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手作り石けん初体験

手作りの石鹸づくり初体験の記録です。
教えてもらったのは、コールドプロセス法による作り方です。
暖かい状態からだんだん冷たくなっていくのを、
じっくり待つ方法です。

先生についてはInstagram Hanaco_sekkennを見てください。
長くなりますので、興味がある方はお暇なときに眺めてね^^;
石鹸は、油と苛性ソーダと水だけでできます。
油と苛性ソーダを混ぜるとグリセリンができます。
保湿成分ですね^^
このあたり、理科の実験教室です^^;

苛性ソーダは毒物ですので取扱には十分注意が必要です。
なので、作業中は窓も開けていましたし、
必ずマスク(煙が出た時吸い込まないように)
  手袋(火傷しないように)
  エブロン着用です。
購入するときには身分証明書と使用目的を明示しなければなりません。

私は米ぬか石鹸を作りました。
もう一人ご一緒した方は、夏用にスースーする石鹸に挑戦。
先ず、
水(精製水)と苛性ソーダを秤で計り、混ぜ合わせます。
順番は精製水を計ってビーカーに入れ、そこに苛性ソーダを
少しずつ加えます。逆にすると危険なこともあるので。

50℃以上に発熱しますので、38℃~40℃まで冷まします。
  私の水は精製水にある食品を混ぜて作った水ですが、
  それは内緒^^ えっ! これ混ぜるの!?
  茶こしで漉して苛性ソーダと混ぜるとミカン色になりました^^

冷めるのを待つ間に、
油を計りボールに入れて、湯煎で38℃~40℃にします。
このあたりから料理教室のようになってきます^^;

  ここで油についてちょっと解説。
  作る石鹸の目的に応じて使う油や配合をかえます。
  油は、オリーブオイル、ココナツオイル、パームオイル
     ひまし油、こめ油などの植物油を使います。
     市販品のような動物油は決して使いません。

私は、こめ油、ココナッツオイル、パームオイル、ひまし油です。
もう一人の方はこめ油の代わりにオリーブオイルでした。
香りをつけるために好きな精油を選んで滴量を小さな容器に用意。
香りが飛ばないようにラップで覆っておきます。

  精油を選ぶときの目安についてちょっと解説。
  香りはトップノート、ミドルノート、ベースノートで考えると
  選びやすいです。

  まず、ベースになる香りシダーウッド、サイプレス、パチュリ等
  次にトップノートやミドルノートからミカン、ローズ、
  ゼラニュウム、ティートゥリー、ミント、ラベンダー等
  基本的にどんな組み合わせでも合うのが精油ですが^^;

私はベースにローズウッド、トップノートはベルガモットにしました。
もう一人の方は・・・スースーするペパーミントだったかな?          (作るのに必死で覚えてない^^;)

苛性ソーダ水溶液と混合油が同じ位の温度(温度計でちゃんと測ります)
38℃~40℃になったら、混合油の入ったボールに、
苛性ソーダ水溶液を少しず加えて、泡だて器で混ぜます。

ケーキやお菓子作りがお好きな方はわかると思いますが、
トレースが出るまで混ぜ続けます。
始めはサラサラの水のようですが、混ぜ続けるとトロッとしてきます。
ここで、忘れないように香りつけの精油ブレンドを入れます。
私は米ぬかも大さじ1、ここで入れました。

持ち上げるとボタッポタッくらいとろみがついた生地を
型(牛乳パック等)に流しいれます。
このときにマーブル模様や雲模様などデザインして入れます。
(金太郎あめの要領です・・ほんと料理教室^^;)

  生地だけでもいいのですが、色や形を付けるなら、
  ここで粉材料を容器に入れて、トロトロ生地で溶きます。
  私はヨモギパウダーで流しいれマーブル模様にしました。

  もう一人の方はコバルトブルーと空色と白だったかな?
  3種類のトロトロ色をスプーンでぽたぽた落として、
  雲の模様になるようにしました。

生地を型に詰め終わったら、密封して保冷バックや
発泡スチロール箱のような保温(冷)容器に入れます。
1~2日そのまま保存します。
決して開けて中を見てはいけません。
(鶴の恩返しを思い出してください。すべて台無しになります^^;)

なので教室ではここまでで終了。
この後家に持ち帰り、1~2日たって型から出せるくらいに
固まったら、ゴム手袋をはめて、型を切り開き取り出します。

石鹸の表面が乾いたら、好きな大きさに切り分けます。
そして、日の当たらないところで4週間熟成(鹸化)させます。
4週間で使えるようになりますが、熟成させればさせるほど
使用感のよい石鹸になっていくそうです。

詳しい分量はあえて書きませんでした。
先生が試行錯誤の末、編み出した配合かもしれないし、
同じ分量で作っても同じようにできるかわかりません。

ネット検索で作り方もたくさん出てくると思いますので、
これは!と思うものに出会ったら真似して作ってもいいし、
一度はワークショップなどで先生について学んだほうが、
安全安心だと思います。

これは2024年5月23日体験したことです。
次回は7月23日の予定です。

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