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蝋梅の名前の由来がわかり、もっと好きになった話

毎年この季節になると、庭に蝋梅のいい香りが漂います。
冬に咲く花は、本当に貴重。冬に咲く花として椿もあるけど、蝋梅には心を動かされます。
私は以前からなんで「ろうばい」と言うんだろうと思っていたんですね。私の頭の中では「老梅」と変換していたわけで、こんなかわいい花になんで『老』をくっつけるのだろうか、まるで名前と花とがそぐわないと思っていたんです。
それを友達に言うと、「老」じゃなくて「蝋」だよと教えてくれたんです。
花の表面がツルツルしていて、まさに蝋を塗ったようになっている花だからだよと。
それを聞いて、この花に対して持っていたイメージが覆されました。
聞こえた音で、勝手な想像で自分が漢字変換をしていたわけです。これまでにそんなことが沢山あったんだろうなあ、と思い返しています。蝋梅さん、ごめんなさい。私もこちらのほうがしっくり来て、もっと蝋梅が好きになりました。

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