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Youtubeで動画を作るときに避けている6つのこと 前編

このnoteは、カラーミーショップのスタッフおみきが、
普段のお仕事やYoutubeでの活動を通して、いろんな人に展開できそう、
展開してもらいたい!と思ったことをまとめたり、たまにメモとして使うnoteです。

目次


カラーミーショップの公式Youtubeとは

カラーミーショップは、2005年にスタートしたネットショップ作成サービスです。2018年くらいに、当時私が所属していたカスタマーサクセスチームで本格稼働をはじめ、2020年1月の最初のチームMTGで、「Youtubeやってみよう」という話になってうまれたのがこのチャンネルです。

その後2022年くらいから積極的な投稿はしていませんでしたが、より多くの人にノウハウやカラーミーショップそのもののいいところを届けるため、チャンネル名を「カラーミーTVちゃん!」に変え、2024年から再稼働をはじめました。

投稿している動画は、カラーミーショップの機能の解説や、ネットショップノウハウ、SNSの活用方法など様々です。動画の長さも様々で、1分もないやつもあれば、30分を越す大作のものもあります。

私以外にも2人のスタッフが動画をあげていて、タイプの違う動画3種類が投稿されるようになっています✌

なるべく動画を誰がみてもわかるようにするために

突然なのですが、私ってあまり頭の回転がよいほうではないので、人より物分りがわるいです。

アニメとかドラマをみたあと、1回みただけじゃ理解できないことが多くて、そのドラマのまとめサイトをみたり、解説してくれているサイトを探して、わからなかったところや自分の解釈に自信がなかったところをみなおしてしまいます。

どれくらいも物分りがわるいかというと、半沢直樹のドラマでも不安に思うところがありすぎてそういうサイトで補助しているくらいです。

アニメだと、進撃の巨人や、ガンダムとかも全部まとめサイトにお世話になりました。

なんで理解できないかというと、大きく分けて

・登場人物が誰かわかってない(味方or敵とか、名前と顔がなかなか一致しない)
・セリフに専門的な言葉や、まだ説明されていない言葉がでてくると一気に意味がわからなくなる
・そのシーンで暗にいおうとしていることがわからない(自信が持てない)


この3つの要素がメインかなと思います。

幸いにも私は自分で調べてそれで理解していくのが好きなので、調べる事自体は苦ではないのですが、それは自分が好きなことだからなんですよね。

これが好きなことじゃないと本当に困っちゃって、高校の化学の授業が、私は嫌いだったんですけど、後世に語り継がれてもいいレベルで苦痛でした。

おそらく化学の基礎であろう、高校1年生初夏でならうmolでこけてしまって、その瞬間から黒板に書かれるすべての化学式が理解できなくなった私の化学の成績は3年間回復することはありませんでした…

何がいいたいかというと、
自分が好きなこと・興味がないことを勉強して自分のものにしていくのは
超難しいということ

そのうえで、理解していくためには
私が上にあげた3つのことを常にクリアしながら話を進めていく必要がある
ということです。

逆に、その3つが理解できているものは
好きになれたり、もっと知りたいという気持ちが、個人的にわいてくるなと
おもっています。

話を本題に戻しますが、こういった経験をふまえ、私が目指す「誰でもわかる」に少しでも近づけるために、そしてカラーミーショップのことを理解して好きになってもらうために、私が心がけている3つの「避けていること」を紹介します。

避けていること1つ目:指示語を使わない

個人的には「あれ」「それ」「これ」などの指示語は
極論、指差しができる対面での会話でのみ成り立つものだと思っています。

電話や1対Nのセミナーのとき、指示語が主語になっているときほど、
聞く側が話についてこれなくなってしまったり、誤解が生まれるリスクが高くなります。

なので、動画内では「これは」「それは」とかは極力使わず、どれだけ直前にその名詞がでてきていたとしても、固有名詞で説明するようにしています。

避けていること2つ目:前提をはしょらない

電話サポートやメールサポートの場合は1対1なので
前提の共通理解ができているかどうかはわかることが多いですが、
Youtubeでは1対Nになるため、すべての人が前提を理解できているわけではありません。

なので、どんなに基礎的なことであっても、それいう必要ある?という場合も前提をいうようにしています。

具体的な例をいうと、

カラーミーショップではCSVファイルを使って商品の情報を一括で更新できる商品一括更新機能というものがあります。

という説明をする場合、「CSV」という言葉はすべての人が知っている言葉ではなく、この用語がわからない人は以降の話についてきづらいです。なので、必ず

CSVとはEXCELのような表計算ソフトで作るファイルのことです。

とつけたすようにしています。

他にも、私がYoutube動画で「商品説明文でどんなことを書いたらよいか」を説明するときは

商品説明はまずおすすめポイントを書いて、次に商品の開発秘話を書きます。

と始まるのではなく

私がテストで作っている『colorme kitchen』というお店で説明していきます。カラーミーキッチンは、渋谷でパン屋さんをやっている、という設定です。今回は、カレーパンの商品説明を書いていきます。

とつけたしています。

このように、誰しもが共通認識をもてるものではないな、という単語が
でてきた場合は、必ずその言葉についての前提をお話するようにしています。

前提の認識をそろえることで、聞く側の話の理解度や、興味をもってきいてくれる度合いがぐっとあがります。

避けていること3つ目:極力「できません」で終わらない

これは電話のサポートをしてるときに身についた心構えなのですが
「〇〇がしたいです」というお問い合わせに対して、カラーミーショップではできない場合、
「大変申し訳ないのですが、カラーミーではそういう機能がないのでできません」という答えで終わることもできるんですけど

そのあとに「でも、お手間になってしまいますが、△△をすることで解決できます」とか
「カラーミーショップの機能ではないですけど、このサービスを使うとよさそうです」みたいな
代替案をいってあげると、相手の反応が全然違ってくる
んですよね。

「めっちゃ手間だろうな~こんな回り道な代替案でもいいのかな。。。」と申し訳なさもありつつ恐る恐る代替案をいうと、意外にも「あ!なるほど、それいいですね、試してみます」といってもらえることが、ありがたいことに多かったので、できる限り代替案を伝えるようにしています。
(もちろん「そんなの無理だよ~」といわれることもありました)

また、どうしようもなく代替案がないときは「代替案はありません」というようにしています。
そうすることでお客さん側も納得して諦めてくれるというか、もうどうしようもなく何もできないことを伝えると、逆にあっさり「そうですか、わかりました」といってくださる方が多いです。

代替案はありません、と添えることで
変な余白を残した案内にならなくなっているのがいいのかなと思っています。


こんな感じで、話を聞く側が、置いてけぼりにされず、一緒に進んでいけるよう日々意識して原稿を書いたり、お話するようにしています。

私が今メインで担当しているYoutubeは1対無限なので、どうしてもすべての視聴者の方に理解してもらうことは難しいのですが、1人でも「わからないからやめよう」と思ってしまう人がいなくなるよう、これからも「誰でもわかる」を目標に動画をつくっていきます!

後半はこちら


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