ギャンブラーこと。第3話。アイス。

今はお昼。ギャンブラーことはまたボーとしている。

扇風機を強にして髪をなびかせている。

口にはソーダアイス。

良いご身分だな。いつもボーとしていて。

ギャンブラーこと:ぅるぅさぃ。

口にアイスを突っ込んだまま喋るギャンブラーこと。

またボーとしながらアイスを味わう。

扇風機は強。

ミサトさん:相変わらずクズね。さっさと食べて何かしなさい。

シンジ君:せめて勉強位しなよ。バカは恥ずかしいよ。

いきなり言われてあたふたするギャンブラーこと。口にはアイスが。

ミサトさん:まー。そのアイスが今日の食料ね。じゃあね。

シンジ君:行こ行こミサトさん。ゆっくり味わってね。今日のご飯。

言い返したいが言葉が出ず更にあたふたするギャンブラーこと。

ミサトさんとシンジ君は去って行く。

またアイスは口に。扇風機は強に。

時間だけが過ぎて行く。

いきなりすくっと立ち上がり前を見据えるギャンブラーこと。

いつもの様にバレリーナの格好に着替え。

ほほーい。ほいほいほーいのほいさっさー。
ぽちっとぽちっとぽーちっと。

扇風機のスイッチを切り。

ごちそうさまでした。

さっ。寝よ寝よ。

こうしてギャンブラーことの日常は続く。