京都での遭遇(活弁でGO)前編

タモンズのO氏との遭遇で変態ムーブかました事を何故か書き記してしまったけど、特に警察から電話とかないので、この件もこっそり記しておこうと思う。実はO氏との遭遇の前に、雅で典雅なあのМ氏にも遭遇して、同じような愚行をかましていたのだ。恥ずかしすぎてtwitterにも書けなかった話。そして何も学ばないな、自分。

あれは京都映画祭のイベントで四条河原町で「活弁でGO」というライブが開催された日のこと。「活弁でGO」は活弁士の方と芸人さんがすっごく面白い活弁と歌(…歌?)を見せてくれるライブ。いつもは有楽町の劇場で行われてるのだけど、今回は京都での開催。ハッピー。
しかし開催発表前からの予定があって参加は断念していた。こういう時のためにせめて土日祝は全空けしとけよな私。

しか〜し。天は私に味方した。前日にその予定が吹っ飛んだ。オタクに優しい神様って居るんですね。神には白い目で見られてるのかと思ってた。
奇跡的にチケットも取れて大満足のライブを体験できた。ありがとうございます。これだけでも奇跡。そしてこの後起こったことに関しては私が全ての選択肢を正解した結果起こった大奇跡。はっきり言ってこの後よく生きながらえとるな自分。天罰くだるレベルやで。

ライブは午前中だったので、せっかくだし京都を満喫するぜ、というのが人間の心理。私も一応はホモサピエンス(本当に味噌汁だと思っていた方いらっしゃったらごめんなさい)、ライブ後のプランを用意してました。プランA・ライブ後急いで祇園花月に行く。時間的にギリギリではあるが不可能ではないはず。この場合昼ごはんはない。プランB・祇園花月は諦めてお昼ごはん。

私はどちらを選ぶべき?ホモサピエンスの二大欲求である食欲とお笑い欲。生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。

う~ん。よし。プランAだ!
活弁でGO終演後急いで祇園花月に向かう。…向かいはした。向かいはしたんですよ。

…ぎ、祇園って思うより広いですね。
歩いても歩いても到着しない祇園花月。私の感覚では5、6分歩けば着く感覚だった。今調べたらグーグルマップ歩いて12分。祝日の祇園の混雑を考えるとプラス5分はみないといけなかった模様。ハラヘリ体力ゼロオタクは祇園花月行きを途中で諦めてプランBに変更。まさかの展開。

かの有名な湘北高校の安西先生はこう言ったらしい。「諦めたらそこで試合終了だよ☆」。一理ある。良いこと言う。でもね、安西先生、諦めてから本当のやるべきことが見えることってあるんですよ先生。そう。私の本当の試合はこれからが本番だったのだ…。

プランBはお昼ごはん。お店は事前に調査して2候補にまで絞っていた。洋食かパスタ屋。そしてその時の気分でパスタ屋に決定。まずこれが正解。
パスタ屋には来た道を戻るか、川沿いを進むか、ほぼ距離は同じ。違う道を歩くほうが他の景色が見られるので、お得。選択肢は「進む」。正解。

正解正解正解正解。

川沿いを歩く。橋を渡る。角を曲がる…。

……。


いる。

いつも見ている和服では勿論無いのだけれど、見たことのある和柄のアウター。靴も見たことある。何よりあの髪型。体型。歩き方。先程まで舞台上で人々を笑わせていたすゑひろがりずの扇子担当М氏。М氏がいる。
なぜええええええええ。


ちょっと長文なってしまったので、まさかの後編に続きます。

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