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【The Last Page】をただ語るやつ

これはひたすら自分が好きな物を話すだけの記事だよ。
特に深いものは無いから脳死で「あ~、こいつはコレ見てこう思ってるんだ~」位の気持ちで読んでもらえば嬉しい。

2分21秒の映像だから先に観てから読んで欲しい。


自分はこの映像によって感情をぐちゃぐちゃにされた思いをひたすら語る。

【The Last Page】は作曲:ARForestさん、動画作成:inukoroさんが作製されたMV。BOFXV19と呼ばれる作曲?のコンペに出した作品との事。(間違ってたらすみません!)

この作品はVRCのフレンドから「お前が好きそう」って感じで教えて貰った。ほ~んって感じで観ていて途中までは良い曲だなぁとしか思っていなかったんだけど、最後のシーンで感情の波で溺死したのを覚えてる。

まぁ結論から言うと………

「ロボットが大切な思い出を抱きながらバッテリー切れするなんて泣くに決まってんだろ!!!」

もうさ、ロボット君の存在自体がアカンのや…。最初は星空の中、一人で居て夜明け共に動き出すんだよね。其処から自然の中を歩き、花や川など自然と触れ合っていくの。もうこの時点で良いよね。

多分ロボット君を作ってた文明はもう存在しないんだろう。何故、一人だったのかは置いておいて、その中で色々な景色を見るんだよね。多分目的も無いのかな?自然を眺めるロボット君が無垢な子供の様に見えちゃう。

そんなロボット君が色々な動物と触れ合い友達になっていく。作中の動物とロボット君が並んで歩いているのが種族問わずに一緒なのが…もう…好き。
自然の中の優しさが感じ取れる素敵なシーンだと思う。
描写的には動物との思い出と共に歩いているって感じかな?
ウサギは森で狼が崖でイルカが海で…多分トカゲは洞窟でクジラは夕焼けの海岸で出会ったんだろうね。それぞれ一期一会何だけど、ロボット君の中では大切な出会いとして共に連れ添っている感覚何だろうね…モウマジムリ。ロボット君………

他にも崖から落ちた後に見える沈んだ建造物は過去の文明何だろうね。ココのシーンだけでも機械という存在が過去の遺物なのかが分かるのも良い~。

でもここから何だよ…本当にヤバいのが…。

連れ添っていた思い出の動物達は夜空の描写と共に色んな色になって光り輝いて集まりだすんだよ。そしてロボット君の手の中で三角形の部品になって、溢れ出す。溢れ出した光は夜空を彩る星々の様にロボット君を囲むの。めっちゃ綺麗。曲もここから盛り上がるのも良い。
それから光の影になった動物達がロボット君を連れて綺麗な景色を次々と見せてくれる。そして最初の星空の下で動物達と煌びやかな夜空を眺めてる。でもそれはロボット君の背中にあるディスプレイ映像で実際は一人星空の下で夜空を眺めて、バッテリー切れ表示がディスプレイに映って終わる。

ア"ッ”ッ”ッ”ッ”ゥ”ッ”ウ”ッ”ゥ”ツ”ゥ”ゥ”!!!!


この描写で全ての感情が崩壊したの…。だってさ、要は楽しかった思い出を最後の最後で思いを馳せながら電池切れって描写なんだよ?動画ページの説明文でも「最後の景色は記憶とともに」と書かれているしね。もうこれが自分にはぶっ刺さってアカンかった。人ならざる者が思いを募らせる描写は問答無用で泣けちゃう。しかもそれはロボット君と自然とのふれあいからの思い出何て…綺麗すぎて……。
それにロボット君は最初一人だったんだよ。そんな中、いろんな場所で色んな動物と出会った思い出はロボット君にとってとても大事な物だったんだろうね。だから最後の夜空へ辿り着いた時にもう一人ではなく、思い出と共に生きている事を感じられたんだろう。もし動物達と一緒に見ていた描写が「離れているけど、見ている夜空は同じだから思い出と共に一緒だよ」って解釈すると凄く素敵。
でも最後にロボット君が眺めていた夜空は動物の光も輝く星も無く、最初の星空と変わらないんだよね。もしかするとロボットの起動時間が長すぎてその動物たちはもう無くなっていたのかもしれない…。
えっ、可哀想過ぎでしょ…。ロボット君………。

まぁ解釈はそれぞれだと思うけど、少なくとも色々な思い出を抱きながら死ぬロボット君は多分幸せだったんだろうと思うんだよね。
そんな切なくとも綺麗な作品で号泣しました。

この作品は映像も良いんだけど、曲も凄く良いんだよね。光が募って溢れ出るシーンの盛り上がりが曲も相まって凄く素敵に見えた。最後のシーンも静かにひっそりと奏でる音も切なくとも綺麗さが出ていて良かった。
感情や感性を音で表現するって凄いって思ってしまう。

自分も自分の感性を大事にして創作したいなとも思える凄く良い作品。
また、自分も死に際に思いを馳せるほどの素敵な思い出を作りたいなって思いました。

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