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鳥観図と龍観図

いまタロットについて勉強しているんですが、大アルカナ9隠者のカードの解説で「俯瞰思考」という言葉が出てきて調べていると、全体像を捉えるものの見方を俯瞰というそうです。

経営者になるには俯瞰的思考が必要 云々などと書いてあるサイトが沢山ありました。へ~って思っていたら、ふと「鳥観図」的な意味だよね?と大学時代のとある先生の話を思い出しました。

その先生はチベット仏教研究で有名な「川﨑信定」先生なんですが、先生が筑波大学から東洋大学にいらした最初の年の授業を受講したんですね。チベット文献購読。私はあほなため、授業は難しかったので成績悪かったのですが、先生の豊富な経験を講義の中でお話されていたんです。

その中でチベット人と待ち合わせすると、全然会うことができなくて、いったいこれはどうしたものかと原因を探ると彼らは「龍観図」で動くから、鳥観図で地図を考える我々とは指している場所が違う

っていう下りがあったんです。え?!どういうこと?!と今でもどういう地図なの龍観図と思っていますが、会えなかったくらい視点の違う地図で動いている人々がいるのか。。と感心したことを思い出しました。

いったいどういう地図なの、龍観図。


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