
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わ~~美味しそうなキャベツと電車だ!
君ヶ浜
銚子電鉄の駅はそれぞれに個性があって面白い。形の同じ駅というものがないのだ。
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犬吠
今、銚子電鉄はアイドルマスターSideMのコラボをしていて、SIdeMに関するグッズが販売されていた。犬吠、日々豪華にそしてカオスになっていくような気がする。
外川
駅には多くの観光客がいた。あと、銚子市観光協会と書かれたジャージを着ているおばあさんがいらっしゃった。とても活発な方で、昔の銚子電鉄の切符を頂いた。あと、初日の出についてもお話されていた。おばあさんによると、「銚子の初日の出で、水平線から日の出が出たのは60年ぶりだ」とのことだった。
じつは私は初日の出を観にいった。少し雲が出ていたが、ちょうど水平線の位置に雲がなく、水平線から日が出たのを見ていた。
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ここから銚子駅まで帰る。折り返しの電車内に乗って待っていると、さきほどのおばあさんが電車内に乗り込んできて、「銚子節」というものを披露していらっしゃった。おばあさんは拍手で見送られながら電車を後にした。とてもよい旅となった。
このように、電車移動と徒歩移動を組み合わせれば、わずか3~4時間ほどで外川まで行ける。駅を丁寧に回る旅も面白い。自分の街でもやってみようかな。
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