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2024.1.21 下北沢CLUB251で「発光する、日々の泡。vol.9」

tegakiLIFE主催のイベントがあったので参加。

演者発表後一組相当早い段階で交代があった以外はこれだけの出演者全組欠員無く参加というのは今どき快挙のレベル。

最初と最後に出番の主催tegakiLIFEは最初は手描きLIFE時代の曲のみの構成…と言われても聴き始めたのが去年の高円寺のフェスからなので良く分からないけど言われてみれば初期曲今よりも密度が薄い感じ。
もう廃盤で配信でも聴けないレア曲だったそうです。

CANDY GO!GO!はなんで急にアイドルグループが?と思ったら実はtegakiLIFEのGt.ナカダツバサさんがサポートしてたりで「ズブズブの関係」(なぎさりん談)だそうで。多分それを言われなくても「なんかこのギターオルタナティブじゃね?」という曲がチラホラ。
スーパーさったんがバンドサポートで参加してたり、対バンやらでちょいちょい観る機会はあったのですが、4/8で解散発表されているし、ポストが面白いのでなぎさりんさんだけフォローしてるので転換物販の時におそらく最初で最後のチェキを撮り、思ってた事は全部話せたのでありがとうございました。でもライブでは毎回菜月アイルさんを見てしまいます。

田中さとるはサブステージで弾き語り。
チェキ撮ってたのでちょっと出遅れましたが、ちょっと一癖ある曲揃いでした。

CUICUIは快進撃バッテリー以来二回目だけど二回目とは思えない感じ。
メンバーが個性的で印象が強いのかも。
Ba&Voがセンターなんだけど基本的にはDr&Voで、お前が歌うんかい!スタイル。
ステージ使用の出演バンドでは唯一協調性のあるギターサウンドだった気がします。

耳を乞う者目を隠すは見たまんまの淡々ボーカル爆音系(オルタナティブシューゲイザーと言うらしい)でVo.ふゅさんがやたらテンパったMCが印象的でした。ギターがこの日は珍しいシングルアンプでも爆音で、そうなるとギタボのギターはそれなりの音量かと思いきや、両者爆音で特にふゅさんの弾くギターは指が動く時の弦鳴りがなんか合いの手みたいでした。

鈴江貴仁(DJSet)はサブステージにそれっぽいマシン持ち込みでDJかと思いきやエレキギターを結構な音量で鳴らしたりでDJsetとは?な感じのステージングでした。
リンク先に固定で以前やっていたバンドの演奏があるのですが、なるほどねと。

前半のトリLanaは拳上げっ放しの吉祥寺・下北スタイルでした。

30分の休憩を挟んで後半のトップはIRISMONDO
「本音」の配信リリースで新衣装初ライブ。
30分の休憩後なので人が減ってるのでは?という心配をよそに結構な入り。
今回もドラムが特別セットという予告があったので残るは下手?と思ったら本当に下手ドラムw

「本音」で始まりで「比と並」と様子を伺ってからは一気呵成の攻めセトリで普段見掛けない他のお客さんにも今日は爆音系なれど手を上げてオイオイワーワーする感じの曲は少なかったせいか大好評だった様子。

昔日の後にtegakiLIFEで自分が一番好きな「最後の剣を抜く」のイントロが始まった時はIRISMONDOがちょいちょいやる主催者の曲をカバーするパターンで遂にさったんのギターでこの曲が聴けるのかと心臓が壊れそうにときめいたし、隣の人も急遽スマホを取り出したのにw
まあでもあの件からの曲を流せだのBGにレベル下げてだののお影で初見さんにもこの人達は怖い人では無いという好印象を与えたのはあるかも。
この日のギターアンプはスーパーさったんからも信頼と実績の251のセット(機材リストには無いSVらしきMarshallヘッド&1960BX+Roland JC-120J)でした。

MidgalはVo.MamanaとGt&Vo.深井一史の2人組でドラムとベースはサポートだそうで。
リズム隊がサポートとは思えないまとまりでノリが虎の子ラミーを彷彿とさせる感じで深井さんの空回りが無ければ結構面白いバンドになるんじゃないかしら?
3/31付でミッドギャル!に改名するそうで。
そして二人がtegakiLIFEがちょいちょい出演しているライブハウス(アコースティックハウスおとなり)の店長と副店長だったとは。
あのはっちゃけぶりは仕事のストレス発散なのかしら?

大内康平(from Loojy)は自身のバンド曲を中心にサブステージでした。

Souvenirは終演後にベロンベロンのドラマーが印象的でした。

グッナイ小形はサブステージで弾き語りでしたが、帰宅してバンドサウンド聴いたらこれがまた違う感じでグッときますね。

トリ前のFOOLAは今回一番のダークホース。
流石トリ前を務めるだけはある。
感想の淡白さでお気づきかもしれませんがMidgalの辺りから疲れちゃって後方で観てたのですが、爆音にどんなバンドだろうとフラフラと前の方に聴きに。
まさかのVo&Gt.山下マサキとDr.横堀ユウコのコンビバンド。(スキッツォイドマンとかDollPartsとかPomodoloとかのスタイル)
ベースアンプも鳴らす3アンプ構成で高音低音出し放題でしたね。
横堀ユウコの叩きっぷりが素敵でしたね(もちろん音も素敵)。
またライブで聴いてみたいバンド。
配信でも聴けますが是非ライブで聴く事をオススメします。

トリは勿論tegakiLIFE。
いきなり「最後の剣を抜く」にぶち上がりました。
最初の手描きLIFEと違ってこちらはお馴染みの曲セトリ。
フロアに居る時は長野の山奥に住んでいて朝起きたら紅茶を入れてイスに座って膝に猫を乗せて何回も読み過ぎて擦り減った本を夕方まで読んでそうでロック=煩いと言いそうなイメージのVo.鈴木チエミと爆音か無音のGt.ナガタツバサがまるで結びつかないし、ステージで歌っていても周りの爆音どこ吹く風という感じに歌ってたりで作曲とかレコーディングどうなってるんだろうますます謎が深まるばかり。
実は日常生活で頭の中ではあの爆音が鳴ってるとしたらチエミさんこそ魔物だw

バラバラな様で実は一貫性のある出演者は見事だったし、コロナだインフルだ良く分かんないけど風邪扱いの高熱だ流行っている中病欠も無かったし、これタイミングとか効果ビシビシ過ぎね?歌番組?ツアー回ってる?と思わせる完璧な照明とかで13時半から21時半頃まで飽きさせない、これでフードが出たらもうフェスでしたね。
肉体的にはめちゃめちゃ疲れたけどw

(終)

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