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【Z/X B40弾】タカオに倒れる人もいる

ベテラン登山家の台詞みたいなタイトルで
こんにちは。岡山のZ/Xプレイヤーのおくさんです。

今回は 最近お気に入りの
B40弾収録のメデューズEXを利用した、
ガーディアン(サー・ガルマータ)デッキの紹介です。


いきなり余談

ここに「本記事紹介のデッキで〇〇杯入賞!」
「勝ち越しました!」と書いて華を添えようと
アスツァール杯、スダルシャナ杯、メタトロン杯
などの大会にガーディアンデッキで出場しました。

が、

な ん の 成 果 も 得 ら れ ま せ ん で し た 。

チ ク シ ョ ウ (´;ω;`)


おさらい:サー・ガルマータの基本的な動き

蒼銃による黄泉路のチャージ↔スクエアの繰り返し 通称:黄泉路 反ぷく横跳び(言わない)

黄泉路と蒼銃で展開&連パン

サー・ガルマータに馴染みのない方も居ると
思いますので、まずはざっくり説明します。

サー・ガルマータデッキでは主に、
・”黄泉路を駆ける聖騎士サー・ガルマータ”
・”蒼銃の聖騎士 サー・ガルマータ”
を主力の展開札とします。

メデューズスタリソから”黄泉路”を登場させ、
盤面除去→デッキ上5枚からガーディアン登場。
わあーい、ガチャだあああ!!!

このガチャで"蒼銃"を出せれば、
"蒼銃"起動効果で使用済の"黄泉路"を破壊→
再登場させれます。
この"黄泉路"スクエア↔チャージ反復横跳びが
主要ムーブです。

強力なサポートカード

上記の主力2枚を踏倒し登場させるカードが
・”輝星天翔 サー・ガルマータ”。
・ミサキ&サー・ガルマータリソースリンク です。

どちらもリソース2枚で発動のため、
リソース6枚の時にEXと合わせて最大3回、
主力カードの踏倒し召喚が可能です。

まるで白い悪魔(コンボリーファー)

これらカードの組合せで、
ひたすら"黄泉路"、"蒼銃"に仕事をさせまくります。
(ゼクスの世界に労基があったら事案だぜ)

実際に使った感想ですが、
往年のコンボリーファーを思い出しました。
白いコンボリーファーですね。
今までのサー・ガルマータにはない攻撃力。

しかも、"黄泉路"や"蒼銃"で出したゼクスは
相手ターンも盤面に残り、起動:除去効果で
ガーディアンらしい守りを堅めてくれます。

素晴らしい!ガルマータはあと10年戦える。

アーククライシスの恩恵

従来のリソースリンク&IGOB環境では、
まずチャージに主力札やサー・ガルマータ名称を
仕込む準備が必要でした。
IGOBとリンクがどちらもチャージ参照のため、
チャージ除去で動けない時にどちらも動けない
「ルートの細さ」が目立つことも。

アーククライシス"メデューズEX"採用で
"黄泉路"を手札に揃えるだけで良いため、
以前より主力ムーブの始動がぐっと安定して、
回し易くなりました。

また、ライフ増加の恩恵で動き出す前に速攻で
倒される可能性が減少したことも、
スロースターターなサー・ガルマータにとって
追い風となってます。

失われた汎用性

攻撃性を得た代償に、現在のサー・ガルマータは
他のプレイヤー同様に構築の固定化が進んでます。

・"輝星天翔"の条件:リソースに名称4枚以上
・"黄泉路"の条件:ウェイカーLv.4以上

この2つを満たすため、IGアイコンは
"炎天の輝聖フラーマ"や"恋の応援モテッツ"など
手札やチャージを操作可能なアッパーになり、
非アイコンはほぼサー・ガルマータ名称となります。

ガーディアンには"ロウブリンガー ノシャック"や
"十輝聖 朧夜のラスダーシャン"など素晴らしい
カードがありますが、非名称ゆえタッチで2〜3枚
入れる程度が限界と思われます。

それでも汎用アークや"黄泉路"のおかげで、
現状は他のパートナーよりは構築の自由が
残っている方かな?

ぜひ、サー・ガルマータ愛用者の方々が
twitterやnoteに上げているレシピをご覧ください。
入ってるカードに各々の違いが有ります。


本題:タカオのサー・ガルマータの紹介

画質ぇ…

今回私が紹介するのはサー・ガルマータの亜種、
ガーディアンデッキと言うべきデッキです。

ところで、”タカオのサー”ってワード、
なんか庶民的ですね。”下町のナポレオン”みたい。

デッキコンセプト:We will lock you!

コンセプトは
絶界付きでNS全面埋めて、相手PS横を
”ロウブリンガー タカオ”で蓋(ふた)したら
ロック出来るんじゃね? です。

タカオは
[自身の隣スクエアに相手ゼクスが登場時]に
[コスト:自身をスリープ]で
[効果:登場した相手ゼクスをスリープ]します。

改めて見ると凄い効果ですよ、これ!
相手や自身が絶界付きでも発動するし、
PSの相手ゼクスにも刺さる。
自動効果だから発動できないこともない。
なんだ、このカード...。
このカードでロックを目指します。


デッキ構築(レシピ)

デッキレシピ

"輝星天翔"不採用 自由だーー!!

今回は"輝星天翔"くんはおやすみ

本デッキでは、"輝星天翔"を採用してません。
指定名称を持たないガーディアンを非アイコンに
多数採用しているからね。仕方ないね。

代わりに主力の”黄泉路”の本来の持ち味である
「ガーディアンなら何でも出せる」という
一番おいしい所が活きてきます。

"輝星天翔"は非常に強力なのですが、
抜くと驚くほど構築自由度が上がり、
デッキをあれこれイジるのが楽しかったです。

使いやすくなった展開札たち

メデューズEXによって活躍の可能性が出た
ガーディアン達は結構います。
本デッキにも採用の↓下記カード達です。

・”あなたへの素顔アネート”
・”救済の騎士サー・ガルマータ”
・”暗黒騎士アルパマーヨ”

IGOB環境では
IGOBミサキやIGOBアルパマーヨが
チャージ参照・チャージから登場させるため、
条件や役割が重複する彼らは活躍し難かったです。

今回のアークは手札から登場させる為、
効果の棲み分け・連携が生まれました。

アネートは5コストのためアークから登場可能。
チャージから制限なく登場させられます。
なので、例えば赤リソ0枚なのにレーヴァテインを
出すという芸当も可能です。

ぴっちりボディスーツ…えっろ。
アルパマーヨとやたら相性良い新スタカ

暗黒騎士アルパマーヨも今回 格段に使いやすく
なったカードです。
ミサキの新規スタートカードの効果
・[チャージ上限+1]
・[ライフ減少時にデッキ上からチャージ増]
これが物凄く相性良く、あっさりチャージ6枚を
達成してくれます。

スタカが無くともディンギルとシフト”女教皇”で
チャージを増やすことで達成できます。

念のためのサブプラン

スタリソ除去されても不屈の守護者

スタートリソースが除去された際のサブプランや
破壊された"蒼銃"・"黄泉路"を登場させる役として
"不屈の守護者"を入れてます。
6コス時 自ターン中にメデューズEXを起動して、
相手ターンに"不屈の守護者"を構えるプレイも
可能です。

アイコン:
ウェイカー(ドラゴン)を上げつつ、
手札とチャージを増やせるカードを採用してます。
ライフ?ヴォイド?ナニソレ知ラナイ…。
(Lvアップ最重視)


デッキの回し方(例)

文章で書くと下に長くなるため、(↓)画像をご参照ください。

1〜3ターン目:
省略(画像のとおりです)

4ターン目:

4ターン目終了時の理想盤面


メデューズEXで"黄泉路"を手札から登場。
"黄泉路"反復 横跳びムーブを展開します。
①"黄泉路"→"蒼銃"→"黄泉路"再登場→
 ”アルパマーヨ”
②手札からアイコンなどをプレイ
 ①の”蒼銃"と②で出したゼクスでディンギル。
 "黄泉路"にシフト"女教皇"でチャージ増加。
 (チャージ6枚達成)"アルパマーヨ"→
 "蒼銃"や"タカオ"、"ノシャック"登場させて、
 理想盤面を目指して駆け抜けます。

盤面完成後:
自ターンに相手PSを殴って破壊→1点取る、
タカオをリブートのままターンを返すを
ゆっくり繰り返していきます。

相手のPSがパワーが高い場合は、
"タカオ"以外の相手PS横の2体でアタック。
"タカオ"と"ノシャック"でディンギルして、
ディンギルで1点取ります。
その後"蒼銃"でディンギルを破壊して、
"アルパマーヨ"で"タカオ"と"ノシャック"を
再登場させて、ターンを返すようにします。

盤面完成後の注意点

相手のライフが1点になった時は
新ゼクステンドドライブには要注意です。
こちらのターン中に大型ゼクスが登場すると
そのゼクスの破壊のためにタカオをリブートで
ターンを返せなくなる可能性が出ます。

同様の理由で、ガーンデーヴァ&フィーユや
リゲル・クリスマス、ユニヴァース・プリンセス
などの相手ターン中に大型を出すカードには
要注意です。

ライフ差で勝っているならば、相手のライフが
1点になったら、タイムアウトかデッキアウトまで
耐久するのも選択肢です。


使った感想

環境デッキ相手は厳しい

大会やゼクスタで使用した感想ですが、
環境デッキに勝つのは困難です。
今 大会で活躍しているデッキの大半は
リソースブースト→先アーク展開します。
本デッキはリソースブーストもなく、
5コストから始動する強い動きも無いため、
速度面で追いつけず負けがちです。

運良く盤面完成した場合の相性

せっかくの記事なので見た人が使いたくなる
前向けな話をしましょう。

「速度面で間に合い展開できた場合」の相性です。

全面埋め絶界タカオの盤面が完成すると
たとえトップクラスのデッキでも脱出困難と
なります。

例えば、
春日・きさら、プリンセスサンダルフォンなどは
超強力なデッキですが、絶界持ちを除去できる
カードは入ってないことが多いので、
ロック完成が間に合ったならば勝ち目があります。

環境デッキを少数派のデッキで倒すのは
快感だぞー。(性格 難あり)

逆に純粋に相性不利なのは、
絶界持ちを何とかできるラストダンスあづみ、
赤竜の息吹入りの弟切サンダルフォン、
ヴァーヌス入りサンダルフォン等ですね。

式神デッキの5コスト清明も絶界が剥がれるので
天敵です。
ただ式神もリソースが伸びないデッキなので、
盤面埋めると除去で手一杯になるため
割と互角以上に戦えます。


終わりに

いかがでしたでしょうか。

IGOBの苦難の時代を乗り越えて、
ようやく帰ってきたサー・ガルマータ。
とてもお安く組めて楽しく握れるので、
未経験の方はぜひお試し下さい。

次弾のミサキのアークが
サー・ガルマータとケィツゥーのダブル名称持ち
だったら良いなぁ。

それではまた次回。

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