デレマス大喜利初心者会の臨終さんがよかった話 #デレマス大喜利会

デレマス大喜利初心者会をやりました
ほんとはもっといきさつとか意図とか全体的なことも語りたいけど、それもバチボコに長文になるし、またちゃんと書きます
こういうときにみんなが感想ツイートなりブログをもう書いてくれてるのありがたいね
みんなの視点や思ったことって見ごたえあるからどんどんやってほしい

今回は先に、参加者の1人である臨終さん(以降茶柱さん表記でいきます)についてのみ書きます
理由は、めっちゃ最高な回答が3つ以上あったからです

茶柱さんの感想記事はこちら
http://umasugiru-otya.hatenablog.com/entry/2018/07/19/204446

そもそも茶柱さんとは、ということから入るんですが、
上の記事の導入でいきさつやら立ち位置も書いてあるんですが、
お笑いライブだったり、デレマス大喜利も観覧に来てたりする、いわゆる見る専の人でした
それで、初心者会を立ち上げてから興味ありに入れてもらってて、同じお笑いライブとかで会ったときは声かけたりして誘ったりしてたんですが、今まで参加してないからにはそれなりにスタンスがあるんだろうと思ってたけど、それでも最終的に参加してくれたから、初心者会やってよかった~のかなり筆頭なうれしさはありましたね
なんというか、ストーリー的にもアツいし、企画意図としても成功って感じなので

それで、特によかった回答が茶柱さんの憑依大喜利3戦からなんですが、まずひとつ

お題:クラリスさんの懺悔室にやってきたアイドル「○○○」
懺悔室にいる森久保……ざげくぼ(臨終/森久保乃々)

最初から文脈まみれなんですが、これがすごかった
おそらくこの回答の魅力が完全に突き刺さったのがまさに俺という感じなので(笑いすぎて進行止まったし)、それをめちゃめちゃ説明します

まずレッドブルつばささんという森久保Pで茶柱さんが大好きな芸人さんがいて、レッドブルさんはデレマス大喜利も参加してて、憑依大喜利で森久保と何回も一体化して優勝するくらい森久保とリンクするような人なんですね
この、○○くぼオチの構文と、出し方が完全にレッドブルさんリスペクトで、なおかつそもそもの回答としての強度もすごかった、というところに尽きます
(ちなみにログで調べたらそんなに○○くぼを使ってなかった、なんであんなにバッチリ俺に伝わったんだろう)
そもそも、茶柱さんの性格から考えてそういった手法を取ることはないだろうと思っていて、(するんだとしたらもっと参加側にきているだろうという予想があった)でも実際にやったということは、そこには完全にリスペクトしかないだろうということも伝わってきました
というか、仕草とか出し方って、自分が真似てちゃんとできるのかという客観性も必要だし、もしかしたら友達と真似し合ってたりもしたのかもしれないけど、どうあれそれができるっていうのは愛がすごいしで、それらが全部ひっくるめて俺の中で笑いに全部変換されちゃって、仕切り俺一人のときだったから途中で息を吸い直して続行しようと思ったら制御できなくてそのまま2小節くらい笑ってしまったな、、
あのとき、「それほどまでに?」って思った人もいたかもだけど、こういう流れでした
しかも、あの場において茶柱さんがレッドブルさんリスペクトをするということは多数的な効果じゃなかったし、(知っている人でも茶柱さんだということに気づいてない人もいたくらい)つまりあの行動に作戦性がないっていうのも伝わってきたから余計にね、、
ほんとにこれ、フリースタイルラップバトルで言うところの「サンプリング」なんですよね
ラップ文化で考えると、文脈の語れる感とかそれなりに伝わるんじゃないかな、、

ちなみにそのとき笑いすぎて普通にタイマーを止めてしまっていたみたいでちょっと焦りました

こういうペースで進めていくぞ!

お題:「※彼女はものすごい深い催眠にかかっています」のテロップが出ていた時の言動

「ドーナツって苦手なんだ……えっ? いや、ドーナツ……ど、ドーナツ……いやドーナツって最高だよね!」催眠を自らの力で解いた(臨終/椎名法子)

それまでの回答が、
○? 卍の方がかっこよくないですか?(臨終/椎名法子)
ミスド? お腹空いたから、日高屋行こう~(臨終/椎名法子)

という感じだったんですが、その前に俺もエキシビジョンで椎名法子を選んでいて、それが俺としても初法子だったんですね
なんでかっていうと難しくて、表面的なドーナツだけだと予想の範囲内だし具体性が終始必要になってくるし、深い強さや包容力とかを込めると込み入ってくるし、大喜利的なサイズで表現するのが難しくなってくる、いわゆる俺にとって「好きすぎてムズい」枠の娘でした
(実際やってみてあんまり柔軟に動き回れなかった、隣に時子さんがいて助かったし、こういうそのあとの勝敗に関わってこない形だったから選べたというのもあってほんといい機会だった)

そういう意味でも茶柱さんの法子は口調から選ぶ言葉までかなり法子だったし、最後の構成も含めてナチュラル法子としての展開が最高だった

お題が催眠だから、洗脳的なバトルとか事件性もなく、ただキャラにないことを言う雰囲気になるわけだけど、
催眠を自分で解く、っていう展開今まで見たことなくないですか??(そのあと手を叩けば解けるわけだし)
まず自分が催眠状態であることに気づくっていうのが概念としてそもそも無いし

でも「今の状態はなんかヘン」くらいで解いちゃう強さがあるのが法子だし、そのくらいドーナツ好きだというのも合わせて、最後の最後に出してくるのもすごいよかった

ぴよさんも言ってたけど、憑依大喜利は初手だけじゃなくてそこからのバリエーションとか、特に後半のとどめになる技の出し方が重要で、いやほんとに重要なんだけど、俺はまったくそういうのが意識できなくて、それなりに勝てたこともあるけどマジでただの速攻型なので、こういう構成をうまく展開できたことはあんまりないから、余計にすごく感じましたね、、
俺なら「自分で催眠を解く」は思いついたとしたら真っ先に言っちゃうもん絶対、かかるはずがないって言って
そんでそのあとの展開に困るんだろうな、、もうスタンス的に戦いに参加できないしな、、

それでまあ、投票も割れて、決戦投票も割れて、そのときも司会俺だけだったので、(俺に来るか、、、、)と思いつつも法子に投票
まあまあヤジが飛んでくるノリあったけど、こればっかりはもうね
担当だからだろ!と言われたらそんなことはないと断言できるけど、担当だから完璧に刺さったという面もありましたね、、
プリンゴさんの東郷あいも普通なら勝ってるくらいの感情の出し方でしたが、こればっかりはもう、、なんでしょうね(着地失敗)

お題:あと一度しか歌が歌えない身体になってしまいました。
どうしますか?

お題は決勝戦だからこそアイドルらしさが最高潮に発揮できるという意味で、即決でした これだけは確定でした

え? 最後の一曲なのに、音響ミスでPPAPしか流れない? で、でも、私やります!(臨終/白菊ほたる)

最後の決勝、俺が言及したいのはこの回答です
これなんです

感動路線だったし、その前後にも感動回答は茶柱さんでも他の方でもあったけど、こういう、
アイドルなのにあと一回しか歌えない、っていう状況なのに平気でPPAPを歌うしかないような状況に追い込んでくるのが、「ほたるが戦ってきた不幸」なんですよね
単に音が流れない中でアカペラで歌うとか、頑張れば美談になるような展開じゃない、よりによってPPAPなのが白菊ほたるそのものなんだよ
きっと歌えば客もポカンとするような、でもそれでもやる、しかもおそらく全力でやる、それが白菊ほたる
歌えるのが最後っていうだけで、別にこの日にやらなくてもいいわけで、もっとちゃんと舞台が整った状態でやってもいい、
でもここで機を改めたら不幸に負けたことになる、だからやる
頑張るとか一生懸命とかじゃなくて、不幸は耐える相手でもなく、打ち勝つとかを通り越してぶちのめす、そのくらいの気概と覚悟でやってきたのが白菊ほたる、それでいてしかも回答としてもめちゃめちゃ面白い、ギャグとしてもドラマとしてもギュッと濃縮された答えがあって、マジで最高でした
しかも皮肉にもPPAP、曲としてもめっちゃ短いからな、、あらゆる意味で最悪に不幸なチョイス、、

こういう、茶柱さんが出た3戦の中全部で最高に熱弁できる回答があって、この娘はまさにこういう娘!っていうのが汲めるし、面白いという、最高っぷりでした
俺が汲める部分が多かったり、そういうアイドルを選んでいたり、たまたま俺が法子やほたるに対する解釈が深まっていたからというのもありますが、そこにはちゃんと茶柱さんの大喜利やお笑いが好きという気持ちから生まれたパフォーマンスと、そして何よりアイドルの魅力を伝えたいという表現力が組み合わさることによって最高のグルーヴが生まれたのは間違いないですね、、
あの日が初めてだったし、一日しか見てないけど、俺は茶柱さんの大喜利が好き、と断言できます

全体に対しての感想はまたのちほど、、

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