2306-09観劇まとめ

▽23年観劇記録
0113 エリザ@博多座
0121 エリザ@博多座(昼夜)
0128 エリザ@博多座
0130 エリザ@博多座(昼夜+配信)
0211 三国志@博多座
0219 三国志@博多座
0319 花組東京千穐楽@配信
0321 巌流島@博多座
0401ジェーン・エア千穐楽@配信
0423陰陽師、にざたま切られ与三@歌舞伎座
0617大歌舞伎@博多座
0702星組1789@配信
0914襲名披露興行@博多座
0923ラグタイム(昼夜)@日生劇場
他、花組配信、劇団四季、星組、中村座観劇予定

最近の観劇メモをば、思い出して書きます…。書き留めとくためにはじめたのに、これを書く前段階のメモすら残してないというね…。最近芳雄さんにお熱だから、芳雄さん関係なら熱心にメモ残してるという温度差よ…。私のホームは歌舞伎だと今でも思っているけどさ〜。

▼四月のにざたま切られ与三

メモ残してなかったことに気付いて、必死に思い返してみてるんだけど、大人の切られ与三だった…これがホンモノ…って思ったことしか覚えてないというね。

にざ様の与三、若旦那のときめちゃめちゃ素敵でした。なんて言うの、"良いとこのお坊ちゃまなので打たれ弱くて、色にも弱い。だけど皆に優しくて色男なのに嫌味はない"のすごく説得力がありましたネ…。にざ様みたいな御方が実際にいらしたら、少女漫画ですやん…。私としては、もちっとナヨナヨしてないと良いけどなー。与三はナヨってないと話が成立しませんので、これで正解なんだけども。
後半で、はみだし者になった与三、ちょっと弱そうなのが可愛かったですね。あんな優美な石蹴りある????都で蹴鞠してる平安人くらい雅だった。横笛吹いてるやん絶対。

たまさんのお富さんもすごく大人なアダルトな感じだった。与三を引き摺り込む強引な感じ、萎びた遊女屋かよと(イメージ)。でも与三の性格からしてあれくらい強引に行かないとダメそう。もちっと若さがほしいとこではあるけど。ならず者のお妾さん感が強いと、情熱的に愛した後の後半、再会してからの不義理がちょっと非道い女やの…ってなっちゃうもんね。
意外だなって思ったのが、藤八っつぁんと白粉遊びするシーン、めっちゃたまさん楽しそうだったこと!アドリブなのかな、あんなに素みたいに楽しんでるたまさん観たのはじめてです…。それだけでも観て良かったって思える単細胞な私。お茶目というか無邪気というか、もう単純に可愛いやん…。

にざたまコンビの切られ与三は、冒頭の出会いの場がとても素敵で絵画だったので、そこだけでもみんなに見せびらかしたい気持ち。もっと若いときに観られたら良かった、とも思ったけど、こればっかりは致し方ないですね。にざたまコンビやっぱり最高です。


▼0702星組1789@配信

東宝1789にドハマリしてるウチの相棒に「星の配信観らん?」って送ったら、秒で「是非」と返ってきたのでした。
彼女は徹平ちゃん好きかつ我らの理生くん好きからの1789だったので、「イケる?!事故る?!」と不安でしたが、全くの杞憂に終わりました。(ちなみに東宝1789、私は加藤和樹推しから入ったクチです。)
冒頭からめっちゃ楽しんでくれてありがとうね…。というか、多分ヅカにハマってくれてる気がする!「エッ…エッ…めっちゃ絵画…」って私と同じ反応してた。

月組1789は、ちゃぴマリーのビジュアル好きだったんですが、映像観たことなくて。まさちゃぴ時代を知らないのと、私の龍真咲は何とそれこそ1789のマリーからだったもんで、、、ヅカ版1789が本家なのはわかってるんだけど、ホラ、東宝エリザと宝塚エリザの違いと同じで、やっぱどうしても受け入れ難い部分とかあるじゃんきっと。と思ったら、観れなかったんですよねえ。でも、星組1789はトップ娘ちゃんがオランプになったから、観やすいかもと思って勇気を出せました。でも、そもそも勇気なんていらんかったんやろなー。今更めっちゃ月組の観たいもん。

星組1789、何と言ってもビジュが最高すぎました…。美!絵画!舞台であんなに完璧なことある?!あんなに全ての瞬間美しいことってある?!ってずっと心で叫んでました。舞空瞳ちゃん目当てだったはずなのに、まこっちゃんビジュだけでなく歌えるタイプのイケメンだったもんで…すーぐトップコンビ推しになりました。ほらね。ロナン足長すぎやろ、、、オランプちゃんはどの瞬間もお人形さんみたいに可愛くて、抱きしめたくなるね。♪許されぬ愛と♪世界の終わりが来ても、は東宝版から好きな歌だったので、最高すぎました。ロナンの新曲も、いつもだったらいやーこのソロナンバーいらんな()とか思っちゃう私でも、まこっちゃんに惹かれだしたらめっちゃ良いやんって言っちゃってた…。

あと何と言っても、ロベスピエールの極美慎さんはちゃめちゃにお綺麗だった。あんなん大劇場で観たらどうなっちゃうの?!全女子男子を美で黙らせに来てるやん…。美しすぎるじゃん…そこはおフランスでした。泥臭いのに!東宝版の革命の兄弟、わちゃわちゃしてて楽しそうですごく好きだったんですけど、宝塚版美しくてこれも良いやん…。何が好きって、俺たちは兄弟になるの秒すぎて、仲違いするのも秒という…熱し易く冷め易いタイプの兄弟かて。面白すぎて逆に大好きなんですよね。ロベちゃんの熱く訴えたい突然のダンス、東宝版だとあまりにも突然すぎていつも笑っちゃうんだけど、星組さんは美の前に黙することしかできませんでしたネ!美しすぎる…スタイリッシュだし。かっこよかったので何も言えませんでした。何も言わなくていいよ。
三部会の人形振りがなかったのが残念だったけど、謎のラインダンス観れたからまあヨシ(ヨシ?)。

1789の醍醐味は、何やかんや熱い友情!ロマンス!みたいな少年ジャンプやった後で、突然ラストシーンでめちゃめちゃ良い話に持っていく強引さ!毎回観ても笑っちゃう最高のオチだと思います。(曲名は調べてないので正しくないです。ニュアンスで)♪悲しみの報いとして〜と、ピアノソロから入る♪ただ一つ、は無理やり大団円に持ってく最強のナンバーなんだけど、宝塚版はラストでまこっちゃんのソロダンスがあって、ショーに入ってくの最高でした。笑うとかじゃなくて悲鳴あげちゃいそうなくらい、綺麗で美しくて美術でした。あれは芸術作品でしょ。妖精かと思いました。一本もの作品は、ナンバーでショーが観れるから大好きです。フィナーレの階段降りのときとか、もう一生忘れたくないなっていつも感動する…この気持ちは何だろう?(突然の自問自答)

階段降りといえば、舞空瞳ちゃんのお衣裳可愛すぎて泣いた。当時のちゃぴちゃんが着てそうなやつー!ちゃぴは元気っ子の感じで着こなすから、ギャー可愛い最高!!!!!って気持ちになるけど、舞空瞳ちゃんは可愛いお人形さんだったから、エッ…かわ……って静かに泣いた。可愛すぎません?????あの子養いたい…結婚したい…一生守り抜きたい…。

今度大画面で、しかもドルビーで上映されるらしいですね。絶対に行きます!


▼件の襲名披露

口上がなければ観に行ってないだろう公演、ですね。暫を観る機会もそうそうないし、と思って、そういう意味では前向きではあったんですけども。まあ観る前から想像してたより余程ネジくれた感じでした。思い描いていた暫の言い方だったのがもう、ね。笑いをとるのは確かに上手かったけど、古典の部分がねえ…ちょっと。ポッと出の虎之介の方が良かったのはどうなんですのん…。
扇雀さん、男女蔵さん、右團次さんが安心安定の良きでした。大好き。

口上。これは何回観ても楽しい!(同じ襲名披露を何回も、というのじゃなくて、誰の襲名披露興行の口上でも、という意味です)

今回、孝太郎さんの挨拶とてもようござんしたですね〜。嫌味とかそういうのじゃなくて、上手かった。おちびちゃんも襲名披露のご挨拶、一生懸命で良かったな。これからどのように成長されるかわからないけれど、成田屋をちゃんとした方向に導いていける、道徳的な俳優さんに育っていかれることを願います…。

まあ、何はともあれ、私は歌舞伎がやっぱり一番好きでホームだなって思いまする。ミュージカルや宝塚、劇団四季と観劇の裾野を広げてきたけど、歌舞伎を観てる時が一番好き。ここ数年ずっと芳雄さんにお熱だけど、何だかんだ歌舞伎の大人の茶番劇みたいな(言い方)ところが一番安心できて好きですね。とか何とか言いながら、直近の観劇予定はミュージカルと宝塚なんですけどね。また気が向いたら書きます。以上。

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