奥飛騨温泉郷サウナ計画進行中。原生林の中で身体をととのえてみませんか?

世の中は空前のサウナブーム。森の中や河川敷、海辺などテント型やドーム型など様々な場所でサウナを楽しむ「サウナリスト」たちが増殖しています。
奥飛騨の森の中にもそんなサウナがあったら。そんな思いを夢見て、サウナ計画がスタートしたのは1年前。その思いを結実させてようやく始動しました。

奥飛騨の静寂の中。贅沢なサウナ時間を楽しむ

奥飛騨温泉郷で建設中のサウナは、平湯温泉にあるひっそりとした原生林の中で進んでいます。遮るものが何もなく、聞こえてくるのは野鳥のさえずりと風の音だけ。静寂の中にたたずむサウナは、サウナの本場、北欧のバレルサウナで遊び心のある樽型の木の温もりが溢れる円形のデザインです。この形状は、一度熱くなった熱を効率的で均一に保つことができ、円形の天井に沿って室内に熱が循環することで快適な温度で楽しむことができます。
天然木のみを使って高い強度を保ち、ほのかな木の香りが漂います。

バレル(たる)の形をしたサウナ。森の中にもしっくり馴染む形状

名古屋港から到着したサウナ。水風呂や散策道も建設中


周囲は奥飛騨の原生林。野鳥や小動物などと出くわすことも
名古屋港から高山を経由して、奥飛騨に運ばれたバレルサウナ

奥飛騨にやってきたバレルサウナは、ロシアのウクライナ侵攻が続く戦争状態の中、エストニアから約3カ月をかけて船で運ばれてきました。
どうなるのかハラハラしながら到着を待ちわびましたが、なんとか無事に名古屋港に入り、工場で接合部分などの作業を経て、6トントラックで奥飛騨まで運ばれました。
設置するのは、奥深い森の中なので散策道の整備にも時間がかかり、雪で覆われれる前に急ピッチで作業をしています。この先、水風呂の設置や電源などのシステムを整備し、試運転を開始していよいよオープンの日を迎えます。

サウナの内部。天然木をふんだんに使った木の香りが漂う
サウナの後は、奥飛騨の名水につかってスッキリ

温泉も、飛騨牛も、ビールも楽しめる施設が隣接

サウナが設置されている森の近くには、奥飛騨自慢の温泉が楽しめる施設が隣接しています。サウナをゆっくりと楽しんだ後は、温泉につかり、そして飛騨牛やビールなどサウナ飯にも舌鼓。まさに至福の時間に包まれる場所なのです。
サウナで心身を整えてまた日常へ。そんな体験は仕事で疲れた日々を忘れさせてくれるはず。
一般公開の日までもうしばらくお待ちくださいね。

甘い脂が特徴の飛騨牛。ビールと合わせてサウナ飯にぴったり
大人4人でもゆったり入れるスペース
半月形のガラスからのぞく原生林

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