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【旅行記】 2024.8.13 とびしま海道(前編?)

ああ台風よ、週末の飲み会を消し飛ばしてくれぬか、なんてね

気づけば8月も終わろうとしている。勝手に終わらないで欲しいものだ。終わっていいなんて許可した覚えはない。

そんなこんなで今から話す内容はお盆にまで遡る。今この文章を書いているのは今の自分だが、これからの文章は1週間前の自分が書きかけてた部分もあるので色々と話の時系列がぐっちゃぐちゃな訳だがそこはまあご愛嬌ということで。文章書くのはそれなりに楽しいしやる気がある時はスラスラ書けるのだが、そのやる気が常にあるかと言われればそれはまた別の話な訳で。やる気がある時に最後まで全部書き切れって話なんですけどね。以下(先週書きかけてた)本文。

夏休みも終わり久々に人間との関わりを持った。

東京に帰省していた同期からは「こんなクソ田舎で誰とも話さず1週間も過ごして気が狂わないのか?」なんて言われたりもしたが。どうだろう、君の地元に行けば1日経たずして気が狂ってしまうかもしれないな。

それはそうと、先輩や同期問わず会う人々が口を揃えて黒い黒いと。「日サロでも行った?」だの「1週間ずっと海水浴してた?」だのそんな大袈裟なことを言ってくる訳だが、改めて自分の腕を見たら黒すぎて笑ってしまった。こんがりと焼けている。もはやこんがりを通り越して焦げている。でも適度に焼けてた方が健康的で良いんじゃないかと思う。これが適度なのかと問われればそれは?なんだけれど。赤くなったり皮がむけたりしない自肌に感謝しないといけませんね。

前置きが長くなってしまったが、今日はそんなこんがり焼けた日のお話。前編なんて付けてはいるけど、次が中編になるのか後編になるのか続きがいつになるのかも分からない。その辺の話はまた後ほど。

さて、今年中にとびしま海道としまなみ海道を制覇したい、なんて戯言をいつかの記事で言っていたのだけど、今回はその1歩目としてとびしま海道を制覇することにした。(1歩がでけえなおい)

広島県呉市の下蒲刈島から愛媛県今治市の岡村島までを7つの橋で結ぶとびしま海道。大崎下島までは路線バスが走っていて車なしでも行くことが出来る。路線バスとは言ってもGoogleMAPの経路検索では出てこないし、ネットで調べても出てくるのは時刻表だけで路線図やバス停の位置なんかはどこにも載っていないような、地元の人間かこういう異常旅行者しか使わないであろうものだった。とはいえ割と本数もあるので計画を立てやすくて助かる。

バスに乗り込み海を渡る

まずは1つ目の橋、安芸灘大橋を渡り下蒲刈島へ。次のバスの時間まで島を散策する、というのを繰り返して最終目的地を目指すという算段だった。

安芸灘大橋

行きの電車で空を眺めている頃はこれのどこが晴れなんだよと天気予報に文句の一つも言いたくなるような空模様だったが、結局鞆の浦の時と同じ展開でこの快晴である。

見戸代の小さな港

雨男だとか雲男だとか言われることが多いけれども、案外晴れ男なんじゃないかと思う。特定の誰かと一緒にいるとよくないのかもしれない。

下蒲刈島の街並み
中学校跡地。4年前に閉校したようだ
海沿いを歩く

そういえばふと最終目的地までの道程を調べたら徒歩で5時間半と出てきて意外と歩けなくもないんだなと馬鹿なことを考えたりもしていた。

海沿いの暮らし
本日の路地猫のコーナー
2つ目の橋、蒲刈大橋を望む
昼食 瀬戸内レモン焼きそば

さて腹ごしらえも済ませたことだしバスに乗って次の島へ、、、

と思っていたのだがバス停の場所が分からずどうやらバスは行ってしまったようだ。前述の通り調べても場所は出てこないので道を歩いていれば見つかるもんだと思っていたのだが、どうやら別の道を走っていたらしい。いくら無計画旅といっても無計画にも限度ってものがある。今思えばYouTubeとかでバスに乗った人の動画でも見りゃバス停の場所なんて分かるだろうに。

気を取り直して土産屋で旅のお供を調達
工事中なのが残念だ

ということで歩いて橋を渡ります。

蒲刈大橋からの眺め
上蒲刈島、上陸
丘の上から島の西側を望む

さて、バスも1本逃して予定も狂ったことだし、お天気も下り坂で、そもそももうこれ以上足が動かなかったので潔く退散。

誰もいないバスに乗り込み帰路に就く

数日間身体を酷使した疲れを癒すべく呉で途中下車しスパ銭に寄ってから帰寮し、そのまま泥のように眠ったのだった。

旅の続きは果たしていつになるだろうか。全ては自分とお天道様の気分次第だ。


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