引きこもりと世間体

長野県中野市で25日夕に発生した立てこもり事件で、被害に遭った方がかわいそうなのは報道の通りなんだけど、加害男性を悪者にして事件を終わりにしても、何の意味もない。

事件の背景には、「引きこもり男性が近所で悪口を言われていたという思い込み」が原因とされているが、思い込んだ加害者が悪いという構図は、山上徹也が「安倍さんが統一教会と関わっていたという思い込み」と似ている。思い込み?

市議会議長の長男が31歳で引きこもり、という事実に対し、世間に顔向けできないとか、早くまともな職に就けとか、早く結婚しろとか、本人を否定する言動が数多くあったはずです。生きていても意味がない、自暴自棄になってやる!!!と思わせる田舎の慣習を変えなければ、また同じことが起きます。

思い込みで片付けてはダメです。冴えない独身引きこもり男性がいたといても、それをあたたかく受け入れる社会を構築することが必要です。

(STARBUCKS VIAにオリーブオイルを入れた液体を飲みながら書きました)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?