#3 ＜芸術の秋＞大阪出張→徳島 前編
こんにちは。ちえです。
秋ですね。秋と言えば？？食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋？？
出張帰りに、「芸術を堪能する」なんてプランはいかがですか？
有名な絵は海外の美術館に行かなければ見ることができないし。美術展に足を運んでも有名な絵の前は人だかり。とてもゆっくり鑑賞できません。そしてこのコロナの逆風。。。。
その、お悩みをすべて解決できる場所が「徳島」にあるのです♪
モナリザ（レオナルドダヴィンチ）、最後の審判（ミケランジェロ）、水連（クロード・モネ）ひまわり（フィンセント・ファン・ゴッホ）、数々の名画を「いっぺんに」「すべて原寸大」で楽しめてしまう！そんな芸術の秋におすすめのスポット。日本最大級の常設展示スペースで感染対策もされていて、安心して鑑賞できる。
それが、徳島県鳴門市「大塚国際美術館」です。
大阪梅田より徳島までは直通バスで約２時間。今回は出張帰りなので、徳島駅で一泊し、翌日朝から名画を思う存分楽しむプランになっています。また、美術館から徒歩５分ほどで、鳴門のうず潮鑑賞船にも乗船できちゃいますよ！美術、海、グルメも満喫できる出張一足の工程をご紹介！
◆大阪出張一足旅の ＜芸術の秋＞前編 大塚国際美術館
17：30 お仕事終了 at 大阪梅田♪
18：30 JR大阪駅 バスターミナルより 徳島行きのバスに乗車 徳島駅までは約３時間。途中、阪神高速からの素敵な神戸の夜景を眺めるもよし。仕事の疲れを癒すために爆睡するもよし。明石海峡大橋で大興奮するもよし。思い思いにお過ごしください。
21：30 JR徳島駅到着 駅直結のホテル、「JRホテルクレメント徳島」へ宿泊。徳島ラーメンもいいね！
翌8：00 JR徳島駅→大塚国際美術館行きの路線バスへ乗車。１時間ほどで美術館へ到着。9：00開館。
※大塚国際美術館最上階のお庭 きれいな芝生が広がっています
◆私の見たかった名画◆
大塚国際美術館に来たら、憧れの名画を目の前で思う存分楽しむことをお勧めします。だれにも邪魔されずに鑑賞できる大チャンスですから。
私が美術を好きになったきっかけはこの一枚。
[民衆を導く自由の女神 ウジェーヌ・ドラクロワ]
1830年に起きたフランス7月革命を主題としている。
真ん中に描かれる女神。右手で掲げ民衆を導く果敢な女性は、フランスのシンボル。フランスのルーヴル美術館で見たときに感動しました。この絵を見るたびに、女神のように果敢な女性でいたいと思います。
そしてお気に入りのもう一枚。神話画。
[ダナエ レンブラント・ファン・レイン]
ギリシア神話の英雄ペルセウスの母であるダナエがほぼ等身大で描かれている。彼女は、娘の男児によって殺されるという予言を得た父アルゴス王アクリシオスによって幽閉されていた。そのダナエをオリンポスの主神ゼウスが見初め、黄金の雨に身を変えて訪れ彼女と交わるシーンが描かれている。
写真ではうまく映っていないが、繊細でキラキラと輝く黄金の雨とダナエの官能的な体があまりに美しい。愛、性、美、恍惚、女性として幸せ、潔さを感じる。女性は男性の受け入れを決める時、単なる受容ではなく、積極的な受け入れともとれる潔さがある気がする。その複雑な感情をなんとも表現しているこの絵が好きです。
◆大塚国際美術館の見どころ◆
なんといってもユニークな展示方法です。
①環境展示
古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現した今までにない臨場感を味わえる立体展示です。
②系統展示
古代から現代に至るまでの西洋美術の変遷が美術史的に理解できるように順を追って展示しています。
③テーマ展示
時代を超えて古今の画家達の描いた代表的な作品を展示。テーマごとにそれぞれの表現方法の違いを比較することができます
※私は特に神話や宗教画が好きで、新約聖書に描かれるマリアが聖霊によってキリストを妊娠したことを告げ、またマリアがそれを受け入れることを告げる出来事「受胎告知」のテーマが好きで、比較できる展示には心が躍りました。
◆大塚国際美術館のお楽しみ◆
大塚国際美術館の鑑賞ルートはなんと、約４キロ！休憩スペースも充実しています。グルメやカフェメニューも充実です。
レストラン・ガーデン１F
イベントのテーマに合わせたランチや、鯛、わかめなど地元の食材を使ったメニューがおいしいです！庭園を眺めながらランチができます。贅沢すぎる一息です。
カフェ・ド・ジヴェルニー B2F
B2Fにあるカフェとテラス。写真はモネの大睡蓮展示の裏側です。壁の向こう側には睡蓮の展示が広がっています。そんな場所で一息。（お酒好きなため、ここでもビールです(笑)）
いかがでしたか？名画一気見とグルメが楽しめる旅。
後編では鳴門のうずしおをお届けします。
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