市民オンブズマン連絡会議・佐賀が解散
NPO法人 市民オンブズマン連絡会議・佐賀が
解散しました。
会員で存続について何回も話し合いましたが、
新型コロナによる中心メンバーの経営逼迫、
事務局の高齢化・病気・怪我などで
運営を引き継ぐ人がいなく、団体を継続することが
困難になったとのことです。
市民オンブズマン連絡会議・佐賀は、佐賀県庁が
1993-1997年度に架空コピー費で約6.4億円もの
裏金を作っていたことを住民訴訟で16年以上追及しました。
(知事への損害賠償請求は2度目の最高裁で敗訴確定)
それ以外も行政追及を多数行ってきました。
全国市民オンブズマン連絡会議加盟団体は65になりました。
https://www.ombudsman.jp/prefs_menu
加盟団体のない県は以下6県となります
長野県・三重県・島根県・佐賀県・長崎県・沖縄県
加盟団体はあっても高齢化のため開店休業状態のところも
数多くあります。
だれかが行政や議会をチェックしないと、行政や
議会は暴走しがちです。
だれかが情報公開請求しないと、行政・議会は
市民に情報を隠すようになります。
団体があれば、情報公開や行政追及のノウハウが
受け継がれますし、行政・議会に緊張感が生まれます。
個人で活動を行うには、金銭的な限界があり、
またモチベーションの維持も大変です。
「団体がなくなって残念」と悔やむ前に、
一人一人ができることはあるはずです。
市民オンブズマン事務局日誌 市民運動とブログ
https://ombuds.exblog.jp/i4/
全国市民オンブズマン連絡会議
https://www.ombudsman.jp/
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