誰でも簡単に起業アイデアを出す方法

みなさんのなかに「起業してみたい」
と思っている方はいらっしゃるでしょうか。

おそらく多くの方は
「起業と聞くと難しそう」
「起業したいけど何からやれば良いか分からない」
という方が多くいらっしゃると思います。

今回起業においてのファーストステップ
「起業アイデアの出し方」
について共有していきたいと思います。

まず始めに、起業には2種類の方法をあげます。

「解決型」
「趣味特化型」です。

この二つの方法について説明していきます。

・解決型
「解決型」で事業を始めることは、2つの要素を持ちます
ひとつは、要素分解。
そしてもうひとつは他者意見のヒアリングです。
手順はとてもシンプルです。

人生は大きく2つの要素に別れます。
それは
・ライフ(自分の時間)
・ワーク(通勤、職場)

です。
この2つの要素に対しての自分なりの不を書き出します。
(本当になんでも良いです、日頃過ごして不便だと感じることなどを書き出します)

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挙げた世の中の不を自分以外の10人に聞きます。
そして10人中何人が不に対して共感したかを確認します。
そして共感数が多いことをビジネスチャンスにつなげていきます。

ここで使う思考方法というのが
「ダイアモンド思考」
というもので、ひとつの物事を広げて縮める、広げて縮める
といった考え方になります。

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社会に対しての不に対して
何があればそれがなくなるのか?(WHAT)
を自分なりのアイデアで複数項目出して広げます。
そしてその中で何が可能かを一つに絞り、縮めます。

絞ったものをどのようにしてビジネスとして成り立たせるのか、
マネタイズするのかを複数項目出して広げます。(HOW)

そしてその中で最適な項目を選択して縮める、
といった考えになります。

例の場合だとここから生まれるビジネスは
「定額制朝食付き通勤バスサービス」
になります。

このようにしっかりと手順に沿っていけば
起業アイデアを出すことは、なんら難しいことはありません。

・趣味特化型
こちらの起業方法は副業からビジネスが始められますので、
おすすめです。
副業ということは本業がありますので、
副業で稼がなくても本業で生きていけます。
つまり、「副業で稼ぐ」という思考にならなくてもいい
起業方法になります。

ではどうやって事業を作るのでしょうか?
ここでは
「クロスアクティビティ」
という考え方に基づいて解説をしていきます。

「起業や事業を作るということは、
何か新しいものを作らなければならないのではないか?」

と思ってしまう方もいるかもしれません。

そんなことはないです。今あるもので十分です。
新しいアイデアを探しても、起業地獄に陥ってしまう。
マーケットもフィットしません。
あのGoogleでさえも、
スマートグラス「Google Glass」
を作りましたが、約半年で撤退しました。
新しいものを作るということは、そのくらい不可能に近いです。

じゃあどうすればいいのか?
世の中はいま、情報のつなぎ合わせ時代の真っ只中です。
つまり
・たくさんの情報に触れる(SNSなど)
・既存の情報と既存の情報を知る

ということが大事になります。

例を3つあげます。
・ドラマ「シリコンバレー」
あるチームが、オンライン上でファイルデータ容量を圧縮し、
ダウンロードできるコードを作りました。
一方では、いちいちダウンロードしていたコンテンツを
ストリーミングができるようにしました。
ここから生まれたサービスが
音楽ストリーミングサービス「Spotify」です。

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このように、
今あるものと今あるものをつなぎ合わせた間のものが、
ビジネスチャンスになるのです。
A × B =AB
という考え方です。

・プライベートジムでの起業
今、プライベートジムはそこら中にあります。
こう考えると、ジム1本での競合の差別化は難しいです。
ここで重要なのは、
「今から始めようとしていることは、すでに誰かがやっている」
ということを頭に入れなければならないということです。
タピオカ屋、カフェなど、挙げればキリがありませんね。

そこでこのジムでは、
「ジム」として起業するのではなく
「ツアー会社」として会社を始めました。
ツアーを組み、
ツアー先のホテルなどでレッスンをするというサービスです。

つまりこの会社は、
ジム × 旅行
をうまく組み合わせることができました。

ここで重要なことは、
「比重は本業以外の何かに置く」
ということです。
この会社は比重を「旅行」に置きました。

この考え方での成功事例を挙げます。
・蔦屋書店
本屋で本だけを売っていても、
今のご時世誰も買いませんよね。
そこで蔦屋はスターバックスから販売権をもらい、
コーヒーを売っています。

コーヒーに比重をおいて集客をし、
ついでに本を買ってもらう

という手法で見事に成功しています。

ここまで三つの例をあげました。

ではどのようにして、ビジネスを作ればいいのでしょうか?

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上記の表は例になります。
まず自分がしたいこと、
できることは何かをはっきりさせましょう。(WANT,CAN)


そしてそのやりたいこと(サービス)を誰に向けて
提供したいかを書きます。(WHO)


そのターゲットに根拠を持たせるために
なぜそのターゲットを選んだかを書きます。(WHY)

そうするとターゲットの特徴がわかってきます。

そして、
その特徴だったらこんなこともできるということを書きます。
(WHAT ALSO)

そして出てきた
この(WHAT ALSO)(WANT,CAN)
そこの間にあるものがビジネスチャンス
になってくるわけであります。

いかがでしたでしょうか?
みなさんが考えているほど起業アイデアを出すことは
難しいことではないんです!
これを機に
あなたも起業アイデアを出してみてはいかがでしょうか?

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