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今の想いと未来の話。

どうもみなさま。
ベーシスト兼猫愛好家の奥野翔太です。

ラストライブが終わり、WEAVERのバンドメンバーとしての人生が終わって1週間と少し。
ありがたいことに色んな場所で僕の力を必要としてくださる方々がいてくださって、不安定な頭と心に、不要な思考反芻の時間を許さない日々を過ごしておりましたが、今日久しぶりに時間が出来たので、少し自分の想いを言葉にしておこうと思い、noteを初めてみました。

昔から応援してくれてる人はわかると思うけど、あんまりこういうの続けるの得意じゃないので笑、頻繁に更新していけるものでもないと思うけど、まぁ自分らしく自分のペースでやっていこうと思います。


まずは何より、今まで応援してくれたみなさん、本当にありがとう。最初は3人で一緒に音を鳴らすのって楽しい!というだけのところから始まったこのバンドでしたが、VARIT.の南出さんに出会い、見出してもらい、気がつけば、「その音いいね!」と言ってくれる人が少しずつ増えて、本当に想像もしていなかったようなたくさんの人たちに自分たちの音を聞いてもらえるようになって、いつしかWEAVERは自分たちだけのものではなくなっていました。


プレッシャーを感じた時期もあったけど、でもそれは全然嫌な気持ちではなくて、自分たちが作った曲を、演奏した音を受け取ってくれたみんなが、最高の笑顔を見せてくれること。それが自分の生きがいであり、何度生まれ変わっても、もう一度ここに戻ってきたいと思えるほど、愛おしくて大切で、かけがえのない居場所でした。

ラストライブ、デビュー前からずっとサポートしてくれてるスタッフさんたちが、無理を通して押さえてくれた、神戸国際会館のステージからの景色。Shineの時のサプライズのみんなのライトも。本当に綺麗で、最高の景色で、なんて自分たちは幸せ者なんだ、と思いました。
それと同時に、なぜこれを手放さないといけないんだ、という悔しさが込み上げて、絶対に泣くまいと決めていましたが、堪えられませんでした。

正直バンドなんて、一生続くものじゃないです。
人間なんやから色々あるし、いい時期も悪い時期もある。売れなくて契約きられることもある。メンバーが突然亡くなることもある。そうでなくても、ずっと続けていたバンドに一区切りつけて、個々人の活動にシフトしていく、なんてザラにある話やし、一度きりの人生なんやから、その方が楽しいじゃない!とさえ思う。

でも、踏むべき順序はあり、通すべき道理があり、とるべき責任がある。ここを蔑ろにしたら絶対ダメ。


WEAVERという、みんなが一緒に育ててきてくれたこの素晴らしい一つの生命体を守ることが出来なかった悔しさと、今までの10数年間のみんなとの美しい思い出は綺麗なままに忘れないで欲しいという気持ち。


解散発表の時からずっと、僕にあるのはとにかくその気持ちだけでした。でもね、解散発表後もライブでみんなの前で音を鳴らしてる時はいつも幸せやったし、WEAVERってすごい、こんなにいい曲たくさんあるんや、って何度も思った。そして最後の最後まで、みんなは本当に優しかった。

ちょっと優しすぎるよ、っていう時もあるくらいやけど笑、そんなみんなが今までも、そしてこれからも愛しくて大好きです。

何度でも言いたい。本当にありがとう!!!



さあ、ここから僕の未来の話。


WEAVERのベーシストという肩書きを無くした僕は、これからアーティスト・ミュージシャン、強いてはベーシスト奥野翔太として活動していくことになります。

事務所にお許しを得て、すでに少しずつ準備はしていますが、4月からはアミューズも退所して、基本的に僕自身でお仕事のやりとりしながら個人で活動していきます。

ホームページ的なものや、Youtubeチャンネルとかも作りたいなぁーと思って少しずつ準備しているので、出来たらまたお知らせするね。


さてさて、フリーで活動するということは、とっても大変なことでもあるが、自由にやりたいこと出来る、ということでもあるのである。


今更大っぴらにソロデビューしたいとかいう願望も力量もないけど、せっかく色々曲も作れるし、変態アレンジも出来るし笑、時には僕が歌ったり、演奏したり、みんなで楽しいことしたり、色々出来るようなことも企画していきたいなぁと思ってます。

だってやっぱ時々でもみんなと近くで会いたいもの。


とにもかくにも、始まってしまった第二の人生、僕に出来ることを、僕らしく楽しんでいきたいと思います!


みんなに素敵な春が待っていますように!


奥野翔太

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