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新しいコトをやってみたら楽しんでる自分をみつけた!

ちょうど1週間前の今日は、「フェスを楽しもう!」と思いながらキナリ読書フェスへの参加を決めて、課題図書に選んだ『世界は贈与でできている』を読んでました。

(時間の経つのが早いですね…。)

この本は資本主義の本質である『交換』と、ずっと前に与えられていても気づくまで受け取ることができない『贈与』について、たくさんの事例をもとに紡がれていて。

ワタシにとっては、今まで避けてきた家族関係に向き合う大きなきっかけになったんですね。というよりは、強烈に思い出されるのが家族との関係だったといった方が正しいかもしれない。

とにかく、家族関係を見つめ直さなきゃいけないけど、考えるだけで気分が重くなる状態だったワタシには、ちょっぴり悲しみが大きいけど自分で自分を癒すための時間になったコトは間違いない反面、そんな状態だったから感想文を書くのは、想像以上に大変で。自分の考えをまとめるだけで四苦八苦してました。

たった1週間前なのに、今ふり返ってみると昔の思い出を語る時のようにホント笑ってしまうんだけど、深刻で泣きそうな顔をして超真剣&大真面目にパソコンと向き合ってウンウンうなりながら感想文を書くワタシ。

なかなか書けなくてしんどいなぁと思っていたけど、あれは違う。家族関係を見つめる事じゃなくて、自分の考えを文章に残すことがしんどかったんやわ!!(笑)

まぁともかく、フェス当日のワタシは、進捗に反比例状態の感想文でも提出したい気持ちは大いにあったから、とにかく何とか形にして提出しました。

で、フェスの翌日。

目を覚まして真っ先に思ったことが

「もうちょっとあの部分は丁寧に書きたかったなぁ…」
「こっちの単語の方がいいんちゃうかな…」

と感想文のことばかり。前日は目をウルウルさせながら感想文を書いてたのに、めちゃめちゃ満喫してたんやっと朝からなんか笑ってしまった。

もちろんその日は、余韻を隅々まで楽しみたくて皆さんの感想文をたくさん読んで、大いに楽しませていただきました。参加者の皆さん、ありがとうございました!

でね、そんな風に過ごしてたら思い出したんですよ。
小学生の頃、感想文を書くのが好きだったことを。

感想文の宿題をイャがってる人が、クラスにたくさんいることに気づいてびっくりしたことを。

確かね、いつもは原稿用紙二枚分で良かった感想文を、ある時三枚分書いてくるようセンセイに言われたんですよ。その時のクラスの様子はって言うとモノすごいブーイングの嵐。

そんなん書けるわけない!
感想文って何書いたらいいの?

とにかく口々にみんな言いたいことを言っていて、当時のワタシはめちゃめちゃびっくりして。だって「書けるわ!」って思ってたし、何を書いたらイイんやろう…っていう風に思う人がいるんだ!って思ったから。

まぁ時間が経った今のワタシは、完全にブーイングしてた側の気分なのでこれを書きながら震えてるんですけどね(笑)。

でもこうやって、初めてオンラインイベントに参加して、大昔のコトを思い出しながら楽しんでる自分を見つけたことですし、これを機に、もっともっとたくさんの本と言葉に出会って、いつか誰かが新しい本と出会いたくなるような感想文が書けるよう、これから少しずつ書いていこうと思います!

企画運営をしてくださった岸田奈美さんをはじめ、関係者の皆さん、参加者の皆さん、感想文を読んでくださった皆さん、本当に素敵な機会をありがとうございました!

サポートをいただいてありがとうございます♪ 大好きな本の購入に使わせていただきますね。😃