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好きな生地。

プロレスマスクを作る時に使うものといえば、ミシンと、革と。各種カッターやハサミ、ノリってのもありますけど大元は布。生地ですね。

いろんなものを作るもんで、いろいろ生地を揃えておりますが、
タイガーマスクしか作らないという人は金ラメ生地があれば事足りますよね。

まだまだ研究が足りないもので、
マスクに使う生地にどんなものがあるのかってのがはっきり認識できてないんですが基本的にプロレスマスクに使うようなマニアックな生地は街中にある一般的な手芸屋さんにはほぼないですね。

私のような地方在住者はネットを活用することが最善といえます。

私が好きな生地は

・ラメ生地。

タイガーマスクやライガーなどに使われる派手な生地。ですが、最近はリクラプンティーニに代表される特殊生地系の光物に押され気味?

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マスクに使われる他にはあんまり用途のない生地らしいですけど、とても雰囲気があって、それらしくて好きです。


・サテン生地。

一方向にのみ伸びる、いわゆる1WAY生地で艶感が素敵。厚手の質感もグッドですね。これもまたプロレスマスクらしい生地だと思います。

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・ジャージ生地。

昔のマスクによく使われていた、艶のない少しチープな印象のある生地。
これもほとんど1WAYで、裏表のないものが一般的かしら。いわゆる4段スムースですよね。でも、サテンやラメと違って、ジャージ生地っていうのは広義なのでスポーツ系ニットやタオル地みたいなものまで含めてジャージ生地と呼ばれています。使う人が「これはジャージだ!」と思えばジャージ生地ということです。違うか。

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私も4段スムース大好きで使ってるんですが、去年京都の生地屋さんで明るいピンクが大量にあって、これは買いだな!と思って取り寄せて結局8メートルあったんですが現在7メートルくらい残ってて扱いに困ってます。皆さん生地を買うときは計画的にね。


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黒や赤のスムースとは伸びが違うので、また別のものなんでしょうねえ。

また、先日手に入れたスポーツ系ジャージ生地はより柔らかく、少し薄手で発色も良くって素晴らしかったですねえ。

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とても気に入りました。被った感じも柔らかくて素敵ですねえ。


番外編として、「メタルジャージ」というものがあります。

これは現在廃盤の生地で、職人さんの間で1メートル16000円とか、それ以上で取引されているものです。

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私は幸運なことに安く買えたりしてまだ手元にあるもので好きに使っていますが、手に入らないものなので慎重にやらないとですね。


今日はそんなわけで生地についてつらつらと書いてみました。

もっと追求していくと、「旧ラメ」とか、「旧サテン」とかいう恐ろしい深淵があるんですが今はこの辺りで踏みとどまっております。
これからも頑張るぞー!

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