見出し画像

飼い猫

愛猫が逝ってしまいました。

長文ですがつらつら箇条書きで記録していきます。

※長文だから時間ある人限定※

去年まで私は実家を離れて暮らしていまして

その頃母親から「しらたま(飼い猫の名前)、最近よく吐いちゃう」と連絡をもらっていました。

退職し実家に戻ってきて姿をみると健康的な体型だったのが激痩せしていました。

2021.4.25

画像2

2021.12.2

画像2

「腫瘍がみつかった」「嘔吐を繰り返してる」「よく漏らすようになった」「病院にも頻繁に通っている」

今年1月中旬から1ヶ月ほど、また家から離れていて母からの連絡

「しらたま、もうながくないかも」「発作があって先生に今まで頑張ったよと言われた」


2月頭に実家に帰ってきたとき、すっかり変わり果てた姿になっていました。

2022.2.6

画像3

病院で点滴打って、毛は抜けて よぼよぼ。

ご飯は少しずつしか食べれない。家の中もおしっこを漏らしちゃうから専用のシートだらけ。


4日後、コタツの中でなんか変だな?とコタツの中をみてみるとグッタリしてるのに変な痙攣をしてる。

病院にいこうと連絡したらかかりつけの病院が休み、次の日も祝日でお休み。

母親が別の病院なら開いてると連絡を取り、車で急ぐ。

診てもらったら、「低血糖ですね。ブドウ糖を出すのでスポイトをあげるので入れてください。」

かかりつけではないのでとりあえず応急処置をしてもらった  

帰宅後、さっそく飲ませる

画像4

まだまだ生きてほしい でも弱々しくなった姿で、生きても苦しいだけだよね。でも…でもこれを与えたらまだ一緒にいれるかも…みたいな葛藤をしていた 

保護者のエゴでしかなかったのかもしれない


口を開けて飲ませた後ちょっと落ち着いたみたい

画像5

ブドウ糖与えてちょっとした後、お腹すいたと言ってご飯を食べてた。一安心。


したのも束の間

発作があるかもと付きっきりで一緒にいたら、予想が当たり、再発。

胴体ぐったりしてるのに手足ばたばた動かしてる。

頭だけゆらゆら動かしてる。

夕飯食べながらも気になってテレビどころではなかったけどテレビちょっとみる、食べて、しらたまを再度みる の繰り返しの作業。

20時頃、いつも母親の布団で寝てるから寝床整えて暖かくして寝る。

私も一緒に寝たかったけど、布団が狭いから少しだけ一緒にいてすぐ就寝


夜中の3時頃 母親から起こされる。

「息してない…」

急いで飛び起きて、状態をみる。

確かに息は止まってる?でも時々ピクッとか鳴き声とか発してる。え?え?え?

わからないなりに名前を呼びかけ背中をさする。


しらたま!  しらたま! 


微妙に反応がある

背中をさすり続ける。でも… 

涙が溢れてきて

「だめかも……」 震えながら泣き崩れた

画像6

もう手の出しようがない 先生もいないし、病院でもないしで、

どうしようもなかった

しらたまの隣で、わたしも母親も狭い同じ布団の中で1時間ほど仮眠を取る


偶然だけど一緒のタイミングで母と起きる。


死後硬直していた。  

頑張ったね 頑張ったよ 



火葬してもらえるところを探して地元ですぐ近くにペット専用の葬儀場があったからすぐ連絡をとり、朝の10時に連れて行きました。

母に受付の対応してもらってる間にしらたまと私のだけの空間のとき、ずっと頭を撫でてた。

母と対応の方が戻ってきて、

一緒にいられる最後の瞬間。

火葬場に入る。

火葬の扉が開き、涙がまた出てきた。

しらたま 燃やされちゃうの


扉がしまり、点火のボタンを母親と押す。


完全に骨になるまで1時間ほどかかるとのことで待合室で待つ。呆然となっていたから辺りを散歩する。

野良猫が2匹いた。

他の利用者さんも2組ほど来た。

火葬場を眺める。

1時間も立たない時間で呼び出しがかかる。

綺麗に骨になっていた。着けていた大きな鈴も真っ黒くろこげ。

納骨し、一緒に家に帰りました。


たまたま地元に近いところでよかったし、供養も丁寧に扱ってくれてありがたかった。


しらたま 14年間 ありがとうね。帰ってくるといつも姿をみて癒されてました。

母のお膝が大好きだった 

画像7

姿がないな〜と思ってもプリンとかヨーグルトとか乳製品出して食べてたらどこからともなく現れた

画像8

画像9

リラックスして寝てる姿をながめてるのとちょいちょいと触れ合う時間だいすきだった

画像10

ちょっと遠くから見られてる謎な時間もだいすきだった

画像11

(書いてる途中も涙ぐみながら書いてた)


鼻水止まんない


ありがとうね 


【余談 友達と会う約束をしていたのでしらたまの事があったからキャンセルしようか迷ったけど絶対会いたかったから意地で行きました 3時間遅刻して。】


おやすみなさい