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【合格率】ネット試験:2022.4月~6月

簿記2・3級ネット試験(CBT)の第1四半期・受験者データが更新されました!

2022年4月~6月・ネット試験(CBT)合格率

◆3級

日本商工会議所HP


◆2級

日本商工会議所HP


3級は、過去年度の平均とほぼ一緒ですねぇ。

◆3級・過去年度(ネット試験)

ちなみに前年度の四半期別と比較すると、ちょっと違ったりします。

◆3級・2021年度 四半期別(ネット試験)

前年同期は、46.4%。
今期より少し高いですけど、それでも半分以下の合格率なので大騒ぎするほどではないですね。半数以上は落ちているわけですし。

前期の第2四半期と第4四半期の合格率が少し下降してたんですね。
物事を斜目切される方の中には、「問題を入れ替えて合格率を調整してるのでは…?」などとおっしゃる方もいるようですが、個人的にはそんなことはないと考えています。

じゃあ、なんで第1・3四半期が少し高いのか?って??

それは、公式さんに聞いてみないと分かりませんが(笑)、まぁ無理やり理由を探すなら…ネット試験が始まって数ヶ月経過していますし、新年度が始まったことで講師陣が問題の傾向を確認するために半年に1回受験した可能性はあるのかもしれません。


一方で2級の過去年度は、こんな感じ。↓↓↓

◆2級・過去年度(ネット試験)

今期の合格率37.8%は、前年度と過去年度累計平均に近いですね。ちなみに前年度分を四半期別で見ると、こんな感じ。↓↓↓

◆2級・2021年度 四半期別(ネット試験)


前年同期は、44.8%。
今期が37.8%なので、随分高いように感じますね。
これも新年度になったので、講師陣が受験しに行った…ということにしておきましょうか?(笑)

簿記検定は長い歴史があるので、どうしても過去の合格率と比較したくなるし、難易度が上がったことを理由に受験したくなくなる(?)かもしれません…。

でも難易度が上がっているのは(特に2級)、公式さんが受験生に意地悪しているのではなく(笑)、世の中の流れが世界レベルで早くなったからです。できて数年の小さな会社が、ある日突然買収され、世界市場で戦うグループ企業となる!なんて可能性だって十分にあります。

そんなときは、本業の技術力だけでなくすべての部門がレベルアップする必要があります。会計知識もその一つです。財務や経理の人だけが知っていればイイってものではありません。

それに、どんな小さな知識であっても単語を知っているだけで、不安が解消できたり自信につながるなんてことも多々あります。

今は、難しくてアタマから煙が吹きそうになっているかもしれません。でも、継続していれば必ず理解できるときが来ます。あせらずコツコツと知識を積み上げていきましょう。

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