【コラム♯1】NSC初日 相方探しの会

曲がりなりにも3年間記者の仕事をしていた。
その力を落としてはいけない。これからの日々を、文章で残していくことにする。
コラムでは過度な宣伝はしない。自分用の日記だと思って書く。

・相方探しの会


NSCは1人で養成所に入所する人間がほとんどだ。入ってから相方を見つける。
互いに何も知らない人間たちがどう繋がるのか。至って簡単。「相方探しの会」という会に参加し、互いを知る。そして結ばれる。

50〜70名の人間が1つの教室に集まり、互いのプロフィールを確認。会話する。
イメージがつかない人に向けては、「街コンのようなもの」と思ってもらうと良い。

私は街コンを知らなかった。会の序盤に1期上の先輩が「街コンだと思ってくれればいいから〜」と言っていた。
その時の私の脳内は以下の通りだ。

私「街コンってそもそも何よ」
私の中の私「『言わずとも知ってるよね?』って雰囲気だったな」
不適切にもほどがあるの主人公「街コンってあれか?順子がチョメチョメする相手を見つける会なのか?」

私「参加者みんな『あー、はいはい』って感じの顔してたぞ」
私の中の私「まさか、街コンって義務教育に入ってたのか?俺キリスト教の高校に行ってたから、その時間礼拝してたかもしれない…。家に仏壇あるのに…」
不適切にもほどがあるの主人公「まさか、順子が男とチョメチョメ…?そんなまさか…(笑)」

私「やべ、始まる。何とか経験者ヅラしないと」
私の中の私「舐められないためにもダウ90000とかラーメンズ好きって言ってセンスある風にしとけ!」
不適切にも程があるの主人公「順子がチョメチョメ!!!!順子がチョメチョメ!!!!!!!!」

そんなことを考えていたせいで、壇上に上がって行った自己紹介は大して盛り上がらなかった。「もう少しボケていればウケたかもしれないし、反対にウケていなかったかもしれません」と、心の中の小泉進次郎がエールを送ってくれた。

とはいえ、「お笑いが好き」という共通点を持った多くの人間と話すことができた。
久しぶりに大多数の人間とLINEを交換した。顔と話した内容はほとんど一致していない。

しかし、何かの縁で同期となった人たちだ。大切にしたいと思う。


【執筆が終わってひとこと】@初対面の子に言われたこと

「3ヶ月前に撮影した証明写真の私と実際の私の顔を見比べ、『え、この時の髪の毛どこ行ったの?』と真顔で聞かれました。実物の私は、やはりハゲているようです」

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