ちょいと、星の話をしよう #1 (きっかけ編)

占いのことは、昔から好きだったと思う。

「本日のラッキーカラー」
「今月のラッキーナンバー」
みたいなものは、よく気にしていた。
気にしすぎて、時おり家族に突っ込まれたり(笑)

とは言え、さすがに自分が占う側になるとは…
思ってもみなかった、というのが正直なところだ。

あれは4年ほど前だろうか。

どこに進めばよいか、全く分からなくなった。
誤魔化しは一切きかず、完全に詰んだ。

今振り返ると、限界が来ていたんだと思う。
当時の渡世術は「周りに上手く合わせること」

別に器用だったワケではない。
自分に自信が無いゆえの、逃げの策だった。

そこから、自分と向き合う日々が始まった。

まだ占いとは出会わない(笑)

自己啓発や心理学、思考変換や生き方、哲学。

そういった類いの本を読みあさり、
さらにはセミナーや講演会にも足を運び、
気になった人達には軒並み会いに行った。

最初は必死だったはずなのだが、
思っていたより楽しくなってしまった(笑)

知らない世界を知るのは、単純に面白かった。
さらにはそこで、色んな考え方を提示される。

自分が抱えていた矛盾が解明されたし、
漠然とした苦しみが減ったのが何より救いだった。

素晴らしい人生を求めて

が、詰んだときの悔しさは、どうしても晴れなかった。
このままではまた同じ目に…という恐怖もあった。

人生を逆転させるための自問自答は続いた。
が、悲しいかな、答えはもう明白であった。
受け入れることに、時間は必要だったが。

「人生がパッとしないのは、全て自分のせい」

ヤケを起こしたくなるようなオチだが、
腑に落とすきっかけこそ、実は占いだったのである。

自分を活かすには、どうしたらいい?

己を変えるには、まずは己をよく知ること。

半年ほどかけて、診断や鑑定を受けまくった。
何かの指針になればいいな、と思ったのだ。

四柱推命、ホロスコープ、数秘、タロット、
オラクル、ストレングスファインダー、m-gram、
算命学、ウェルスダイナミクス、などなど。

その結果…内容にあまり納得がいかず←
どうしても納得がいかないので、
こうなったら自分で見てやろうと思ったのであるw

…持ち前の頑固さを見事に発揮したのだ。
なお、私の星にはもれなく表れている←

観念のとき

さすがに自らの知識は否定できなかった。

診断や鑑定で言われたことは、いかに的を得ていたか、
学べば学ぶほど納得せざるを得なかった。
当たり過ぎて、もはや面白くなっていたw

さわりの部分だけ…と思って始めた占いの勉強だったが、
気づけば鑑定師養成講座を終えるところにまでなっていたw
まるで片思いから沼にハマってしまった恋愛の如しw

他人を占ってみようと思ったのは、単純に探究心からである。
この自分の研究結果を他人に当てはめると、どんな感じなんだろう?と。

最後に…

「占い師」を名乗れるようになったからこそ思う。

「星とは活かすものである」ということ。
これは転じて「自分を活かすのは自分」ということだ。

ちょっと意識するだけでも、何かが変わるのだ。
人生が楽しくステキになるなら、何でも上手く使えば良いと思う。

たかが占い、されど占い。今ではそう感じている。

よしなに。

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