姑とは
元姑の話になりますがふと思い出したことを書きます。
あれは結婚して初めての義実家でのお正月。
元義姉家族も来ていて賑やかなお正月。
元姑がキッチンへ行ったので私も手伝わないといけないよなぁと思ってキッチンへ行き、
「お義母さん、手伝いますよ」と声を掛けた。
そこには丁度冷蔵庫から飲み物を出していた元義姉もいた。
鍋の蓋を取りつつ元姑が言いました。
元姑「あらぁいいのよ?座っててちょうだい?
あなたに何か頼んだら、私が歳をとったときに何されるか分かったもんじゃないわ」
元義姉が「!?」という表情をして一瞬固まったのは見えたのだけど、
私の口が勝手に動いていました。
「え?私、お義母さんの面倒を見るなんて話をしたことないですが」
その瞬間、元義姉が吹き出し爆笑し始めて元姑はソワソワ・・・
ちなみに私はそのとき姑が嫌味を言ったことすら理解してなくて単に事実を述べただけの気持ちでした。
だから元義姉が何故爆笑しているのか理解できなくて「???」という顔のまま立ち尽くしていました。
元義姉がそんな私を見て、
「え!?もしかしてお母さんが言ったのが嫌味って気づいてないで返事したの!?」
私「え?嫌味なんですか?」
元義姉が一瞬目を見開いた後に、また爆笑。
「いいよ!すごくいい!
おことちゃんはそのままでいて欲しい!
ところで私もさっきの台詞使っていいかな・・?
使いたい・・・」
もちろんいいですけども・・って返事をしているうちに元姑はリビングへ逃走。
「そうか・・あれは嫌味だったのか・・
ああああああ・・・ええええ?
私はお義母さんにとんでもない返事をしてしまった気がする・・
謝罪しなくては・・」
とリビングへ元義母を追いかけて行ったら、
私より先にリビングへ戻った元義姉がリビングにいた皆に元義母が言った台詞を伝えていてまた爆笑していた。
元義父が「おいおいー、お前がそんなやつだったなんてがっかりだな」と言っているし、
元旦那も「えぇ・・・・・最低だな、許さねぇぞ」とか言ってるし
元義姉のご主人も「こうして嫁姑の確執が」とか言ってるし
元義姉の子供たちは「ばぁば!だめだよ!いじめは!!」って真面目に叱ってるし・・
元義母は居心地悪そうにちょこんと座っているけど漬物はしっかり食べているし、
「なんだかカオスだなあ・・嫌味分からないしやっていけるのかなぁ」
って思った。
結局やっていけずに離婚しましたけどもね
離婚は元義母のせいが1割くらいしかなくて、後は元主人と私の二人の問題でしたが・・・
懐かしいなあ・・
ちなみに今の主人のお義母さんは話すととても良い人で完全放置型で遠い場所に住んでいるので関りがなく平和です
心から感謝しているし有難いです
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