見出し画像

富山を離れて1年

今さら実家に戻る気などないので「栃木出身です」というより「富山に住んでました」と自己紹介するほうが多い。そして案の定「富山ってどこ?」と聞かれることも多い。日本地理を全然わかってない人に何を説明しても無駄なので、丁寧な説明をする気はない。「はいそうです、大阪のほうです」ってレベル。

富山のことを(まったくわかってない人):(知ってる/行ってみたい):(行ったことある)=1:1:1ぐらいですね。

ここでは(知ってる/行ってみたい)人の話をします。富山県民が愛してやまない(白えび)(立山)は知名度ないです。(ホタルイカ)(五箇山)が知名度低いのはまあ納得。

(富山ブラックラーメン)は割と知ってる人がいます。オレも年に一度は食べてました。おいしいのでぜひ食べてね。

そして意外なことに、富山県外の人にとって、富山のイメージは(カニ←紅ズワイのことですね)(のどぐろ)(ブリしゃぶ)なのだ。正直富山に13年住んでたけど、ほとんど口にしてない。

イメージというのは自然発生するものではありません。県の広報・観光担当・旅行会社などが意図的に作るものです。富山を売り出すため、市民が知らないところで努力して高価格商品を開発していたことが、県外に出て改めてわかりました。(※ブリしゃぶは昔からあった食べ方ではありません。観光客が喜ぶように最近開発された商品です)

富山在住時には、よそ者にもかかわらず積極的に富山県の魅力をPRしてきたつもりですが、プロの仕事は違うなと感じています。

※ヘッダー画像は富山の市電と神通川

蛇足)富山のスーパーマーケット、大阪屋のコロッケ、目玉商品とはいえ、よそにはない安さ。企業努力を当たり前だと思ってた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?