20230624

しゅんりくん、はるかさん、本日は誠におめでとうございます。僭越ではございますが、お祝いの言葉を述べさせていただきます。
新婦はるかさんとはいつもは名字で呼び合うような仲なのですが、今日はかしこまってはるかさんと呼ばせていただきますね。
はるかさんとは小学生のときからの友人で、その後中学高校と同じ学校に進学し、卒業後の進路や住む場所、仕事など、お互いの環境が変わっても、今日まで約20年ずっと仲良くさせてもらっています。
服の趣味や笑いのツボ、テンポの良い会話。全てにおいて居心地がよくて、こんなに仲良いことって無いなと、心から思っています。
ここ数年の年初めは、一緒に初詣に行って、はるかさんのご実家にお邪魔させてもらうことが多くて、いち友人である私と一家団欒の貴重な時間を共有してくださること、どんなときも温かく迎えてくださること、はるかさんのご家族の皆さんにも大きく感謝して止みません。

そんな温かいご家族の元で育ったはるかさんのおおらかさや、末っ子ならではの素直さは、私にとって憧れです。私を親友だと言ってくれて、無条件で信じてくれていて、頼ってくれる、そういう、私との関わりの中で感じるはるかさんの底知れぬ優しさは、これまでの人生の岐路や対人関係において、いつだって思いやりを持って沢山悩んだり考えたりしてきたはるかさん自身の経験からなるものだと思います。いつものやわらかい表情の奥にはしっかりとした芯があって、簡単にはブレないところ、思っていることを真っ直ぐ言葉にするところ、そんなはるかさんのことを、私も無条件で信じているし、いつも頼りにしているし、大好きです。
一緒に暮らし始めた二人の名古屋の新居に初めてお邪魔したとき、しゅんりくんが、「久しぶりに会うんやでゆっくりしてきね」と、私たち二人を銭湯へ連れて行ってくれて、着替えまで持ってきてくれたことがありました。私の分の着替えまで、一式まるごと綺麗に洗濯して畳んであったことがとても印象に残っています。すごく些細なことだったけど、送り迎えとか洗濯とか、そういう生活の一場面を共にしたとき、しゅんりくんの存在がより身近になって、「親友の"彼氏"」から「親友の"家族"」になったんだなあ、と思った瞬間でした。

しゅんりくんはプロポーズをする前日に、指輪の写真と一緒に「明日プロポーズするよ」と私に連絡をくれました。そして翌日には、はるかさんの方から、二人と指輪の写真と一緒に「指輪もらったよ」と連絡がありました。二人のことは、よくはるかさんから話を聞いていたけれど、付き合って六年、時には日本とアメリカの遠距離恋愛を経て入籍した二人には私にも計り知れないいろんなことがあったことと思います。そんな二人が結婚するという報告に、大袈裟でなくうれしなみだが溢れたことを覚えています。いつも山岸と呼んだら返事をしてくれていた親友が、入籍してから今日を迎えるまでの色んな場面で黒川と名乗るのを目の当たりにしたりして、そのたびに「あ、結婚したんだ…!」と、嬉しい報告をもらうような気持ちで居ました。二人のたいせつな瞬間に立ち会わせてもらったような気持ちです。ありがとう。

成人式のあとに、おそらくお互いを意識し合っていた、まだ付き合う前のしゅんりくんとはるかさんに、「晴れ姿でツーショット撮っておきなよ〜」って背中を押したこと、覚えていますか?私はあの時から直感で二人はきっとこの先ずっと一緒にいることになるんだろうなって思っていたよ。
そして今日はこうして結婚式での晴れ姿のツーショットを見られて、本当にうれしいです。こんなすばらしい機会をくれて、ありがとう。二人とも、これからもずっとよろしくね。末永くお幸せに。

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