モテキと自分

後輩が結婚した。
8年付き合ったカップルだ。
めでたい。めでたい。自分のことのように嬉しい。

今日は司会を終えて、どうせ眠れないので快活クラブに行きアプリで途中まで見ていた漫画を見た。
あらかた読み終え他の漫画を探していると大学1年生の時に初めて漫画アプリで買った「モテキ」を発見。
久しぶりに読んだ。
主人公は冴えない29歳の男性。タイミングよく過去の女性から連絡が立て続けに来ていわゆる「モテ期」が来るところから物語は始まる。途中途中、中学時代の主人公が脳内でタイムスリップしてきて29歳の主人公に質問をする。
未来の自分に期待をしているのだ。(ほとんどくだらない期待だが、、、)
主人公は特別変わったことはない人生で、無味無臭の人生を送っていると若き主人公に伝え意気消沈させてしまう。

そこから物語はどんどん進展していくのだが、9年前に初めて見た漫画を改めて見ると見え方がだいぶ変わる。
主人公が自分に合わさる箇所が増えているのだ。
当時は恋愛について面白おかしく描いてる漫画だったけど、今見ると恋愛にも仕事にも一歩踏み出せず、現実逃避をしている主人公に共感している自分がいる。
9年前はいなかった自分だ。

心のどこかで「こうはならないだろう」と思っていたモテキの世界。
片足を突っ込んでいるのかもしれない。

そして、変わるなら今かも。

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