租税公課(そぜいこうか)
お店や会社は、さまざまな税金を納めています。大っぱに分けると、利益に課税されるモノと利益以外のモノに課税されるモノがあります。
今回は利益以外のモノに課される税金についてベンキョーします。
代表的なものに、固定資産税・自動車税・印紙税などがあります。これらは、租税公課勘定(費用)で処理します。
利益以外に課税される税金だけど、費用として処理できるところが特徴です。
固定資産税(こていしさんぜい)
毎年1月1日時点で所有している土地や建物に課税されます。送付された納税通知書を受け取ったあと、一括して納付するか4期に分けて納付するかのどちらかになります。
ご自宅が持ち家の方には、おなじみの税金ですよね。
仕訳のタイミングは、①納税通知書が届いたとき・②固定資産税を納付したときです。
①納税通知書が届いたとき
納税通知書が届いたさいには、未払固定資産税勘定(負債)で処理をします。
例題(1)
固定資産税の全期分100,000円の納税通知書が届いた。
②固定資産税を納付したとき
納付をしたさいは、未払固定資産税を納付した分のみ減らします。
例題(2)
固定資産税の第1期分25,000円を現金にて納付した。
自動車税(じどうしゃぜい)
4月1日時点の車の所有者に課税されます。こちらは納税通知書で納付したり、預金口座から振替えたりします。
例題(3)
営業車の自動車税30,000円を現金で納付した。
印紙税(いんしぜい)
取引に伴って作成する契約書や領収書、その他書類・文書に課される税金です。約束手形も印紙税が必要な書類の1つです。
印紙税は、収入印紙とよばれる切手のような見た目のモノを書類等に貼り付けることで、印紙税の納付になります。コンビニや郵便局の窓口で購入することができます。
例題(4)
一枚200円の収入印紙50枚を現金で購入した。
今回はここまで。
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