ロッキン中止で思ったこと

ここ最近なんだか忙しくて
ずっと眠いな

一応音楽業界にいる身として
忙しくなってきたことを実感している日々


一年前の忙しさは
チケットの払い戻しや振替公演の調整や解禁
会場や移動宿泊のキャンセル料について
今後の公演の検討
と言ったネガティブなものだった

そして夏〜秋くらいには暇になり
補助金の申請とかをして
とても暇だった冬

そして今年に入って春〜夏にかけての新規公演の解禁、券売

少しずつ公演が戻ってきたものの、
動員は伸び悩み中

プライベートでは
サンボマスターの中野サンプラザ
忘れてモーテルズの心斎橋BIGCAT
ハンブレッダーズZepp Tokyo
に行ってきた

声は出せない
決められたパーソナルスペース
禁酒


担当している現場でも
スタッフの体調管理から来場者のケア
色んな対策をしての開催


アーティストも、客からの声でのレスポンスがないなかでも
熱いライブを演ってくれる


もちろん、ライブを演ることによって
人は集まるし会話も生まれる

だけど自粛生活を1年以上続けて
ようやくライブやイベントを開催する、見に行く
ということが、
アーティスト、お客さん、スタッフにとって
どれだけ大きなことか


いろんな春フェスが成功して
今年は夏フェスどんな感じなのかな〜
と思っていたところで荒吐の中止

そして今日、ロッキンの中止


私はロッキンが中止になるならオリンピックもだろ
という考えには至らないけれども

中止を判断せざるを得なかったロッキンが報われないなと

このタイミングで大型フェスをやること自体リスクと隣り合わせで、
もしクラスターでなくとも来場者やスタッフから
感染者が出た時点で絶対にイベントが叩かれる

というのを承知の上で色々時間とお金をかけて
準備してきたのを
開催の1ヶ月前に中止の発表をしなければならないなんて

大型フェスじゃなくても
ライブハウス規模の公演でさえ
そんなのやだよ


1本のライブで人生が変わるアーティストもたくさんいるのに
その機会すら作れないこの時代で
どれだけの人が音楽やエンタメを求めているのか

それをどれだけの人が届けたいと思っているのか

人生を賭けて音楽を、音楽の場を作っている人が
また生き生きと生きられる日々がはやく戻ってきますように


はやくお酒を飲みながら
大声を出しながら
ライブが観れるようになりますように


あと物販するときにフェイスシールドしないでいいようになりますように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?