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ヤンデル俺の彼女がいっちゃん可愛い

藤吉夏鈴さんで書きました


インスタの写真めっちゃ良い👌

返り血ぽくて良き

最近重いのばかりで自分の癖を疑ってます

自分は甘いのが好きなんだっ!(遠い目)

注)読む人を選びます
ご注意ください⚠️




よしなにしてくださいな












ーーーーーーー














ーー
ねぇ○○話聞いてる?






○○
うん聞いてるよ?

夏鈴の話はいつでも何処でも

聞こうとしなくても耳に届くよ?






こっちの女の子は藤吉夏鈴

自分の愛してやまない可愛い幼馴染み

そして彼女でもある

少し病んでて危ないところもあるけど

そんなところも愛してやまない可愛い彼女







夏鈴
調子良いこと言っちゃって

○○と言えど怒るよ?

本当に聞いてるなら

私が言ったことちゃんと言える?








基本自分が何かやらかさない限り

彼女はあまり怒ったり機嫌を損ねない

いつもは笑顔で誰にも分け隔てなく接するが

たまに自分に告白してくる子などいると

怒る、のは少し違うが豹変する

要は自分に近づくことは許さない

という嫉妬によるものだ








○○
ああ言えるよ?

自分が最近夏鈴以外の女の子と

よくいるって話でしょ?








夏鈴は基本的に''は''友人のことはとやかく言わない

でも友人から好意を持たれたりなどしたら

もう関わらないでと迫ってきたりする








夏鈴
少し違うよ

だだの友達なら私は○○に嫌われたくないから

あまりうるさく言わないけど麗奈はダメ

絶対○○のこと好きだよ

だから関わらないで







基本的には私も夏鈴には甘いのだが今は違う








○○
違うよ

麗奈とは中学の頃からの付き合いだよ?

もう気心の知れた友達だよ








夏鈴
本当に友達以外の何者でもない?








○○
ああそうだよ









まあさっきから話に出ている

麗奈とは中学の時からの友達だ

でも最近好意を持たれ始めたのは知っている

それが検討違いだろうとそうじゃなかろうと

色々と都合が良いから放置している

都合が良いとはどういうことかと言うと

事の発端は一ヶ月前ほど前……






















ーーーーーーー























自分は思った

夏鈴のことをもっと病ませたら
どうなるんだろうって

それがいけないことだとわかってはいるものの

もっと病んで自分に縋ってくる夏鈴を

見てみたいと思ってしまったのだ

自分は昔からそういう癖が有った

病んでたり少し歪んでいる女の子が好きだった

だから夏鈴から告白された(脅された)時は

ほんとに嬉しかった

だから見たいと思った

あの時以上に病んだ夏鈴は

どんな行動に出るのかと

それがどんなに愚かな事だと知っていても









そうと決めたら話は早いと

自分は色んな行動に出た

時には連絡を返すのを送らせたり

少しそっけなくしたりなど

怒りはしないが少し不安にさせるようなことをした

すると少しずつ効果が出てきて

たまに自分に対して不安が爆発したかのように

泣いて自分に縋ってくる

自分を絶対に離さないあなたは私のものと

マーキングをするように

その歪んでいる顔をみて

もっともっともっとモットモット

尽きない欲望に飲まれていった









そんなある日の事









ーー
○○くん……放課後時間ある……?









そう麗奈に聞かれた

因みに夏鈴は別のクラスなので

告白と思われるこの誘いは聞いてはいない

もし夏鈴が聞いていたりしたら

どんな顔をしたのかなと思いながら……








○○
うん……あるよ






今日は夏鈴には何も言わずに

少し待ってもらおうと考えた









ーーーーーーーー








そして約束の時間を迎えた











麗奈
○○くん……今日はその……
来てくれてありがとう……










出てくる言葉は分かっているが少し待って欲しい

もう少ししたら夏鈴が

この場を覗きに来るかもしれないから

前回自分が告白されて夏鈴を待たせた時に

''少しだけ''遅かった自分に不安を持ったらしく

よく屋上で告白されているからと来た時に

丁度、告白されている現場を見られた

あの時と今は似ている

もしかしたら来るかもしれない









○○
落ち着くまで待つからさ、ゆっくりで良いよ







そう話していると少し音がした

屋上に入る扉が少し開かれている

多分夏鈴が来たなと思っていると









麗奈
○○くんのことが好きなの

私と付き合って欲しいの……









と消え入るように

でもちゃんと聞こえるような

声量で麗奈が言った

そして突然近づいてきた









そうゼロ距離といえる距離まで














自分と麗奈はキスをした

















ーーーーーーー

















私は今見た

目撃してしまった









いつもは授業が終わったら

すぐ下駄箱に来るはずなのに

一向に来ない……

○○の教室に一度行って見たがやっぱりいなかった

そしてまたいつものかと思いながら

急ぎ足で屋上に向かった

○○はモテる

そしてよく告白されている

○○はかっこいいし

身長は高いし顔も中性的で

たまに見せる笑顔は可愛いくて

そりゃそんな人がいたら誰だって

モテるだろうなという感じ

でも私は○○の彼女だし

私だけを見て欲しいと思ってしまう

そして最近○○がそっけなかったり

前は遅くても十秒位で返してくれていたけど

LINEも1時間ぐらい返事が遅れたりなど

私を不安にさせるには十分

いや足りすぎているような態度を

○○はしていた

でもそれと同じくらい○○は優しい

私が色々と耐えられなくなって爆発した時でも

笑顔で宥めるように話を聞いてくれる

でも私と別に愛する人が出来てるんじゃないかって

私がめんどくさくて別れたくても別れ話を

切り出せてないだけなんじゃないかって

そんなこともあって

そういった不安は拭われる訳じゃない訳で













そんなときだった


















私が屋上で○○と泥棒猫が

キスしてるところをみたのは
















吐き気がした

そのまま突撃して

問い詰めたかった

けれどそれよりも

今はその光景を見たくなくて

一目散に逃げ帰った










ーーーーーーー












やらかした……

絶対に夏鈴は勘違いしている

あの後すぐ断ったが

キスした後に扉を見たが閉じていた

多分勘違いして

自分と麗奈が

逢い引きしてたとでも思ったのかもしれない

帰ろうと思い下駄箱に来てもいないし

先に帰っているのかと思ったら













ピコン













通知欄

夏鈴
家に来て















とだけ連絡が来た

多分烈火のごとく怒っているなと

なるべく急いで夏鈴の家へ向かう














ーーーーーー












夏鈴の家に来た

夏鈴は一人暮らしをしている

自分は合鍵を持っているので

入ろうと思えば入れるのだが

ここは一応インターホンをを鳴らすことにする

押すとすぐ開いて

夏鈴がいた












夏鈴
入って










とだけ言われたので入ると

すぐ扉を閉められた

そして鍵もチェーンも閉められた








夏鈴
ねえ……今日の放課後○○は何をしていたの?







そう聞かれて自分は









○○
友達と約束して少し遅くなったんだ

ごめんね……








と本当だけど

嘘に聞こえるような内容を''敢えて''伝えた










夏鈴の表情が酷く歪んだ






夏鈴
ねぇ……

何で嘘つくの?

○○キスしてたよねぇっ!

今日の朝!

友達以外の何者でもないって言ってた!

あの泥棒猫と!!!








声を荒らげる夏鈴






○○
見てたの?




夏鈴
うん、見てたよ?

すぐ耐えられなくなって帰ったけど








ああ……その愛と不安に歪んだ顔をもっとみたい

でも嘘も言いたくないしなぁ

そろそろやめにしようかな











○○
自分は夏鈴のこと愛しているよ

この世界の誰よりも

だから不安にならなくて良いんだよ









そう自分は言って微笑んだ








その後、夏鈴は少し離れて

なにかを取り出した










夏鈴
もういくら好きとか愛しているとか

1番とか私だけだって

甘い言葉を言われても

私は不安で

不安で不安で不安で不安で

たまらないの

だから

(スッ…

私と''1つ''になって?🔪







そう言いながら
夏鈴は包丁を取り出し構えた










どこか既視感を感じた……

そうだ

夏鈴に告白された(脅された)時と似てるな

あの時の夏鈴と今の夏鈴を比べると

目が比較にならないほど今はマジだ

多分選択を間違えたら

取り返しのつかないことになる

































夏鈴
○○……愛してるよ…………
























そう言いながら夏鈴は

私を____






























ああ

自分が求めていた物はこの顔だったのかも知れない

涙と愛憎で歪んでいる顔

そして後悔もしている顔

泣いてグズグズに歪んでいるけど

もう後には引けないと覚悟を決めた顔

あぁ……夏鈴は可愛いなぁ……

何度____でも夏鈴のことを愛すだろう

自分は何度____れようとも君を愛すよ


































だけど___でしまったら愛すことも出来ない


















(パシン




















(カラン




















○○
だったら自分が夏鈴と''1つになるよ''

























と言い夏鈴のことをゆっくり抱き''締める''


























































あぁ……
ヤンデル俺の彼女が1番愛おしい……































____fin












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