見出し画像

RRR

はじめに

 今回この映画の感想を書こうと思ったきっかけを書きたいと思います。前回のnoteにも書いたことなのですが、私は佐久間宣行さんというテレビプロデューサーにとても憧れを抱いています。佐久間さんは自身のYouTubeチャンネル「NobrockTV」を持っています。このチャンネルは基本的には水・土で配信されています。私自身最も楽しみにしているコンテンツの一つであります。本来であればプロデューサーのため裏方の仕事が多いのですが、佐久間さん自身が出役となっています。内容としては、芸人さんと熱いトークを交わしたり、ドッキリを仕掛けたり、即興コントなど様々な面白い企画があります。とてもおすすめのエンタメです。少し話がそれましたが、なぜこのタイミングで佐久間さんのYouTubeの話に触れたかと言うと、以下の動画がきっかけだからです。
【計22作品】東野幸治と佐久間Pが今年観たエンタメを語り尽くす!「東野幸治エンタメ報告会2022」 - YouTube
 この動画は一年に一回、芸人の東野幸治さんと佐久間さんがその年のエンタメについて話し合う、ただそれだけの動画です。映画・ドラマ・演劇などエンタメについて幅広く話を展開し、エンタメ業界にそこまで詳しくない私が見ても、興味をそそられる作品・トークが多くあります。
 今回見た映画「RRR」は、この動画で佐久間さんが「アカデミー賞をとるかもしれない」とおっしゃっていた作品であり、上映期間が迫ってきたため、重い腰を上げ見てきました。本来であれば時間が有り余る私のため、腰が重いことなんてあってはいけないとは思いつつ、なかなか行動に移せない自分を嫌になりながら、まずは今回は体を動かした自分を褒めたいと思います。

感想

 感想を言う前に少しだけRRRの内容について触れたいと思います。あらすじやキャスト、詳しい説明などは私の口からより、ネットで調べていただけた方が理解が進むと思います。このRRRという映画は英国植民地時代のインドの話です。インド映画の醍醐味であるダンスシーンも迫力があり、何よりアクションシーンが圧倒的です。今の時代ではなかなか見られない予算のかけ方をしているのか、男心をくすぐられるド派手なアクションシーンが多くあります。また、日本の映画と異なり、3時間の上映ですが、飽きることなくストーリ・アクションどちらでも魅せてくれます。
 少し話がそれますが、インドというのは他宗教国家であり、100以上のも言語が入り混じっている国らしいです。そのため、ヒンディー語で映画を上映したとしても楽しめる人の数は限りがあります。そのため言語が分からなくても楽しめる、ダンスシーンが多くあるというのを聞きました。これが本当なのかはわかりません。少し調べただけでは本源の情報にありつけることはありませんでしたので、いずれか時間をかけて調べてみたいとは思います。しかし、真実かどうかを差し引いても面白い文化だと思います。ダンスに何も詳しくない日本人の私が見ても、迫力に圧倒されました。また、踊っている最中の表情や情景、小さな情報から感じ取れるものも多くあり、内容が頭の中にスッと入ってくる不思議な気分になります。
 このRRRでもダンスシーンはありました。主人公の二人が力の限り踊り尽くすシーンには、胸を打たれるような感覚に陥り、踊ることが苦手な自分が踊りたくなるほどでした。初めてインド映画のダンスシーンを通しで見ましたが、こんなにも熱狂的で情熱的なものなのかと知ることが出来てよかったです。
 特に私が印象に残っているのはアクションシーンです。これは本当にすごかったです。トラなどの動物との闘い、水や火を使った派手なアクション、体を張ったアクロバティックな演技、全てが見たことないレベルで展開されていました。
 普段そこまで映画を見ない私が、自分の人生の最序盤でこのレベルのアクション・インド映画を見てしまったことはもしかしたら不幸なのかもしれないという幸せな悩みを抱えるほどの映画でした。

最後に

 映画の感想って想像の何十倍も書くのが難しいのだと実感しました。普段言語化する部分をさぼり、身振り手振りで意思伝達することが多いことを恨めしく思いました。今までの生活の中でも漫画などの分かりやすい創作物ばかり好み、文字だけで自分の頭の中で完結させるような小説は避けてきました。もちろん漫画は大好きでけなすつもりは一切ありません。むしろ、漫画好きが功を奏して友好関係を広げてくれたとさえ思っています。しかし小説や映画のようなそれ自体で完結している、起承転結がまとまっている作品を見ることが少なかったため、話の構成能力が著しく低いことを少しコンプレックスに思っています。また、語彙力が少ないのもこれが原因かなと思っています。
 元々自己表現を全くしてこなかったため、このままではまずいと思いnoteに書いています。そのためこれからも何かしらのコンテンツの内容や感想は書いていこうかなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?