着る服がない

春先は特に、そう思う。
英語の勉強をするためにミシンをしまっているから、お店に買いに行くしかないんだけど、どこに自分の着たい服が売っているのかわからない。ただの自意識過剰なのかもしれないけれど、私なんぞが服を買いに来てすみません、って気持ちになる。化粧品も同様にお店で買えない。(今はいい時代ね。全部届けてくれるから。)ここ数年くらいは、着たい服は自分で作っていたから、いざお店で買うぞ!となると、本当に路頭に迷ってしまう。みんな、よく自分に似合う服を見つけて着てるよね。心の底から感心してしまう。ぐるぐる回って、たどり着いたのは自分の家の引き出し。眠っている布を引っ張り出して広げてみる。お気に入りの洋裁本を見る。毎年流行があるけれども、自分の好きなスタイルは、あんまり変化しないものなのかも。着たい服が本の中にあった。もうミシンは卒業しようと思っていたけれど、久しぶりに作ってみようかな。

大川友美さんの本は、いつ見てもいいな。最近はもう活動されていないのかな。新しい本もずっと出てないし。だけど、素敵なデザインは何年経ってもいいものなんだなぁ。がんばるぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?