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『アイドルマスターシャイニーカラーズ next G.R.A.D.@tion!!』制作後記①

なんなんすかねこれ(はじめに)

この記事は、2021年4月24日に投稿した「アイドルマスターシャイニーカラーズ next G.R.A.D.@tion!!」の制作後記です。
また、Ketokuさん主催の第2回ニコメド記事投稿祭に合わせた投稿記事となります。

今回は制作開始段階から大まかなコンセプト・構成を中心にお話したいなと思っております!なんで小分けにして記事を書くかというとそうしないと何を書けばいいかわからなくなるからです。あと量が多いと挫折するからです。

シャニマスメドレーを作るまで

シャニマスを始めた時から「メドレーに使いてぇ~作りてぇ~」と常々思っていました。ただ当初は「ニコニコオールスターメドレー」に傾倒していたこともあり、その大枠のコンセプト縛りを設けたメドレーに使うだけで満足していました。

そんな中でGR@DATE WINGシリーズが続々公開され、ことごとく自分のストライクゾーンにハマってしまい、これらの曲を一つの曲にまとめたいという欲求が高まっていきました。

しかしリアルのスケジュールが忙しくシャニマス(コミュ)を読解しきれていないことや、ただただ自分の打ち込み技術がクソザコなことからちょっと厳しいかなあと諦めていました。そして今年に入って、ようやく財布にも生活にも余裕ができ始め、更に打ち込み環境も最低限聞いていただける程度にはなったんじゃないかと思える段階になり、作り始めよう!と思い至りました。

もうちょっと言うと、絶対作りたいとなったきっかけは太陽キッス×五ツ座流星群の重ねが思いついたことです。これだけは絶対世に出したかった……。

コンセプト

といってもそんな大層な内容ではありませんが……。大軸としてのコンセプトは「シャニマスPにニコメド形式によるシャニマス楽曲の楽しみ方を味わってほしい」「ニコメド作者にシャニマス楽曲の良さを伝える」の2点にあります。

これは先日の紹百科でも話題に出ていた気がしますが、ニコニコメドレーという表現技法って最高の思い出アピールだと思うんです。色んな文脈を雪崩のように叩きつけるシステムでシャニマスの良さを引き出せればなと思っていました。

また、シャニマス楽曲はまだまだニコメド認知度みたいなものが低いように感じていて、皆もっと軽率に使ってくれ!というか良い曲しかないから聴いてくれ!という思いで作っていました。

タイトル

3周年を記念するということで、シャニマス3年目のテーマとされた『色の変化』をタイトルに盛り込みたいと思いました。3年目に追加されたモード「G.R.A.D.」をもじって、gradation=徐々に変化することという言葉を選びました。また、この言葉は「(変化の)段階、ステップ」という意味があり、シャニマスのこれまでの変化と、これから次のステップへ進んでいくという意味を込めて「next G.R.A.D.@tion!!」という表題にしました。

選曲・構成

選曲について、最初は各ユニット2曲ずつ+全体曲で組もうと構想していました。しかし、先に言った太陽キッス×五ツ座流星群の重ねを使ったために放クラの出番が減るやん!何してくれてんの!?となり、バランスが保てなくなった結果全曲使おうということになりました。

構成については、最初はライブのセットリストなどをなぞったら面白いのではないかチェックしていましたが、当時見たMUSIC DAWNのセトリがユニットごとに楽曲が固まっている印象があり、自分の作りたいイメージとちょっと違うなと思ってやめました。

先にも書いた通りニコニコメドレーとしての良さをシャニマスに混ぜ込みたかったのですが、一番大切にしたかったのが「ユニットがごちゃまぜに繋がって重なっていく」っていう点でした。これこそ、ジャンルごちゃまぜによる一体感を生み出してきたニコメドの良さなんじゃないかと思っています。

そして、現代のニコニコメドレーの流れ、そしてシャニマスジャンルメドレーの特徴を生かして「楽曲に詰められた文脈で盛り上げる」という要素も出来るだけ考えて構成しました。各曲の配置意図は別記事で書きますが、曲の立ち位置や曲調をできる限り活かした構成になるように心がけていました。出来てたかは知りません。多分出来てたっしょ。

ニコメド記事っぽいことということで、自分流の構成の組み方について書こうかなと思います。

今回のように使用する楽曲が全て決まっている作品の場合は、DAWに全楽曲の原曲を取り込んで原曲繋ぎで組み立てています。

流れとしては、曲のコードや雰囲気を聴いて重なりそうだったり綺麗につながる曲を見つけて1つのパーツを作っていき、いくつか集まったパーツから全体の流れを考えながらパズル感覚でくっつけていくような感じです。

この作り方はまだ原曲に寄せたアレンジ(寄せられてないけど)しか技術・知識的にできない自分の作風にマッチしてるんじゃないかなあと思います。また、メロディーの耳コピも滅茶苦茶やりやすくなるので原曲構成作っておくのはおすすめです。

(原曲再現、誰か投稿してくれないかな……)

おしまい

というわけで今回はここまでです。今読み返したんですけどこの記事のターゲット層は誰なんでしょうか。そういうの考えて記事を書かないから途中でネガティブになってくるんですよね……。

次回は構成・打ち込みの細かいポイントについて書きたいと思います。半分新人メドレー作者さんに向けて、半分自分の反省点を明文化するという狙いで書いていきたいと思います。








余談①

タイトル決めたときの俺

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