幻想的な冬のお楽しみ。奥飛騨温泉郷 「冬物語」で一生忘れない冬の記憶を刻もう。
今年もやります!冬限定イベント「冬物語」
奥飛騨温泉郷に本格的な冬が到来しました。シーンと冷え切った空気と降り積もる雪。確かに寒くて、つらいのですが一面雪に覆われた北アルプスを眺めながらあつーい露天風呂につかったり、冬景色の中を歩くのは冬ならではの醍醐味です。
長く続いた新型コロナウイルスでこの地域の冬イベントも縮小されたり、取りやめになったしましたが、今年は本格的にイベントが解禁となります。
もちろん関係者は感染対策を徹底して、旅行者の皆さんが安心してこの地に来て良かったと思っていただけるように計画しています。
この厳冬期だからこその奥飛騨らしい情緒を存分に実感していただけると思います。12月中旬から始まる主なイベントをまとめました。
桜を思わせる暖色系ライトアップに雪桜舞い落ちて
12月20日から 栃尾温泉「洞谷雪桜ライトアップ」
洞谷の砂防を活用して行われるのが「雪桜ライトアップ」イベント。ピンクやブルー、パープルの暖色系の優しいカラーイルミネーションの中を雪が桜のようにヒラヒラと舞う姿は、まるで冬に咲いた桜のよう。
漆黒にきらめく星をバックに照らされた雪景色の中を散策するのもとっておきの思い出になりそうです。
近くには雪景色をのんびり眺めながらつかれる足湯「蛍の湯」や露天風呂「荒神の湯」(寸志200円程度)があります。開放感たっぷりの冬の温泉を存分に楽しんで。
期間は2023年2月28日まで。
LEDに照らされた滝の造形美 12月28日から 「タルマかねこおりライトアップ」
真っ白に凍りついた滝がまるで自然のアートのように現れるタルマの滝。
新平湯温泉の名所、タルマの滝一帯の公園をライトアップするイベントを2023年2月28日まで行っています。煌めく光に誘われるように、寒空の中を観光客がそぞろ歩きをする姿が見られます。
ピンクやグリーンの色鮮やかなLEDでライトアップされた滝と砂防ダムトンネルの中にも数万個の電球装飾でイルミネーションが輝き、凍った滝が色鮮やかな白を浮かび上がらせます。
氷点下の奥飛騨の森の中に広がる自然美に思わずうっとり。
クリスマスから始まる長い冬のお楽しみ
福地温泉 「青だる」 12月24日から
陽が暮れてとっぷり夜の帳が下りる頃、小さな温泉街を温かな行灯が照らし出します。福地温泉の冬のイベント「青だる」は、いよいよクリスマスから始まります。「青だる」は、岩から滴る水が凍りついて奥飛騨の森に青い水の帯のように現れる自然現象。その「青だる」を温泉街の山肌の木々に岩水を噴霧して再現し、青いブルーに染まった氷のカーテンを浮かび上がらせます。氷点下だからこそ現れる幽玄な世界は、訪れる人を圧倒するスケールです。
2023年2月3日から13日までは「青だる氷の散歩道ライトアップ」として、青だるの裏側をライトアップして、鮮やかに氷のカーテンを照らします。また2月10日ー12日は地元の郷土芸能、へんべとりの舞が披露されます。飛騨の甘酒が振る舞われ、きーんと冷えた体にじんわりしみる甘酒がほっとさせてくれます。
掲載写真は従来のイベント風景であり、実際のイベントと異なる場合があります。
日程やイベントん内容は予告なく変更される場合があります。
荒天時などはイベント中止となる場合があります。
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