切開法で二重にしたときの話

そういえばやったんだった、ということでちょっと備忘録的に書いておきます。ただ、もし自分がやる際の参考にと考えてくださった方がいたとしたら、間違いなく世の中に溢れている他の方の記事の方がお役に立つと思う…あくまで私が自分の体験でもメモっておくかー的なやつです。術後の話とかエッこんなんになるの知らんかった…みたいな話とか。


手術したのは三年くらい前の冬。親からもらった目は普通に蒙古襞のあるめちゃくちゃ厚ぼったい一重目蓋で、笑うと目が線になって前が見えなくなった。これは今でもあんま解消されてない。今は末広型の目になってる。幅はあんまり広くしないでくださいとオーダーしたので、たぶん言わなければ生来の二重だと思われる、と信じている。どうしよう見る人が見たらわかるとかだったら。いやどうもしないんだけど。

切開法にしたのは埋没法だと5、6年で糸が抜けて再手術になると聞いたから。そんなめんどいことはしたくないのでこっちにしました。

手術は普通に寝てたら終わったんだけど、手術前の麻酔が怖かった…。細い麻酔の注射をちくちくちくちく…両目とも何回も刺して麻酔がかかるまで待つ。普通に針がいてえ。さっき刺したところの隣のポイントに行くと、さっきのとこがもう感覚なくなってるのが面白かった。

手術中は特にいうこともなく。ライトがちょっと眩しかったのと、突然腹がかゆくなって困った。

術後はお岩さん状態なので帽子かぶって帰りました。突然麻酔液?組織液?ようわからん液体が垂れてきたり(目にしみるとかはない)したから、綺麗なタオルを用意しておくといい。病院が洗顔してから出られたので助かった…なんか術後の顔は汗なのか麻酔クリームなのかわからないものでベタついていた。

それで帰宅して、抜糸までもーかゆくてかゆくて。寝てるときにうっかり左目の傷をこすっちゃったらしくて、左目の腫れは右目よりひくのが遅かったです。オロナイン塗りたい衝動を堪えること一週間、ようやく抜糸。

ぶっちゃけ手術より抜糸の方が痛かった。ついーって取るんだもん。ついーって。癒着した肉の合間から糸がぴーって出ていく感触はマジで忘れ難い。糸もうちょっと切ってよ!って言えばよかったかな…でも引っ張られる瞬間が一番痛いので、へたに短くしてもらったら痛い瞬間が増えて逆に嫌だったかもしれない。

それから一ヶ月くらいかけて徐々に腫れが引いていって、術後の検診とかでも問題なしでよかったーと思ってたら、忘れた頃に左目からぽろって糸のかけらが落ちてきて笑いました。どこに埋まってたんだろうw


で、二重になったわけなんですけど。脳みそがね、自分の視界はこれくらいーって覚えてるんですよ。一重のときの視界で今までやってきたもんね、そりゃそうだよね。二重目蓋になったのにパッチリしなくて、半目。半開きの目で生活してしまうっていう。自然と目を一重のときと同じ開き具合に保とうとする己がいるの…あれ一番困った。意識して目を開こうとすると変な顔になっちゃうし。的確な開き方をマスターするのが大変でした。こんなことでキイキイ言うのは私くらいだ。キイイ。

あと、とにかく光が眩しいのがいやだったな…それまで一重目蓋に保護されてた部分の眼球が、おいやめろ俺には光を受け取る機能はねえ!つってくるんだよね。涙が出ちゃうんだよね。ぐええしんどい。まぶし。

それも夏頃にはどうにか治りました。でも開き具合は今でも気を抜くと半目になっちゃうので、気をつけて行きたいと思います。

糸の跡かな?穴がポツポツ二重線に沿って空いてたんですが、それも一年くらい経ったら治りました。平行ではなく末広型なのですが、メイクも普通に楽しいよ。

私はカウンセリングで目頭切開しないと平行にはならないタイプって言われたので、末広型にしましたが、そのへんは病院によって言うことが違うみたいです。必ず術前のカウンセリングはしっかりやった方がいいと思います。むしろやってくれないとこはやめといた方がいいと思う…。


で、今なんですけど、取ってもらったはずの目蓋の脂肪が再生したか、まあたぶん十中八九太ったせいだと思うんですが、目蓋が落ちてきて奥二重になってますwwwなんのためにwwww痩せます。

あ、別にぜんぜん病院に文句つけるとかではなく、こういう例もあるんだなーへーって思ってます。普通に奥二重なんだもん今。


覚えてることはまあこんくらいかな〜〜〜。手術は手術だったけど、自分で望んでやったことなんで特に後悔はないです。忘れる前に書けてよかった。

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