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ぼくのかんがえたさいきょうのこうりぎょう(商品編

ちょっと昔話

八百屋とか魚屋とか肉屋とかの専門店が集まって商店街になってた時代、商品を買うごとにお金を払ってました。で、後に、スーパーというセルフサービスのお店が出来て、まとめて支払いができるようになって利便性が上がったわけです。

その頃のレジは金額を手打ちしてまして、商品には値札シールが付いてました。具体的にはハンドラベラーで手打ちというもので、特売前後だと値札シールの張り替えで高速貼り付けの技を競ったものです。

SATOのはメジャーすぎますねー。

更にいうと、当時のチェッカーさんはかなりの数の商品価格を覚えてて、テンキーを見ないで金額を打ち込んでたりもしたので、担当者によってスキル差が出てました。


バーコード導入

でまぁ、そういうスキルに影響されるのも問題だし、商品管理・発注の必要性と普及率の関係もあって徐々にバーコードを読み取れるPOSレジが普及してきまして、田舎の当店も導入することになりました。

導入してから色々ありまして某T社には色々とヤラレました。その顛末は、未だにbekkoameのサーバーで公開中ですw
ページタイトルでググったら簡単に出てきますが、本題と関係ないので省略

昔は、USの商品を日本で売るときはバーコードを張り替えてたりしましたが、今はPOSレジも対応が進んでいるのでどこでも販売可能になってたりします。更にはGTINとして統合したりと、こちらも色々と歴史がありますね。

逆に、バーコードを貼ることができない商品は販売できなくなりました。大きさ的にJAN8でもダメなものはパッケージを大きくしたりなどの変更が行われてます。

なお、ガムなどのJAN8の商品だと、桁数に限界があるので7年程度で旧商品とバッティングしてマスター変更が必要になります。Amazon.co.jpに行くことがあったので、このJAN重複問題を伝えたのですが分かってもらなかった覚えが。。。まぁ、雑誌が10年で重複する問題が表面化して、旧商品はASINで対応ということになりましたね。
ただ、雑誌以外は未対応な感じ。。ATARI2600とJaguarのソフトでバッティングしてるんですけどねー。サポートに言っても無視されるし。。

さらに余談ですが、Amazon.comからマスター抜いてみると、11桁のものもあったりと色々と闇は深かったりします。。。


JANについて興味ある人は、自社の事業者コードを取得すると楽しいですよー。実は費用も超安いのです。


昔話まとめ

とまぁ、今までのお店でも、売り方というか様々な機器導入によって商品のパッケージデザインとか容量、更には陳列場所などは色々と変わってきたわけです。
となると、今後も売り方の変化に合わせて変わってくるのも当たり前ですよね!


改めて商品について

スーパーでの販売では、例えば、昔は精肉は対面ケースで量り売りとかがありました。でも、今は全てパックに入った状態でバーコード付きで冷蔵ケースで売られてます。実際、量販しようと思うと対面だと販売数の上限がすぐに来るんですよね。

あと最近だと、バーコード&値引きシールもコード化で、打ち間違いを減らすというのもありますね。まぁ、レジでの値引き処理忘れとかレジの人の不正な値引き処理とか、この辺だけでも何個も事例を書けるくらい色々とあるので、コード化&POSレジ対応は自然な流れだったりします。

更には、惣菜とかだと添加物の表示とかも増えてきてるので、通常のシールを貼る場所を決めるのも大変ですね。。。商品の底面にシール貼るのも面倒なんですよねー


AmazonGo的になると

外観が似たようなものは識別難易度が上がるので、商品識別が容易になるように外観に特徴が出てくるはずです。例えば、味違いのポテトチップスは色を変えるとしても、複数メーカーのコンソメ味を置くのは避けそうな予感。となると、より一層のメーカー絞り込みが発生するかも。。。

若しくは、視認できないけど赤外線等で見ると文字が浮かび上がるとか、パッケージに特殊加工した方が楽とかいう、新たな方法が出てきたりもあるかも・・・?


現時点でもコンビニの棚に残れるかどうかで商品寿命が決まるというくらいの過酷さなので、それがより一層進むのではという感じですね。
まぁ、中小スーパーも吸収合併されたりと、独自性としては期待できないですしね。。

もしくは、同一カテゴリの商品(例えば、350mlの飲料とか)は同一金額にするとかも考えられます。ただそうなると、メーカー販促での値下げとかはやりにくくなるので、値引きというよりデジタルクーポン発行とかになるかな?


で、ふと考えてみると

小売業って「最低価格保証」ってのがないですよね。

具体的に言うと、「今から1週間以内に特売等で値段が安くなった場合、差額を返金します」的なやつ。Amazonでは予約商品でよくあるやつです。これがあると「損しない」ので何時でも安心して買えますよね。

今だと、買った翌日に安売りしてて悔しい思いをしたりとか、わざわざアンチを増やしてるんじゃないかという気も(苦笑


あと、小売業って、返金返品が面倒ですよね。

実物を店舗に持って行って、更にはレシートがないと返金してもらえないとか。生鮮品とかだと返品不可とかもありますね。まぁ、「スイカ買って食べたら甘くなかったので返金しろ」と言われた場合どうするのかとか、会社としての方針を問われるケースになる場合もあるので難しいのではありますが。

レジでの会計が終わってから、サッカー台でレシートをじっと見ている人いますよね。あれは、その時点でミスを指摘しないと面倒という事を知ってる人ですね。気持ちはすごくわかる。。。


そもそもの話として、お客と店(レジ)との信頼関係って薄い・・・?

なんかねぇ。。。言い方悪いんですが「気づかない方が負け」という感じが強いような気が。。ただ、お互いが今までの色々なケースに対応した結果ではあるんですよね。。。


今後は

こういったマイナス面を解消する仕組みに合わせていくとみんな幸せになるのでは、とか思ったり。

返金・返品は人を介さないとか、いつでも価格的に安心して買えるとか、どう考えても購入履歴を元にスマホアプリで処理とかになると思うので、そういう未来を考えると、楽しくなりますねー


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