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ミスがないのではない、フォローが上手いのだ

機械ですら一定数の『粗悪品』や『バグ』が発生します。
であれば、人であればなおさらでしょう。

つまり人が何かしらの行動を起こせば、同時にあらゆるイベントが発生する確率が発生します。
それはラッキーであったりミスであったり、予想外の外部環境によって引き起こされるかもしれません。
ともあれ、どれだけ習熟していたとしても、どれだけ準備を重ねていようとも、どれだけ自信があろうとも。
余程の幸運に恵まれない限りは『予想通りに事が運ぶ』ことがないのです。

翻って、機械やプログラムと人が大きく違う点は自分で改善ができることです。
そう、ミスをするが故にミスをしないために日々アップデートが行えるのです。

さて、そんなことを言っていても、行動にはやはりあらゆるミスが付きまとうものです。
自分の行動をう振り返ってみると、一日の内でも割と『こうすればよかったな』なんて反省ってありますよね。
けれどそのほとんどが表面化していません。
多くの『ミス』は、他の人から見るとさほど大したことがないのです。

それでもやはりミスはミス。
特に実害が発生するようなものは、誰にとっても困りごと。
大炎上必至だと思われていた案件が、特に何事もなく終了する経験もありませんか?
あれらは時の運もあるでしょうが、多くの場合はミス後のフォローが完璧なのです。

ミスは発生するものとして考え、起きた場合のフォローを徹底する。
これさえできていれば、たとえミスをしてしまっても逆に感謝されることさえあります。
もしかすると『優秀な人はミスがない』と思っているかもしれませんが、実際は『とてもフォローが上手』なのです。
是非とも見習っていきたいものですね。


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