足りない

時間

 最近忙しくなりました。以前まで時間に追われるといった感覚をあまり味わったことがなかったのですが、最近実感する機会が多いです。
 私には好きなテレビプロデューサーがいます。佐久間宣行さんです。彼の作るコンテンツはなるべく追いたいと思っています。アイドル的な追っかけではなく、彼の作るコンテンツや彼の進めるエンタメにはずれが少ないことが信頼となっています。
 私には衝撃を受けたテレビコンテンツが2つあります。1つ目は検索ちゃんで披露されたオリエンタルランドの「Perfect human」です。これを見た日のことを忘れることが出来ません。
 子供の頃の私は武勇伝に夢中でした。4つ離れた兄といつも踊っていたことは記憶に新しいです。15年以上は昔のことでしょうけどね。チャラ男として藤森がブレイクしたときもテレビで楽しく拝見していましたし、しくじり先生の伝説の回もリアルタイムで見ていた記憶があります。つまるところ私はオリラジが好きなのです。しかもオリラジが伝説となる瞬間をリアルタイムで追っているのです。
 話を戻しますが、オリラジのパーフェクトヒューマンは衝撃でした。こんな面白いコンテンツがあっていいのかと思いました。度肝を抜かれました。芸人が本気で歌って踊る。この本気具合に魅力を感じたのです。
 放送された次の日はその話題しか話しませんでした。夜中のお笑い番組を見ている学生なんてそこまで多くなく、結局同じ感情を共有できたのは2人くらいだったと思います。しかしその二人とは熱く盛り上がりました。
 そして2つ目のコンテンツが佐久間さんが手掛けるゴッドタンの「マジ歌選手権」です。この時からゴッドタンの大ファンになりました。こんなに面白いバラエティがあるのかと。芸人が本気の歌を作り、本気でパフォーマンスをし、審査員が牛乳を含む。全員が本気であるがゆえに、異常な面白さでした。まだスマホの普及率も低く、深夜のバラエティなんてほとんどの人が見ていませんでした。また、私が見ていたころのゴッドタンは少しアダルティで学生が家で見るのも憚れる内容が多かったです。そのため、この番組の話をできる友人は数が少なかったです。

 何が言いたかったかというわけではないのですが、私はこの2つのコンテンツを生涯忘れることがないと思います。そしてゴッドタンに関してはどんなに忙しくなっても見ることはやめないと思います、私の面白いの原点はここにあると思います。
 このような影響もあり、私は佐久間さんの手掛けるエンタメはなるべく追いたいと考えています。しかし、時間がありません。佐久間さんの方が忙しく、手掛けるコンテンツの量も多く、追っているコンテンツの数も多いのです。不思議です。

おかしい

 佐久間さんのプロデュースしている番組は多いです。加えて演者としてもテレビに出演することが多いです。また、ネット記事やYouTube出演など。佐久間さんが手掛けるコンテンツをすべて追おうとするとどうしても時間が足りません。おかしいです。これらのコンテンツは企画会議を行い、企画をまとめて、収録を重ね、編集をすることで私たちの元に届きます。30分の番組でも、それを作る労力は30分をはるかに超えているはずです。そのため、佐久間さんが手掛けている番組を全て見ることは物理的には可能なはずなのです。なぜなら佐久間さんより忙しいなんてことはあり得ないから。自分にも仕事があるから無理だよと思うかもしれませんが、私は時間のあった大学時代にこれを実践できなかったのです。今よりも番組数も少なかったはずなのに。
 しかも佐久間さんはエンタメを追いすぎています。自ら製作したり、出演したりするだけでも多大な時間がかかるはずなのに最新のエンタメまでチェックしているのです。面白い映画はもちろん、ドラマや本、演劇なんかも追っています。様々なジャンルのエンタメを網羅しているのです。どこにそんな時間があるのでしょう。独身で自分一人の時間だけに注力したら可能かもしれませんが、子供もいて、家族の時間も作っているように思えます。ラジオを聞いての感想ですが。

習慣改造

 佐久間さんの手掛けるコンテンツはなるべく追いたいです。しかし時間がない。どうにかして時間を抽出できる習慣をもう一度作り直す必要があります。
 バラエティを見て、おすすめの映画と本を読み、演劇などの配信を追いたいです。そこに加えて、私の趣味の時間を他でとったり、美味しいご飯を食べに行ったり、友人との時間に興じたいです。勉強もしたいです。
 私個人の力を大きくしたいので勉強がしたいです。資格を持っていることに満足することはするつもりはないですが、勉強した証として、自分への自信として資格を取得したいです。そのために勉強をしたいです。しかし、エンタメを追うことを辞めたくないです。
 どうにかするしかないですね。朝や就寝前に無駄な時間が残っているので、ここら辺を改善したいと思います。

 まずは就寝器具にお金をかけてみようと思います。就寝にお金を掛ければ日々の疲れも取れやすくなり、起床時間も変わったりして、朝に余裕を持てるかもしれませんし。


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