Maxon OD-808(Large Case) 初期仕様
背景
某オークションサイトで初期モノのMaxon OD-808(Large Case)を購入しました。かなり初期の個体(シリアル100番台)!!
ウキウキで裏蓋を開けたのですが、ヴィンテージ好きだとショックなアレが。。
部品実装面の実装
いったい何が起きているんだと思い、部品実装面を確認。
該当箇所ですが、抵抗もダイオードも他の箇所と同じ部品でした。
mod品ならたいてい別の部品になるのでは?(特にダイオード)
オペアンプも交換されていないように見えますが、初期はJRC4558Dでは??
※JRC4558D→RC4558P(JPNorMALAYSIA)の変遷だと勝手に思ってました。
初期モノさがし
もしや初期ごろに同じ仕様の個体があるのでは、と思いひたすらネットで探索。1000番台の個体に全く同じ仕様を発見!
参考までに、もう少し後の個体(6400番台)を見てみます。
いろいろ違いがあることがわかります。
結論
最初期のオペアンプはRC4558P(MALAYSIA)。
最初期の個体には抵抗、ダイオードが1つずつ多い。
-- ここからは自分の推測 --
初期の個体のみ基盤実装後に該当箇所の部品が不要なことに気づいたため、
応急処置としてジャンパ線を追加しスルーすることで出荷されたのでは?
後のロットでは同一基板で部品は不要になった。
もし間違いがあったり、更なる詳細をご存じな有識者(マニア)の方いらっしゃいましたらコメントいただけると助かります。
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