2302〜2303の観劇まとめ

▽23年観劇記録
0113 エリザ@博多座
0121 エリザ@博多座(昼夜)
0128 エリザ@博多座
0130 エリザ@博多座(昼夜+配信)
0211 三国志@博多座
0219 三国志@博多座
0319 花組東京千穐楽@配信
0321 巌流島@博多座


書かんでもいいようなことだけど、とりあえず。

二月花形歌舞伎は昨年歌舞伎座で観た『三国志』の再演。これは決まったときめっちゃ嬉しかったやつ〜!魏国(エメグリチーム)のメンバーが最高すぎて…。福之助くん、門之助さん、新悟さん(歌舞伎座では右近さん)の三人ホント良かった大好き。門之助さんは俳優祭のとき真っ先に写真撮ってもらったくらい好き。ビッグラブ〜。

亀治郎(現・猿之助さん)の座長公演(澤瀉屋一門)はやっぱり安定に楽しいし面白い!そして上手いから観やすい!力技でねじ伏せる感じじゃなく、純粋に楽しめるから大好き。古典とは違ってやっぱり娯楽みが強いんだけど、上手いから軽いわけじゃないという…絶妙な塩梅。まあ、とは言えこのスーパー歌舞伎の三国志は、あらすじというか内容としては「ん??????」って感じは否めないんですけどねー。男装してる女子の設定がもう私の少女漫画脳を持ってしても、「男の友情話であってほしかった!」ってなっちゃうんですね何故か…。昨年観た三国志の『VOICARION』が良かったから余計に。まあね、その設定がなかったら劉備を笑也さんがやるわけないんですがね、、、あと笑三郎さんめっちゃ良かった。楽日の迫力にガチでちょっと泣いた。誇り高い悪役って結局最終的に愛おしくなってくるの何ですのん…。銀魂の高杉の法則マジで。初見の時はただのヤな奴だったのに、ここまで仕上げてきた笑三郎さんに大拍手ですよ。素敵なキャラ解釈をありがとうございました。

博多座公演は團子ちゃんの本水が追加されてて、これは花道周辺に座った方、秒でご贔屓さんにランクアップしたと思う。正直、初日付近の本水はド下手(ごめんね、でも頑張ってたのは伝わってたよ!!)で、いっそのことなくしたら〜??とか思っちゃったりもしたけども。楽日の本水は迫力すごくて、いや全然客席には降りかかってこない"観る本水"だったけど、すごく良かった。上手くなってた。ちなみに、今まで体験した本水で一番盛り上がったのは、ワンピ歌舞伎の隼人さんと巳之助兄さんかな。あの時は二人とも目一杯若かったし、題材も特殊だしで、もう二度とないだろうな〜ってレベルの本水だったと思う。その兄二人には遠く及ばないけれども、團子ちゃんも若さ全開パワフルで楽日は本当にちょっと感動しちゃった。大きくなったね、、、、すこやかに成長してね、、、、、

そして最近のマイご贔屓、福之助くんもすごくすごく良くて、カテコでうちわ振りたいくらいでございました。しないけどさそんなこと。福之助くんオンリーかもしくは三兄弟の後援会出来たら即お金落とすのにな…。まだ難しいよねわかってる待つよ。とんでもない右肩上がりの曲線描いて上手くなってたから、若者ってすごいって心から思いました。福之助くんビジュアルとか雰囲気がどタイプで推しはじめたんだけど、今はもう純粋に成長に心持ってかれてる不思議。福之助くん…君ってホントすごいね…。上から物言ってごめんなさいやけども。間の取り方とか喋り方とか動きや目線の細かい仕草もウンと良くなってました。ベリーグッド。四月も楽しみ〜。

そして三月は、花組『うたかたの恋』東京大千穐楽を配信で。本当は映画館の大画面と最高の音響で観たかったんだけど、予定が合わず…。軍服レイさんの破壊力のヤバさは耳にしてたけど、想像以上でした、、、麗しすぎてポートレイト飾りたい。ストーカーばりに部屋に貼りたいよ…落ち着かない部屋だな全く。あんなに麗しい方が本当に現実に存在してるの、すでにもう何て言うの神秘じゃない?

『うたかたの恋』めっちゃザ・宝塚〜なレトロ少女漫画で最高に良かったです。めっちゃ麗しいし、めっちゃヅカだったのよ…。にわかな私にはピッタリのやつ。そして、れいまどの迫真の純愛ストーリーに泣いちゃったよ、、、だってまどかちゃんがレイさんの腕の中であんなに綺麗に泣くんだもの。まどかちゃん推しからの花組好きになったクチなんですが、今はもう"れいまど"沼にドボンですわ、、、私の心のオアシス、癒しです。まどかちゃんが心から嬉しそうに楽しそうに寄り添ってるのなんて、幸せそうでこっちまで笑顔になるし。レビューめっちゃ良かった。ディズニーのパレード感満載のお衣裳も最高だったし、レイさんの色気に無事召され、まどかちゃんの可愛さに撃ち抜かれました。可愛かった〜。そして水美さんもとっても良かったんよ!専科に異動になるのもきっと輝かしい未来へのワンステップなんでしょう?!ヅカオタさん誰かそこんとこ詳しく教えてほしい…。どこぞの二番手?トップ?におなりになるご予定なのかしらん…信じてる。

今の花組は、レイさんのお人柄が滲み出る挨拶然り、明日海さんがトップの時だったらあり得なさそうな、ほわっとした雰囲気好き…(厳しい意見もあるみたいだけど)。挨拶で噛んで「ハッハッハ」って誤魔化すレイさん観て気ぃ失うかと思った好きだわ無理。あと、花組ポーズの水美さん一生忘れないですね。花組でもっと観たかったな。


同じく三月、『巌流島』も観てきました。隼人さん一応観とかねば〜と思って。そしたら、横浜流星(さん)のファンたくさんいらして、すごかったです。熱気がね。カテコも大盛り上がりでした。ファンの執念が何度もキャストを引き摺り出して、さすがわかってんな〜好き、の気持ち。やっぱオタクが集まる舞台って良いよね一体感すごいし。行ったことないからアレだけど、いつか.5の舞台も観てみたいな〜。

『巌流島』は完全に横浜流星による横浜流星のためのステージって感じで、横浜流星がいるだけで成立してて逆にすごいなと。マキノノゾミの印象が完全に私の中で『魔界転生』なもんで、めっちゃ不安(好きな方には心から申し訳ない)だったんだけど、なんて言うかそこじゃないって感じ。舞台装置もほとんどなく、セットもほぼないし、プロジェクションマッピング的な映像と舞台の融合的な『魔界転生』のアレだったですね。オシャレなことしようとしてる(オシャレなことしたいと思ってる)のが伝わってくるあの感じー!まあ、良いんですけど。ただ"敵"という謎のテロップはやめて?笑うからという感想だけ残しとこうかな。

皆それなりに下手ではない、上手くやれる人たちだから「観てられない〜!」なんてことにはならず一安心。不勉強のせいで、隼人さんと横浜流星以外の若手の顔がわからず、数年後のくだりでこの方はどちら様でしたっけー?のオンパレだったのが悔やまれますん。琉球の人?(劇中)だけ辛うじて武器の構え方で判別できたって感じかな。あとは全員誰?いや、何かお声が可愛い男の子も認識できたかな。もちろん、山口馬木也(さん)とかなめさんは『巌流島』を引き締める上で必要な存在で、オペラグラスでガン見しときました。

脚本というかストーリー的には、「んん?????」なとこ多かった気がしますが、あんなもんかなとも。謎のバックハグとかもいらんかったなー。絆のエピソード端折っといてのあのシーンは伝わらんよ。端折るも何も存在しないんでしょうが…。3ヶ月の絆でアレなら余計に愛が重すぎんか?????下手なBL同人誌かいな。まじでいらんのよ、男の友情でいけよ。(あれが漢のあつい友情というのならドン引くけど。)ただ俳優さんたちとても良かったから、もっと練ったやつ観たかったなあ。.5でやるなら、あらまっきーと和田雅成くんでやってそうな感じ。

横浜流星が最初から最後までチートで、逆に隼人さんの小次郎の方が推したくなるキャラでしたので、もっと武蔵を愛すべきキャラに練りなおして再演してくれんかな…。せっかく横浜流星かっこいいんだからアレじゃあ勿体なくない?!薄っぺらすぎんか?!みたいなね。でも、まあもう観ないかな。『魔界転生』も凌ちゃん出たから観たんだし、推しが出てなければちょっともうこの手のTV局×明治座案件は、、、、


とは言え、観劇に馴染みのない方におすすめする分には、このテの舞台とか『千と千尋』みたいな原作ありきの.5(東宝、松竹版)はピッタリだからな〜。今後も賑々しくやってほしいな。私も歌舞伎→ミュージカル→宝塚と世界を広げてきたから、そろそろ.5も観たいし。それぞれの良さとか特徴とか活かして棲み分けしつつ、時にはコラボしたり良き影響を及ぼしあって、それぞれ発展して残っていってほしいですよねホント。流司くんが.5という括りに腹を立てて底上げしようとしてるのも、こういうと怒るだろうけれどもこっちも期待してるよって思っちゃう。やっぱりどうしてもコスト(金銭的なものと時間的なものと)面も差があれば質や量の差もあって、上下に位置付けられてしまっている現状はあるし、仕方ないからねこればかりは。いつか一つの選択肢というか、ジャンルとしてきちんと成立するというか定着したとき、流司くんのような初期から支えてきたメンバーが再評価されるんだろうし。

いつの間にか.5論になってる&外野が語んなってことになっちゃったので終わる。最近の観劇はこんな感じでした〜。今後は、来月の仁左様×玉さんの歌舞伎のチケは確保済みだけど、それ以降は夏の試験終わりまで我慢かな、、、ムーラン行きたかった…試験後に日程があれば行ってた!!!!あーあ。


アナスタシアは何回でも行こうと思います。ウィキッドもー!

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