2023.9.14 甲子園のすみからタイガースの「ARE」を見る(前編)
かなり前から9月の甲子園のタイガース戦チケットは全試合完売したと言われており、9月の甲子園観戦予定はシーズン前、ファンクラブ先行の販売開始日にチケットを購入したというこの日だけでした。
それもファンクラブ会員ならピンバッジがもらえる日だったという、それだけの理由だったように思う(私ではなく同行者が)
タイガースは9月になってからも順調に優勝マジックを減らし、2位カープとの直接対決も完勝のスイープ、その後の巨人戦も2連勝と来てついにマジック1でこの日を迎え、勝ったらアレ(リーグ優勝)達成というとんでもない状況で見ることになりました。
いつも以上に盛り上がりそうだと思ったので早めに甲子園に来てみたものの、すでに来ている虎党はアレが待ちきれなくて早くもどんちゃん騒ぎしている…
とかなっているのかと思いきやそんなことは全くなく、球場外でファンにインタビューしているテレビカメラが各局来ていて多めだったりいつもよりたくさんいる警備員やいかつい車(!)を見たりもしたけれど、他は別にどうということもなくいつもの普通の甲子園の光景だった。
たまたまというかスポンサーになる試合ってもっとずっと前にこの日だって決まってるとは思うのだけど、タイガースのアレが決まりそうな日にセ・リーグのタイトルパートナーJERAがスポンサーとは何ともすごいタイミング(^_^;)
この日の座席はライト外野席、というかバックスクリーンのほぼ真下だったのでライトというよりセンター側というのか…
それもかなり前の方です。
前の方は選手が近くに見えることもあるけどもフェンスが邪魔とも言う(^_^;)
この日の先発はタイガース才木、巨人は赤星。
大事な試合の先発を任されることになった才木だが、今季の才木といえば佐々木朗希に投げ勝った男。
負けん気が強くて度胸もある投手だと思っているので緊張して自滅まですることはないんじゃないか?と思っていた。
才木は一番緊張すると思われる初回を無難に乗り切り好スタートを見せた。
一方の赤星。
ズバズバとストライク先行で投げ込んできて三振を奪い、ランナーを出してピンチを迎えても併殺打で切り抜けるなど虎打線に立ちはだかる赤星。
これはこのままタフな投手戦になりそうかな…
しかし6回にその赤星も大山の犠牲フライと佐藤輝の2ランHRでついに先行された。
巨人も直後に岡本のホームランで反撃に出るも、そのホームランはソロだったのでまだタイガースには助かったんだよな…
その後も相手エラーで追加点をあげ、4-2の2点差で9回表を迎え岩崎が登板していよいよ「アレ」の瞬間が近づいてきたと思われたが…
ホームランを打ち最後の意地を見せる勇人。
しかし岡本の時もそうだったがソロホームランだったのでまだタイガースには助かったんだよな…
その後も岩崎はフェンス直撃の長打を浴びてピンチを迎え、この試合まだまだ終わらないのかと思われたが…
北村を内野フライに打ち取り、最後の球はセカンドの中野が掴んで試合終了。
ついに阪神タイガースが18年ぶりの「アレ」の瞬間を迎えたのでした。
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