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3級ネット試験対策を考えてみたよ!

先日、受験前の確認事項として公式HPで案内されていましたね。

とても重要なことばかり記載されているので、ネット試験受験時には必ず時間を取って確認してくださいね。


中でも今回注目したいのは、試験の概要として記載されていた【出題形式】。

出題形式と試験時間
2級 : 選択式+入力式5題以内・・・・・90分
3級 : 選択式+入力式3題以内 ・・・・・60分

先日、各資格学校の予想問題として公式さんから案内がありましたよね。そちらはご覧になったかしらん?

見てみると、初回案内時から追加されていますね!

CPA会計学院さん
資格の大原さん
TACさん

*追加
ネットスクールさん
資格★合格クレアールさん


でね。
直前対策を考えてみるんだけど。

以前にもお伝えしているんだけど、個人的には今も基本スタンスは変わってなくて。

とにかく、手元にある模擬問題集や過去問題集でしっかりと=90点以上取れるようになるまで繰り返しくりかえし何度も解くコト。

うん、もうこれだけ。

統一試験であれネット試験であれ、必要な実力は同じなので、合格のためにやるべきことは決まってるからなんです。

ただね。

そうは言っても、試験当日は『統一試験』と『ネット試験』では違う条件もあるわけで。

①自筆とキーボード入力の違い
②目線の動き
③問題文への書き込みの有無

気になってるのはこの3つ。

①自筆とキーボード入力の違い

これに関しては、公式さんもかなり意識して制限時間を変更することで対応されていると思っているんですね。もっと言うと、漢字の書き間違いや書きモレ等のポカミスで点数を落とす要因がなくなって良かったなって思ってるくらい。

しかも、数字のキーボード入力に関しては、コンマを気にする必要がないので、基本的に電卓のときと同じです。(数字の入力時にコンマ入力は不要と公式発表にあり)

でも、センセイや学校さんによっては、「試験時間が短くなった割には、やることが多いからスピードは大事になる。」とちょっと危機感を持っておっしゃっているかもしれません…。

ただ、ワタシ個人的には時間を気にする必要はないと思っています。

もちろん、直前期に時間を計って問題を解く必要はありますよ!

だけど、「もっと早く解けるようにならなくっちゃ!」と考える必要はナイですよという意味です。

というのもね、仕訳がしっかりできるようになると、スピードは必然的に上がってくるからなんです。

マラソンをイメージしてもらうと分かりやすいんだけど、初めて10キロマラソンに挑戦するってなった時に、今まで運動をしなかった人が、いきなり5キロとか走り込みをするとかって体への負担が大きすぎてありえないんですね。

特に全く運動をしなかった人なら、いきなり走り込みとかしたら大怪我につながってしまう。

そこで、まずは3キロとか『まとまった距離を連続して歩く』ことから始めるんですね。そこから徐々に緩やかなジョギングに移行して、長~い距離をゆっくり走り続ける体力をつけていくのがセオリーなんです。

これ、10キロマラソンを完走のに必要なのはスピードじゃなくて体力だからなんですね。

で、体力がついてくれば筋力も自然と備わるので、気がつかないうちにスピードが上がっています。

で。

簿記検定に話を戻すと、制限時間内で問題が解けきれないという場合は、問題文を理解したり仕訳を考えている時間が長いということなので、ちょっと厳しい言い方になりますが基礎力が不安定な状態ということなんですね。

なので、ワタシが言った『時間を気にする必要はない』の本質は、『気にするのは時間じゃなくて、基本的な理解』ということです。

統一試験との違いは②と③

ただね、気になるのは

②目線の動き
③問題文への書き込みの有無

ですよね。今までの統一試験であれば、

・電卓
・問題文
・解答用紙
・メモ用紙

を横に並べて、目線が比較的近距離で移動するだけで良かったし、メモ用紙だけでなく、問題文にもガンガン書き込みをして活用することができましたよね。

だけどネット試験では、問題文と解答用紙がパソコンの画面となるので、目線に上下の動きが加わることで集中力に大きな影響がありそうだし、問題文に書き込むことができないのでメモ用紙をフル活用しながら解答しなくちゃいけない…。

これらを踏まえた対策を考えると…

3級は問題が、第1問~第3問になる訳だけど、覚えておいてほしい大前提は『仕訳をしっかりメモ用紙に書くコト』

まぁそうは言っても、 第1問:仕訳問題に関しては、画面を見ながら直接入力した方が目線が大きく動かないのでイイかもしれませんね。

だけど、第2問:帳簿伝票問題は、しっかりと『メモ用紙に仕訳を書き出した上で解答欄へ入力 』した方が結局は時短につながりそう。

第3問:精算表財務諸表問題も同じで、『メモ用紙に仕訳を書き出して解答欄へ入力』です。特にここで気をつけてほしいのは

仕訳が一つできたら、すぐに解答欄へ入力するコト!!

です。そうすれば、例えば①で解答を入力した数字が④で影響を受けることになってもすぐに把握することができます。しかも、経過した時間分の解答を埋めることができる=点数につながりますね!

あ~、これ今までの試験でワタシが伝えてきたコトと一緒ですね(笑)

と言う訳で、12/14から始まるネット試験に挑戦される皆さん、しっかり仕上げて落ち着いて受験してきてくださいね!

☆・☆・☆
-追記-

(2021.3.1)
2021年度のネット試験に施行休止期間が設けられました。受験日をご検討中の方はぜひ一度ご確認ください!↓↓↓


(2021.3.5)
ネット試験を受験予定の方やご検討中の方は、マイページ登録の際ご注意くださいね。↓↓↓


◎参考◎



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