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【m HOLD'EM】ALL Anteで何が変わるか

m HOLD'EMのランクマッチにオールアンティが追加されました

だからなんやねん

わたしは何が変わるのかちーともわかっていません

ただ、分かってないなりにざっくりアバウトに考えてみます

予め言っておきますが、こうなる!というような解説記事ではなく、もやもや考えたことを整理しているチラシの裏なので、鵜呑みにしないように
いつもの記事と同じですね



アンティの実態

わたしが普段打っている卓は5k-10k
そこでのオールアンティが2.5kでした
つまりアンティが0.25bb
これにより、6人卓だとポットに最初から1.5bb落ちている計算になります

これにより、ハンドレンジはどれくらい変わるのでしょうか

ポットがより大きいので、より広いハンドレンジで参加することになるでしょう
また、ポットがより大きいのでより大きいベットサイズになるでしょう

ここまでは事実ですので、信じてもらって大丈夫です

ここから以下があやしい話


ハンドレンジの変化

一般的なオープンサイズはさておいて、エムホールデムではボタンの関係で3bbと4bb(と2bb)のオープンしか用意されていないようなものなので、主に今までランクで多く用いられている3bbオープンと比較して考えていくことにします

極力単純化して考えます

BTNのオープンレンジをまずは基準とすることにします

BTNのアンティなしレンジ

かつてのエムホのBTNのオープンは3bbオープン

3bbオープンのBTNvsBBでの必要勝率は
3bb/6.5bb=46.2%
(※BTNvsSBは3bb/7bbでより低いため無視)
(※BTNvsSBvsBBは3人なので33%だが3人での勝率なのでやや複雑)

ヘッズアップでのスターティングハンドでの勝率は以下

https://mpj-portal.jp/forbeginners/technique-pokertable/

エムホールデムの公式にあったので堂々と使わせてもらいます
これの勝率46.2%以上のとこを塗ると

46.2%以上が緑

こう

GTO WizardのBTNの2.5bbのオープンレンジは以下
(2.5bbなのでオッズは45%程度で僅かに変わるがほぼ無視できるレベル)

スーテッド部分はほぼ一致しており、オフスートに大分差があります

実際は3playersになった場合のことも考えていると思われます
人数が増えると、その分オフスートの価値が大分減りますね


では、これがアンティありになるとどうなるか


BTNのアンティありレンジ

これも3bbオープンとすると必要勝率は

3/(3+3+0.5+1.5)=37.5%

かなり低くなることがわかります

これを先ほどの表に当てはめると

37.5%以上が赤

とてつもなく広がることがわかります

ちなみに、3playersの場合の必要勝率は28%程度なので元のBTNのオフスートでのオープンレンジが広くないことを考えると、元のレンジから1マスか2マス程度広げるくらいが妥当な気がします
この辺は素人計算ではよくわかりません


また、BTNからの4BBオープンでの必要勝率は40%なので、4BBオープンを採用する場合には元のレンジとの中間地点くらいが目安になりそう


では、BB側のコールレンジはどう広がるか

BBのレンジ

BTNvsBBのHU想定
アンティなしでの3bbオープンに対しては必要勝率30.8%でコールできます
(2.5bbなら27%、4bbなら35%程度)

これに対してアンティありでは
2.5bb,3bb,4bbがそれぞれ21%,25%,30%


アンティありの場合はBBが更にコールしやすくなるので、BTN側は4bbオープンがかなり選択肢に上がってきそうです

レンジも広げてサイズも上げるのが良い可能性もあります

ここは素人計算できないのでよくわかりません

相手のハンドに対する勝率とかポジションとかいろいろ計算しなければいけないことが多く、実際のスターティングハンドとの数値とは直接比較できないのでなんとなくの理解で留めておきます

一応、アンティなし2.5bbオープンに対しては以下のレンジ

十分広いのは周知のとおり


アンティありBTNのオープンレンジが広がったことを考えると、そこの広がりと同程度に広げておくのが良いでしょう

また、BTNのレンジが大分広がることから、BB側からの3betのレンジも少し広がりそうです

細かい計算はどうせ正確ではないので省きます
諦めました


アバウトな結論

BTNのレンジが明確に広がることから、BBのレンジも同様に広がります
これにより、BTN、SB、BBあたりでの闘いがより激しくなりそうですね


ただ、UTG、HJ、COの3人に関して言うとアンティによるポットサイズよりも後ろのプレイヤーに対する勝率の方がずっとハンドレンジに関わってくるはずなので、広がってもせいぜい1マス程度なのではないかなと思います
あまり意識しない方が良さそうです


プレイの指針

では、今後どうプレイするのが良いか

全体的なオープンレンジ→ちょっとだけ広がる
BTNのオープンレンジ→広がる
オープンレンジが広がるので、弱いハンドがちょっと増える

弱いハンドが増えるので、オープンに対してコールの範囲もレイズの範囲も増える

つまり、きちんと3betしていくことがより大事になってくる気がします

当たり前すぎる結論ですね


とはいえ、わたし含めて多くのプレイヤーがまともなプレイをできていないので、アンティの有無にとらわれる以前に、まともなプレイをすることを心がけていれば自然と利益は生まれるのかなと思います



こうやってテキトーなこと書いておけば、きっと誰かが指摘してくれることでしょう

定量的な結論は出ませんでしたが、引き続きいろいろ考えながらやっていこうと思います

あとは、先人の偉大な記事読んで勉強します

読んだやつ


それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう

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